ゲーム原作。
2018年4月スタート。全23話。
・ストーリー
前作の続き。α世界線に迷い込んでいた岡部倫太郎。理想の未来を目指していた彼だったが、気の遠くなるトライ・アンド・エラーを繰り返した末、全てを救うことを諦め、虚無感とともに元のβ世界線に戻ることを選択した。しかし、β世界線の行く末は、大部分の人類を死に追いやる第三次世界大戦だった。岡部倫太郎は再度立ち上がり、理想の世界線シュタインズゲートに到達することができるのだろうか?
・演出
まあ、なんか、「ゼロ」では前に進まないんですよ。岡部倫太郎の決心にブレがないから。その決心の理由はよくわかるし、力を持つのに行使をしないじれったい演出とは違うので、悪い印象はないんです。この決心、最後まで貫いてもいいくらいの決心だったと思うんですが、お話を成り立たせるのに、きっとどこかで変わるだろうことは、容易に想像できたので、結局、誰がどうやって変えるのかを待つような形になり、どうしてもダレてる印象になってしまいました。反面、そのおかげか、張り巡らされた伏線を最後に回収する急展開は、とても見応えがありました。鳳凰院凶真の復活含めて^^
あと、前作のDメールもなかなか分かりづらかったものの、SFの設定としてはありだなと思えました。でも、今作のDラインは唐突感が否めず、辻褄合わせが強引だったんじゃないかなあ。このあたりによって、感想が「普通」に落ち着くことになりました。
色々な時代の人が同じ時間に存在する状況がなかなか複雑で、これらも含めて本当に時間軸の辻褄合ってるのか、流して観ているだけの自分には、実は良くわかってなかったりするんだけれど^^;
さて、どっちがライバルヒロインかは人それぞれかもしれないけど^^ 「ゼロ」でのライバルヒロインの登場のさせ方、退場のさせ方は良かったです。結局、彼女だけ、救われていない状況は、前作から続いているんですよねえ^^;
・作画
前作より俄然良くなっています。円盤買うにはちょっと微妙な気もしますが、テレビアニメとして上出来ではないでしょうか。
・音楽
最後に前作のオープニングを持ってくるところは良かったですね。基本的に舞台装置に徹していて良かったように思います。
・演技
田村ゆかりさんと相性が悪いんですよねえ^^; まあ、やっぱり花澤香菜さんでしょうか。宮野真守さんって、現代における往年の神谷明さんの立ち位置にいるなあ、と思います。ゾンビランドサガなんて、宮野さんのおかげで面白さ倍増です。
「世界を騙せ」。いいフレーズだけど、まず、自分が騙されている気がするアニメでした。
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