キルラキル 総合:☆☆☆☆
TRIGGERが元請となって制作した初のテレビアニメ。
2013年10月スタート、放送は24話。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」が面白かったため、TRIGGERに興味を持ったところ、キルラキルの名前が出てきたので、アマゾン・プライムで観ました。放送された24話のみ観ています。
・ストーリー
服(生命戦維)と人とをテーマに、よくもまあ、ここまで壮大な物語を作れたものです。父親の仇を探していた纏流子。父親の死の秘密を知る鬼龍院皐月と出会います。鬼龍院皐月は、生命戦維という人の力を増幅させる繊維を使って作られた服を部下に着せ、全国征服を目指していました。二人は激しく敵対します。しかし、鬼龍院皐月は本当の野望を胸に秘めており、そこには服(生命戦維)と人類との隠された秘密があったのです。
・演出・作画
謎を残しながら話が進むものの欲求不満にならない展開。理解を助けるでかいテロップ。シリアスとギャグとのバランスの良い融和。粋なセリフ。リアルよりカッコ良いけど、リアリティを残したキャラ。自然な動き、迫力のあるアクション。円盤買っても作画で後悔はしないのではないでしょうか。
・音楽
シーンを助ける楽曲群です。挿入歌Blumenkranz(鬼龍院羅暁のテーマ)がいいです。
・演技
もちろん、三木眞一郎さんとか、関俊彦さんとかも出演されているのですが、特にえらくご高名、というわけではないものの、キャリアを積んだ声優さんたちが多く、小気味好いテンポやセリフ回し、演技が安定していて楽しく観られます。生徒会四天王・蛇崩乃音の声が飛んでるんですが、演技が良いんで、慣れてきます。
ダーリン・イン・ザ・フランキス 13話のような、ひたすら悲しいお話とはほぼほぼ無縁、痛快爽快冒険活劇アニメです。そのため、自分の好みとして☆を一つ減らしていますが、アニメに湿っぽさを求めない方、少年漫画のノリを求めている方には、とっても良い作品だと思います。
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