2020年1月23日木曜日

ライフル・イズ・ビューティフル

ライフル・イズ・ビューティフル  総合:☆☆☆

連載中の4コマ漫画が原作。原作は未読です。
2019年10月スタート 全12話。30分枠。

・ストーリー
子供の頃から始めたビームライフル競技。高校生になった小島ひかるは本番に強く、中学生の大会で優勝もしている。高等学校では競技射撃は一般的でないため、登校圏内で珍しく射撃部のあった千鳥高校に、努力して合格するものの、入学後、廃部になっていることを知らされる。設備は残っていたので、同じ高校に進学した同じ趣味を持つ幼馴染の渋沢泉水と共に、射撃部を復活するため部員集めに奔走するのだが、やたら強豪の経験者2名が身近におり、早々に彼女らと合わせて4人で射撃部を立ち上げることに成功する。彼女らの部活と友情の高校生活が始まる。

・演出
なにせ、ビームライフル自体が地味な競技ですからね。競技そのものをドラマティックに見せることはせず、スタート前やスタート時のちょっとした出来事や、試合中の気持ちの揺れ、そして、間髪容れない競技結果と沸き起こる感情にフォーカスを当て、メンタルのスポーツであることを表現しています。練習をしながら、競技そのものをレクチャーするような演出を加えてくれていますが、それでも12話完結は、ちょうど良い長さではなかったでしょうか。

・作画
テレビアニメとしては普通です。キャラは安定していましたし、安心して観ることができました。アクションはそれほどないので、アニメーションも終始安定していたように感じました。

・音楽
OP/EDも結構良かったですし、劇伴もさりげなく引いた位置からシーンをサポートしていました。

・演技
全体的にまとまって良かったと思います。

いろいろと綺麗にまとめられたアニメだったなと思います。自分はかつての仕事上、実弾射撃経験者なので、何かと面白がって観ることができましたが、こういうやつか、キャラ萌えするアニメの人には受け入れられるものの、そうでない場合、少し退屈するかもしれません。

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