2019年7月スタート 全12話。30分枠。
・ストーリー
死霊術を応用し、現存する超能力者の更に上を行くレベルの超能力者を生み出そうと研究を重ねる菱形幹比古。病にかかっていた彼女の妹・蛭魅は、自身の余命を知り、その実現に自分を使ってもらうために自殺。幹比古は妹を生きながらえさせるため、止むを得ず、死霊術師・エステルとともに、彼女を被験体として、実験を継続する。死霊術の名門に生まれ、正当な後継者であるエステルは、招かれて幹比古の実験に協力していたが、詳細を知るにつれ、死霊術を使用することに懐疑的になり、また、友達でもあった蛭魅の蘇生に死霊術では失敗(死霊術は生き返らせているわけでは無い)していた事も重なって、研究所から脱走、学園都市第一位のレベル5超能力者・一方通行(アクセラレータ)に助けられ、一族の夢でもあった死霊術の完成へ終止符を打つため、幹比古の実験を止めようとする。
アニメでは原作での死霊術師編部分をなぞっています。
お話もメインに据えたアクセラレータというキャラもとても良かったのですが、いかんせん、アクセラレーターの強烈な個性に引きずられ過ぎて、すげえアクセラレーター登場のための舞台設定に時間をかけすぎ、かつ、登場の演出がもったいつけ過ぎなので、ちょっとげんなりします。その上、アクセラレーターの超能力に対する説明がないので、このアニメだけ見ている人には、何が凄くて何に手こずっているのかわかりません。さらに、アクセラレーターは情け容赦ない雰囲気を漂わせながら、結構、情に流されるので、最後にケリをつけようとしないアクセラレータに最強を感じられず、欲求不満がたまります。
自分のことを悪党中の悪党と言い切るなら、それなりの悪党ぶりを終始一貫して押し通してほしいのです。
・作画
そんなに良いってわけではないのですが、戦闘は迫力があります。
・音楽
劇伴として良かったです。
・演技
ミサカの言葉遣いがまったりしちゃうんですが、流石にみなさん安定感抜群です。
せっかく、アクセラレーターが主役なのだから、もうちょっと尖って欲しかったなあ。
次は御坂美琴の出番のようです。
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