ちょっと無理っすね。
連載中のラノベ原作。原作は未読です。
2019年7月スタート。全12話。30分アニメ。
・ストーリー
高校生・桐生慧輝はある日、部室の引き出しに、自分宛だが差出人不明のラブレターを見つけた。女性物の下着と一緒に。桐生の差出人探しの物語。
差出人と思しき人たちがみなさん変態という設定。サドだったりマゾだったりてな感じ。一応ミステリー仕立てなんですが、謎が謎なだけに、はたから見てると、どうでもいいかな、という気になってしまいます。
・演出
主人公に感情移入できる何かがあれば良かったのですが、特に際立った個性もなく、かと言って、彼を取り巻く女性たちの変態度に突き抜けた感じがないのが残念でした。声優さんがたが実力ある方達なので、連載中のラノベということもあり、アニメならではの演出をしてくれると良かったなあ、と思います。
犯人は何気に良かったのですが、結局これもまた、判で押したような設定でしたし、連載中ということもあり、アニメ独自にまとめるかと思いきや、まとめきらない終わり方も、どうでもいいかな、という気持ちに拍車がかかってしまいました。
・作画
テレビアニメとして、ふつうでした。
・音楽
あまり印象に残らなかったです。
・演技
せっかく力のある声優さんたちを揃えられたのに、ちょっと残念な結果になりました。
とにかく、興味が沸きようのない謎と謎解きをモチーフにしてしまうと、キャラの設定で挽回しようとしても、なかなか難しいものなんだな、と、勉強になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿