超可動ガール1/6 総合:☆☆☆☆
完結しているマンガ原作。原作は未読です。
2019年4月スタート。
TOKYO MXふたばにめ!枠3本立てのうちの1つで
だいたい15分くらいの枠で放送された全12話。
・ストーリー
フィギュアにだけは手を出さなかったSOHOでオタクの房伊田春人。アニメ内アニメ「少女→惑星探査」のヒロイン・ノーナがフィギュアされたことで、とうとう手を出した。しかし、届いたフィギュアには魂があり、稼働するフィギュアだった。
・演出
ショートアニメのおかげかテンポが良いです。枠内で何本かのショートストーリーに分かれていることもあります。また、春人の徹底したノーナへの肯定的な愛情がベースになっているので、ネガティブな気持ちになることがありません。たとえフィギュアであっても、心を持っている以上、フィギュア・ノーナを傷つけないように至れり尽くせりの心配りをする春人の振る舞いと、導入部の、ノーナのノーナ自身の存在認識と、春人のノーナに対する認識に、ちょっとしたすれ違いを演出しているのも良かったのでしょう。ありえない設定ですし、オタクにすり寄り過ぎたアニメは敬遠する傾向にある自分ですが、SF小説で、のちに映画化もされた「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」と同列、は言い過ぎとしても、それに近い人とロボットの関係に似た感覚があり、これはすんなり入っていけましたし、見ていて普通に楽しめました。脚本が普通だったのも良かったです。
・作画
安定して観られるのなら、このくらいの作画でいいんじゃないかと思えます。ちょっと躊躇しますが、総合的に円盤買ってもあまり悔いのない作画です。
・演技
春人・羽多野渉さん、ノーナ・木下鈴奈さんはキャラに合っていて良かったですね。春人を、いわゆるオタクっぽくないオタクで落ち着かせてましたし、ノーナはとことん可愛かったです。
・音楽
OP/EDも良く、サントラもやたら良いです。まあ、A応Pさん、ライブ見ましたが、予想通り、残念ながらCDで聞く方が良いですね
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