2020年1月13日月曜日

神田川 JET GIRLS

神田川 JET GIRLS  総合:☆☆☆

ゲームとのメディアミックスアニメ。
2019年10月スタート 全12話。30分枠。

・ストーリー
伝統あるジェットレースの大会・神田川杯優勝者であり伝説のジェットレーサーであった波黄蘭。その娘の波黄凛は亡き母に憧れて、ジェットレーサーになるために長崎から上京して区立浅草女子高校に入学した。そこで出会った蒼井ミサと、廃部になっていたジェットレース部を復活させ、母親が昇った神田川杯1位の表彰台に立つことを目標に、出会ったライバルたちとの交流を深めながら、競い合う青春物語。そして、凛とミサとの友情の物語。

設定を架空のスポーツにした場合、そのスポーツにどれだけの魅力があるのかで、アニメ自体の魅力に直結してしまいますね。伝統あるリアルなスポーツが題材であれば、それだけで名作保証ものなのですが、見慣れないスポーツでは、なかなか難しそうです。ジェットレースを見てぱっと思いついたのは、「魔法科高校の劣等生・九校戦」で行われたロアー・アンド・ガンナー(ペア)。「魔法科高校の劣等生」の九校戦で披露されたスポーツ競技の描写は、数少ない成功例ではなかったでしょうか。下敷きにしたように思うのですが、少し残念な結果になりました。

・演出
残念な結果になった理由として、演出がお色気に走りすぎているからです。もし、競技そのものを綿密に設定し、競うことをテーマにしていたら、結果は変わっていたことでしょう。実際、友情物語の描写などは普通に面白い筋書きでした。胸やお尻を強調する、思わせぶりなボカシを入れる、そして、脱衣麻雀のような競技シーン。ニーズに応えてる、ということなんでしょうかね。

・作画
普通より良いくらいで、競技シーンの3DCGは見応えがありました。

・音楽
あまり印象に残らなかったのですが、逆に劇伴としてちゃんとしてたと思います。

・演技
結構、脇を支えているメンバーが凄かったですね。ヒロインの篠原侑さんは良かったと思います。結構多くの端役をこなして、ここまできている方みたいなので、花開いてくれるといいなと思いました。

アニメやゲームのオタクには、胸を揺らしとけば喜ぶ、とでも思ってるんでしょうかね。いや、そうなのかもしれませんが^^;

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