連載中の漫画が原作。原作は未読です。
2020年1月スタート 全11話。30分枠。
・ストーリー
スマホを媒介に、タッチひとつで強制的に参加させられてしまうダーウィンズゲーム。そのゲームではマッチバトルに勝つことで莫大な報酬を手に入れられる。負けを認めることでバトルは終了するが、負けられる回数は決められており、その回数を超えてしまうと死んでしまう。そして、このゲームに参加している者たちは、自分に付与されたシギル(超能力)に酔い、基本的に殺し合いによって勝敗を決す。
窮地に陥ったあるプレイヤーが、助けを求めるためにこのゲームに同級生を招待する。招待されたのは須藤要。人を殺し、戦いに勝つことで生き延びる事がまかり通るこの理不尽なゲームに、模倣というレアシギルを武器に、不殺を信条として、ダーウィンズゲームを作った者への反逆を始める。いかれたゲームシステムを終わらせるために。
本来は、脅迫や圧力により犯罪行為を強制される設定のアニメは受け入れられないのですが、主人公の巻き込まれた状況や、ゲームへの関わり方、設定を覆そうとしている彼の目標が、納得できないこともないので、最後まで見続けることができました。ゲームとは言ってますが、基本的にはリアルでの過激なバイオレンス行為なので、積極的に推しはしませんけどね。
・演出
勧善懲悪が際立つように演出されているので、なんだかやむを得ないなと言う気にさせられました。うまいです。
・作画
アクションも綺麗に動くし、キャラも崩れないので、テレビアニメとして普通以上に良いと思います。
・音楽
あまり印象に残らなかったのですが、ゆえに、劇伴として良かったと言えるんじゃないでしょうか。
・演技
須藤要役の小林裕介さんも、見終わった後に、あ、小林裕介さんだったな、と気づくタイプですね。ただ、七色の声を使ってるから気づけない、わけではないです。大きな変化をつけるでもなく、特徴的な言い回しをするでもない。キャラの絵に埋没してしまう自然な演技がすごいなと感じました。
原作の一部が終わっただけですし、須藤要の目的が果たせていないので、to be continue が嫌いな人には、まだ観るのは早いアニメです。欲求不満になると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿