2018年5月21日月曜日

文豪ストレイドッグス vs キリングバイツ

文豪ストレイドッグス  総合:☆☆☆
キリングバイツ     総合:☆☆☆

まあ、テイストが違いすぎるのは確かですが、異能力バトルアクションという事で。「文豪ストレイドッグス(以下、文スト)」の中島敦の異能力は「キリングバイツ(以下、キリング)」に出場可能かと。
原作は漫画で、両方ともに未完。キリングバイツだけ、1巻のみ既読です。

・ストーリー
両方とも荒唐無稽で好む人を選びそうなので☆は少し辛めです。
いくつかの敵対勢力が入り乱れて、異能力バトルを繰り返すのは双方同じ。俺強え要素もあり、なんとなく全部観終えてしまいました。
「文スト」は基本的にクールなところが売りでしょうか。実在作家とその作品をモチーフにした異能力バトルで、おうおう、そいつ知ってるよ的なクイズに正解したような達成感と、ほうほう、その作品をそのような能力とするのかという、これまた作品知識ある俺ご満足を味わえます。何より、泉鏡花を可愛い女の子にしたのがグッドですw
「キリング」は、まあ、エロが売りですね。獣人のバトルもの。ただ、ラーテルとか、よく知らない動物の知識がなんとなく増えるのと、よく知ってる動物でもよく知らない生態を知ることができるのが、良いところでしょうか。エンディング後のショートストーリー「導けおしえちゃん」がかなり面白い。「ただし、おしえちゃんは獣人でもなんでもない!」

・作画
良いんじゃないでしょうか。とにかく「文スト」はカッコ良いし、「キリング」はエロい。バトルシーンも迫力があります。お話が面白いと思ったのなら、作画が円盤購入を決める上で足を引っ張ることはないのではないでしょうか。

・音楽
全体的に良いのですが、特に「キリング」のエンディング「けだものだもの」は耳に残りますねー。

・演技
「文スト」上村さんは、やっぱりどうなんだろうと、ここでも思うことがままあります。宮野真守さんはさすがですね。若いのに経験豊富な諸星すみれさんが可愛くて良いです。
「キリング」ではやっぱり瞳役の雨宮天さん!もう若手とは言えないくらいに、たくさんの人気アニメの重要なキャラで、七色の声と確かな演技力を披露されていて、この作品でも凶暴な戦闘マシーンから一転して可愛い女の子を表現しなければならない、幅広い役どころを演じきってます。共演の内田真礼さん、上坂すみれさんも良い感じです。なかなか色っぽいシーンが多いのですが、みなさん、プロですねえ。ララァ・スンの娘、潘めぐみさんの汚れ役も良かったです。

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