世話やきキツネの仙孤さん 総合:☆☆☆
連載中の漫画が原作。原作は未読です。
2019年4月スタート。全12話。
ファンタジーですが日常系癒しアニメです。
・ストーリー
会社勤めに疲れ切った男性会社員・中野。心身共にボロボロになって帰宅したら、なぜかそこには料理している少女がいた。彼女は狐の神使・仙狐。中野の祖先とゆかりがあり、闇に飲まれそうになっていた中野の姿を見るに堪えず、中野を癒すために天界から下界に降りてきたのだった。中野の心が解きほぐされていく様子が描かれる。
・演出
できるやつに仕事が集中するのか、お人好しに仕事が集中するのか、まあ、心の持ちようなわけですが、このアニメでは、お人好しが押しの強い仲間のために身を削っている姿で演出されるので、ついつい「断っちまえ」と言いたくなります。ただ、そうしない中野だから、仙狐さんが来てくれたんだろうなと、とりあえず納得できる観せ方だったと思います。最初は萌えアニメだと思って引き気味だったのですが、背景や仙狐さんのキャラを知るにつれ、まったりと観ることの出来る演出は良かったと思います。
・作画
特に激しい動きがあるわけでもなく、テレビアニメとして必要にして十分じゃないでしょうか。キャラが安定していたので安心して観れました。
・音楽
OP・EDとも暖かい感じの曲調が良いです。劇伴も綺麗ですね。
・演技
疲れたサラリーマンに諏訪部順一さんは合いすぎていましたね^^
仙狐さんに若手だけど主役級をこなす和氣あず未さんが800歳の幼女をうまく演じてました。内田真礼さん、喜多村英梨さん、佐倉綾音さんとサブヒロインたちもバッチリの布陣で、作画をフォローしている演技力が光っています。
アフレコの様子を漫画でレポートしているリンクが割と面白いです^^
ストレスフルな世の中で、自分にまとわりつく闇も、少しだけ晴らしてくれるようなアニメでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿