2018年7月9日月曜日

ひそねとまそたん

ひそねとまそたん 総合:☆☆☆☆

オリジナルアニメ。12話完結です。
SFというよりリアルなファンタジーですね。

・ストーリー
話すと空気を読めない発言をついついしてしまうことを自覚し、ひとり遠慮がちに過ごしていた女性自衛官が、古来より国家がその当時の飛翔物体に擬態させ機密として扱って来た霊獣と出会い、彼女が孤独の存在であることで霊獣に受け入れられ、一体となって大空をかける相棒になり、国家の神事を果たす物語。

・演出
アニメでの表現があっているのではないでしょうか。
ヒロインの空気を読まない毒舌が何気に楽しいです。
起承転結がはっきりしていて、登場人物も尖っていて魅力的、エピソードも自然で、設定は超自然的なのに、なぜか納得して観続けられます。ストーリはドラマティックなのですが、作画や演技の力を借りて、なんだか最後までふわふわ温かい印象のアニメでした。

・作画
独特で温かい色調だなあと思ったら、背景に水彩画を多用し、動画をそれに合わせて調整しているアニメーションだそうです。自分はいいな、と思いました。

・音楽
普通にいいんじゃないでしょうか。オープニングは後半の巫女さん参加バージョンが好きかな。

・演技
豪華な顔ぶれですが、特に印象的だったのは、黒沢ともよさんのまた違った演技が聞けたことと、釘宮理恵さんの熱いクールっぷり、エドがヤクルトおばさんになっている、中田譲治さんはやっぱり耳に残るなあ、てとこでしょうか。

めちゃくちゃ感動するってわけではないのですが、なんとなくしっくりくるアニメでした。

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