ゴールデンカムイ 総合:☆☆☆☆(暫定)
現在進行形の漫画が原作です。すごく評価の高い漫画で自分も既刊は全て読んでいます。途中、だれた感じがあったのですが、ここへきて初期の頃のような迫力ある展開が戻ってきました。アニメは10月から2期が始まりますので、この作品も、第1期終了のこの段階では、ちゃんとした評価にならないかと考えて(暫定)にしています。今回の12話ではまったくもって、お話が中途半端なのですが、でも、まあ、続けて観てもいいんじゃないでしょうか、というところから☆4です。
・ストーリー
日露戦争で撃たれようが何しようが死ななかった兵士・杉本佐一。不死身の杉本と恐れられる彼は、戦死した幼馴染の妻を助ける大金を手に入れるため北海道で砂金採りをしている最中、アイヌの埋蔵金の噂を耳にします。埋蔵金を隠したのが自分の父親かもしれないと知らされたアイヌの娘と、ふとしたことから出会い、一緒に埋蔵金を追う旅を始めるのですが、そこには、箱館戦争を落ち延び蝦夷共和国樹立を目指すために埋蔵金を狙う土方歳三一派、北海道で軍事独立を実行するためにこれまた埋蔵金奪取を目論む第七師団の鶴見一派の三つ巴の謀略戦とエキセントリックな暴力に、アイヌの文化がところどころ織り込まれて知識欲も満たされる、緻密でダイナミックなストーリー展開が魅力のアニメです。
・演出
アニメであってしかるべき作品ではないでしょうか。
・作画
キャラも安定して動画も迫力があり、良いんじゃないでしょうか。
・音楽
サントラはあまり印象に残らなかったのですが、OPは良かったな。
・演技
中田譲治さんのジジイの演技、大塚芳忠さんにやらせたらピカイチの狂気の演技に圧倒されてしまいますが、負けじと、杉本組の杉本・小林親弘さん、アシリパ・白石晴香さん、白石・伊藤健太郎さんも、シリアスでもギャグでも冴えた演技で、物語を楽しませてくれていました。
まあ、2期、楽しみですね。
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