2019年8月14日水曜日

ストライクウィッチーズ

ストライクウィッチーズ  総合:☆☆☆

2008年7月スタートのテレビアニメ版(1期)の感想です。
メディアミックス。全12話。

・ストーリー 
パラレルワールドを舞台にしたファンタジーアニメ。1944年、突如現れた謎の生命体ネウロイに、欧州本土はほぼ制圧されてしまった。世界はこれに対抗する一手段として、各国から優秀なウィッチ(魔法使い)を集め連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」として、対応に当たらせていた。扶桑皇国の宮藤芳佳はその素質を見込まれ、STRIKE WITCHESへの参加を求められるのだが、。彼女の戦いの物語。

・演出
10年前のテレビでは女性の乳首を描いても良かったんですかね。今ではほぼあり得ない描写で、潔いです。また、こちらの世界で言うとパンツ丸見え状態(扶桑皇国だけはどうやらスク水)なんですが、ストライクウィッチーズが活躍する世界では、パンツをズボンとか言っていて、恥じらうことでは無いようです。相当オタ萌えしそうな演出で、少し引きます。自分としてはこのアニメのような設定やストーリー展開は大好きなジャンルなんですが、このような演出に重きが置かれているせいか、内容は少々希薄に感じます。刀使ノ巫女もアクションが多いアニメなのに、今時の女子高生らしく、相当スカート丈が短くって気が散るのですが、それでもストーリーに入り込めるのに対し、こちらのエピソードには、余り届いてくるものがなく残念です。開けっぴろげな描写に惑わされているわけではない、と思います。ネウロイについて、なんかとっても興味深い伏線が張られながら、回収されないのが響いているのかもしれません。面白くなるかも?!の予感だけで終わってしまいました。

・作画
テレビアニメとして、動画もキャラも安定してるし割と良いんじゃないでしょうか。

・音楽
使い回しが気になります。楽曲として飛び抜けて、と言う感じでもないし、誰それのテーマ、と言うわけでもなさそうなので、なんとなく手抜きを感じてしまいました。

・演技
割と中堅からベテランの域に達する人たちで演じられていて、今時のメディアミックスでのプロモーションとは違っていたんでしょうかね。

描写は余計な気を使わずに観れて潔いと好感度大なのですが、ストーリー自体を際立たせる演出に難ありのアニメでした。

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