カウボーイビバップ 総合:☆☆☆☆
サンライズのオリジナルアニメ。
ガンダムもどきなんぞ作らんでも、こういうオリジナルで勝負できる会社なのに。
1998年スタート。全26話。
・ストーリー
カウボーイ=賞金稼ぎ、なわけじゃないと思うんだけど^^ 宇宙開拓時代の賞金稼ぎの物語。コンビで始まり女賞金稼ぎ、凄腕ハッカーなどをメンバーに加え、人情系のお話が続きます。主役の賞金稼ぎが闇組織の出身ということで、そことの因縁が全編を通して影に日向に顔をのぞかせ、最後に決着する展開です。
・演出
渋い演出です。大人向けのアニメと言っていいでしょう。大人がちょっとした暇つぶしに1話観るのに良い感じの構成です。信本敬子さんがシリーズ構成・脚本なのですが、横手美智子さんも脚本に名を連ねていて、どちらかというと横手さんの方がよく気づくかな。
・作画
こういうのを観ると、セル画のアニメーションこそ日本文化としてのアニメ、と言いたくなるのはわかります。アニメならではのデフォルメされたアクション、表情など、アニメーターの力量がしっかり伝わってくるアニメです。
・音楽
まあ、サムライチャンプルーほどシーンから乖離していないかな。ジャズなどの渋目の曲が雰囲気を後押ししています。菅野よう子さん、さすがすね。この人を知るようになったのは、光栄のゲーム「信長の野望」からかな^^
・演技
主役の山寺宏一さんにつきますかね。もちろん、相方の石塚運昇さんや、ヒロインの林原めぐみさんらも、作品を彩るのに不可欠な演技で支えています。
「機動武闘伝Gガンダムファイト」も再放送されているのですが、ちょっと観続けるのが大変。ガンダムを冠にしちゃうと、いい点と悪い点がでてきちゃうと思うんだけどなあ。で、ガンダムファンほど、悪い点が気になります。同じサンライズなのにカウボーイビバップは素直に観ることができるんですがねえ。サンライズさん、わかってくれないかなあ^^
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