ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 総合:☆☆☆☆
連載中のマンガ原作。原作は未読です。
ジョジョの奇妙な冒険のうちパート5に該当します。
2018年10月スタート。全39話。
パート5なのに、全く違和感なく入り込める世界観は素晴らしいです。
導入部はともかく、これだけ観ても全然後悔しないはずです。
・ストーリー
イタリア・ネアポリスで迫害に遭いながら少年時代を過ごしたジョルノ・ジョヴァーナ。ギャングに助けられたことにより、自分もギャングスターを目指すようになる。そして、15歳の時、街のギャングとトラブルになり、そこで対決したブローノ・ブチャラティに、幼い頃に助けてもらったギャングと同じ男気を感じた。そして、ブチャラティも、ジョルノの子供に麻薬を売るような退廃した社会を変えたいという野心に気づき、同じ志を持つ同志として、悪を倒すためには、まずはその悪の懐に飛び込むことで悪の内側から世界を変えることを薦め、自分のチームで行動を共にさせる。
様々な試練を経たのち、ブチャラティはギャングの幹部にのし上がる。幹部として最初のブチャラティチームの仕事は、街のギャングのボスの娘を護衛することだったが、ボスの真の目的に気づいたブチャラティは、ついに本来の自分たちの目的を果たすためへの第一歩を踏み出すことにしたのだった。
・演出
スタンド使い(擬人化された超能力を持つもの)同士の一進一退の戦闘が見ものであり圧巻。先を読ませない展開、独特な台詞回し、印象的な絵、特徴的な異能力。斬新な世界観を見事にアニメ化している、と思います。この39話、全編通して手に汗握る展開を演出しきっているのはすごいの一言です。
・作画
すごいアニメーションというわけではないのですが、テレビアニメとして物語を楽しませてくれる必要十分な作画です。このクオリティで長丁場を乗り切ったのは、とてもバランスが良く優れているな、と感じました。
・演技
特にこの独特な台詞回しがアニメ化されただけでもすごいことです。割と似たような文節の区切り方や、語尾の上げ方とかに、キャラ全体に共通したジョジョ特有の個性を持っているので、うっかり日常で、このセリフ回しを真似してしまいそうになります^^;
・音楽
劇伴は良かったです。OP/EDもいいんですが、本編が面白いので、早く先を観たくて、飛ばしてしまうことの方がほとんどでした、すみません^^
この作品、人気があるのは納得です。観終わった後、七人の侍とか荒野の七人のような余韻があるのも良かったです。金字塔として残るアニメの一つですね。☆5にしなかったのは素晴らしく濃いアニメなので、どうしても一回見るだけでいいかな、という気持ちになってしまうからで、、、、うううーんw 言い訳になっていないw もう気持ちの中では☆5と置き換えて理解してください^^;
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