ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN 総合:☆☆☆☆
漫画が原案。メディアミックス展開され、アニメはアニメでオリジナルと言えるかと。
テレビアニメとしては3期になります。
2020年10月スタート。全12話 30分枠
突如現れ、地上を支配する謎の存在・ネウロイ。ネウロイに対抗できる魔法力を身につけた少女たち。中でもエリートとして集められた第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」の活躍もあり、一時は、和解できそうなところまで漕ぎ着けていたのだが、ネウロイの本体と思われるものの登場により振り出しに戻っていた。人類は反抗の一環として、支配されている都市の一つ、ベルリンを解放するための作戦を開始する。
僕たちの戦いはこれからも続く系で、長い戦役の一作戦に過ぎないのではあるけれど、しっかりと12話でまとまっていると思います。
・演出
王道の展開になりますが、王道には王道の良さがあります。安心してハラハラドキドキしながら観られます。ファンタジーなので、リアル視点からするとご都合主義的なところは散見されるものの、エンターテイメントとして十分楽しめました。
また、テンポがすごく良いです。特に侵攻作戦が開始されてからの緊張感は、今まで以上に迫力のある演出です。ブラッシュアップされた新作と思いました。
・作画
元々可愛いキャラクターたちでしたが、より完成度が上がった感じです。最後まで安定した可愛さです。また、なにより、CGを効果的に活用した戦闘シーンが秀逸です。円盤買っても後悔しない作画です。
・音楽
作画がすごいのですが、でしゃばらず、しっかり底上げする劇伴です。
作画がすごいのですが、でしゃばらず、しっかり底上げする劇伴です。
・演技
十一人編成の航空団。今までの主役の一人・坂本少佐が引退して出番が減ったのは残念でしたが、代わりにメインキャストになった服部少尉役・内田彩さんを筆頭に、みなさん、すっかりそれぞれのキャラクターに馴染んできたようで、安心して作品に集中できます。
明るい感じの航空団なのですが、なぜか、Twitter用のアイコンは、ちょっと憂いを帯びたウィッチが多いですね^^;
背景の説明を必要以上にしなくて良くなってきたせいでしょうか。すんなり楽しめるようになりました。初見で、この世界観を知らない場合は、多少きついかもしれませんが、それでもそこそこ楽しめそうです。1期から観ることをお勧めはしますが。





