2020年8月4日火曜日

Wake Up, Girls!

Wake Up, Girls!  総合:☆☆☆☆


映画:Wake Up, Girls! 七人のアイドル 56分
1期:2014年4月スタート 全12話。30分枠。
オリジナルアニメ。基本的に映画と1期がセットとなって、一本のアニメと考えたほうが良いです。

・ストーリー
仙台に事務所を構える小さな芸能プロダクション会社「グリーン・リーブス」。女社長・丹下とマネージャーのような社員・松田が一人いるだけの会社である。所属しているタレントに逃げられるところから物語は始まる。
丹下はご当地アイドルグループを立ち上げ、事務所立て直しを計画する。松田はスカウトのため街を歩き回るが、そこで一人の女の子に出会う。彼女は、今を時めく東京のアイドルグループ「I-1club」の初期メンバーであり、最初のセンターを努めていたが、今は辞めて、仙台で暮らしている。松田は彼女の輝きに気づき、アイドルグループに勧誘するのだが。
そんな彼女を含めた7人の少女たちが、それぞれの事情を抱えながらチームとなり、誰かに幸せを与えるアイドルを目指していく物語。

・演出
某アキバのアイドルグループを彷彿とさせるようなスターアイドルや、そこの方針を否定して進めていく演出は、判官贔屓の日本人には受けます。ただ、スターアイドルのゼネラルマネージャの思いはファン心理を代弁していると言っても良く、その間にあるアイドルの微妙な立ち位置を緩やかに描き切ってくれたので、最後まで興味深く見ることができました。
最後のステージで、お約束のイベントが発生した時には、ブルータス、お前もか、という気持ちになったのですが、そこもうまくクリアし、かつ、「多くの人に幸せを与えられる人」「周りの人に幸せを与えられる人」「自分を幸せにできる人」を提示しつつ、自分が幸せでなければ他人を幸せにはできないという、ストレートに示しすぎると赤面しそうなテーマも、綺麗にまとめてくれました。

・作画
テレビアニメとして十分以上かと。ステージシーンも今時の3DCGしすぎている感じではない自然なパフォーマンスが観れてすごく良いです。キャラデザも好きなタイプです。

・音楽
音楽あっての感動ストーリーです。

・演技
一般人からのオーディションで選ばれた7人だそうですが、うまいです。実際、今でも活動を続けてる人たちばかりなので、当時の審査は優秀だったと感じます(アニメーションの演技を優先し、声に負けるのを嫌って、素人素人言いながらアンノまで引っ張り出す、なんだかんだ言いつつ実際はプロモーションありきのどこかの制作会社と違って)。
ただ、どうしても、途中でゲストのように現れた花澤香菜さん・戸松遥さんコンビの声を聞いた瞬間びっくりし、エンドロールを見て感動してしまったのですが^^;;;;;;;;

自分はdアニメストアで視聴したのですが、リアルタイムで録画していたら間違いなくBDに焼いていました。

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