2020年2月12日水曜日

私、能力は平均値でって言ったよね!

私、能力は平均値でって言ったよね!  総合:☆☆☆☆



連載中のラノベ原作。原作は未読です。
2019年10月スタート 全12話。30分枠。

・ストーリー
少女を助け、引き換えに死んでしまった栗原海里。アデル・フォン・アスカムとして異世界に転生した。転生先は魔法世界であり、創造主に「今度生まれ変われたら、普通の幸せが欲しい、普通の女の子として生きたい」と願ったことから、新しい世界の平均値を割り当てられた。その結果、最強の生物と最弱の生物の平均が割り当てられることとなり、その平均は偏差的にはかなり最強に近い位置に存在してしまうことになった。
人の能力を遥かに超えてしまった女の子の苦悩と冒険の物語。

「そういうのいいから」がテーマのようです。ありがちな展開を逆手にとってギャグ化しているのがこのアニメの持ち味です。特に、悲しい過去を、「そういうのいいから」と、ある意味、非情に過ぎる反応を周りがするシナリオには、驚嘆しつつ、共感しました。

・演出
普通じゃないよねその反応の演出(間やセリフ)が上手いなと思いました。
また、割と年代の古い人向けのパロディが所々に差し込まれているのが楽しかったです。
例えば、マイル(アデル・フォン・アスカムの変名)の収納能力はドラえもんの四次元ポケットだし、それをそこはかとなくディスってる場面もあったり、とか、1話に1箇所は何かしら挟んできます。

・作画
2019年のテレビアニメとしては普通の部類と思います。キャラは安定して可愛いです。

・音楽
OPは割とお気に入り。アニメーションと組み合わさで楽しいです。
EDもAメロ、Bメロからのサビでエンディングとして良い感じで盛り上がります。

・演技
和氣あず未さんをヒロインに、徳井青空さん、内村史子さん、田澤茉純さんと、中堅どころで固められていて安心して物語に集中できました。

☆は3でも良いかもですが、自分は多分(現時点でHDDに待機中)、BDに焼くと思うので。とにかく、普通に楽しめると思います。

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