2014年1月スタートのテレビアニメの感想です。
連載中の漫画が原作。原作は3巻まで既読です。全12話。
アニメならではのオリジナルな展開のようです。
・ストーリー
神、妖、人が織りなすファンタジーアニメ。
どんな仕事でも五円で請け負う便利屋神様・夜卜。猫探しの途中、横断歩道で車に轢かれそうになっている(ように見えた)ところを女子高校生・壱岐ひよりに助けられるが、代わりに壱岐ひよりが跳ねられてしまう。一命は取り留めたが、簡単に幽体離脱をする体質になってしまった壱岐ひより。彼女に元の体質に戻すよう夜卜は仕事を依頼されるが、方法がわからない。半妖となってしまった壱岐ひよりと神様・夜卜との不思議な縁の物語。
・演出
特に夜卜の因縁についてのエピソードが中心となっています。原作でも、因縁の毘沙門とのやりとりが前半は主体となっていましたが、アニメではプラスして禍ツ神を登場させ、その因縁を決着させることで、12話で一本の作品として完結させています。この演出はなかなか良かったなと思いました。また、それらのエピソードの中に、夜卜が扱う神器(死霊を神が武器として使役する)・雪音と夜卜、ひよりの三人の関係を浮き立たせる展開も、原作のイメージを壊すことなく、うまく扱っているなあと感じました。
・作画
テレビアニメとしてアクションも迫力があり、良かったです。
・音楽
サントラとして普通に良かったです。自分は基本的にメロディックでない曲は苦手で、かつ、現時点で日本のロックにあまり共感できない特性を持っていますので、エンディングはまあまあでしたが、OP/EDは基本的に飛ばして観ていました。
・演技
神谷浩史さん、内田真礼さん、梶裕貴さんとメインキャストが揃っていた上に、ライバルに櫻井孝宏さん、沢城みゆきさんとなかなか豪華な布陣で見応えがありました。そんな中でも、中立のような形で入ってくる貧乏神役・豊崎愛生さんは、相変わらずゆるふわな雰囲気だったのですが、一変してドスを効かせた場面があって、そこの演技が特に気に入っています。
漫画10巻にはOADが付いていたんですねー
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