2020年12月15日火曜日

がっこうぐらし!

がっこうぐらし!  総合:☆☆☆☆

漫画原作。原作は未読です。
2015年7月スタート。全12話 30分枠

・ストーリー
巡ヶ丘学院高等学校の学園生活部に所属する「ゆき」は、同じ部活の「くるみ」「ゆうり」「みき」そして、犬の太郎丸と学校内で生活をしている。今朝も学校から元気に教室へ移動し、友達と仲良く話をし、授業を受けている。彼女らの担任である「めぐねえ」の補講を受ける「ゆき」であるが、夕日に照らされるその教室には、彼女によって隠される秘密がある。
彼女が徐々に秘密と対峙し、そして、卒業していく物語。

原作はもっと続くわけですが、アニメは原作をうまくアレンジして、途中までで終わらせていますが、うまくまとめていると思います。なぜなら、この設定で、彼女たちが、秘密を完全解決するヒーローになるような展開にはならないでしょうから。

・演出
可愛い日常系の絵柄によって、非日常を表現することで、非日常に深みを与えているように感じました。また、太郎丸の存在が物語を帰結させるのに、とても重要な役回りになっているので、このアニメならではの演出は、自分的には良かったです。

・作画
テレビアニメとしてすごくいいんじゃないでしょうか。ヒロインたちを普通の作画で、群衆を3Gで、てのが、このアニメには良い感じです。

・音楽
しっかりした劇伴でした。

・演技
ゆき・水瀬いのりさん、


くるみ・小澤亜李さん、


ゆうり・M・A・Oさん、


みき・高橋李依さん、


めぐねえ・茅野愛衣さん。


普段のセリフを、国語の時間の朗読とは異なり、普通に絵柄に溶け込ませて聴かせるのってやっぱりすごい、と思うのです。プラス、感情が高ぶった時の表現まで含めると、素人には無理、と感じるのですよね、自分には。すごい技術です。
極め付けは太郎丸の加藤英美里さんです。


どうしてこの人が犬の役なんだろうと思ってたのですが、いやいや、声優さんがやるのには意味があるんだなあと再確認しました。犬だから、むしろ不自然に感じる人もいるでしょうね。でも、言葉を使えない役柄(ゾンビランドサガの山田たえ役・三石琴乃さんなどなどもそうですね)で演技をさせなければならない時、力のある声優さんは必要じゃないかな、と思えます。

日常系と思って、ずっと後回しにしていましたが、1話観てびっくり。一気に見終えました。

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