2019年1月15日火曜日

スペースバグ

スペースバグ 総合:☆☆☆

フルCGオリジナルアニメ。2018年7月スタート。全26回・全52話。

・ストーリー
宇宙移民のため、宇宙に進出していた人類。宇宙で人が暮らせる環境を作るため、過酷な環境に耐えられる虫をはじめ、様々な動植物が、実験材料として宇宙に送り出されていた。乾燥し仮死状態になってもネムリユスリカは水をかけられると蘇生する。ふとしたことから水をかけられたネムリユスリカのミッジが目覚めたところは、人類が宇宙開発のために開発した宇宙実験ステーションの中だった。そこには、ステーション生まれのコオロギのハカセとクモのマルボがいた。ミッジは緑と様々な生き物にあふれていた地球に帰るため、ハカセ、マルボを仲間にし、地球を目指す旅に出る。しかし、過酷な環境、天敵のカエルの襲撃、虫を無条件に殺戮するマシン・バクバスターの存在など、困難の連続。ミッジは旅の途中で出会ったミツバチやクマムシを仲間にしながら、山あり谷ありの冒険を乗り越え、地球にたどり着くことはできるのか。

・演出
お子様に安心して見せられるアニメ、演出です。

・作画
PIXERの劇場用アニメを見る様なクオリティで、テレビアニメを制作したW.BABA/P.I.C.Sすごい。表情も豊か、動きもスムーズ、立体感ある描画、安定したキャラ。現時点では、人をフルCGで見せるのはまだまだ大変だけど、宝石の国や、スペースバグの様なファンタジーな生き物を動かすにはとても有効だと感じました。

・音楽
まあまあです。2期のエンディング曲がお気に入りです。

・演技
感情移入できるキャラをみなさん上手に演じられています。悪役のカエルでさえ、最後には愛着のある存在に変える演技演出に好感が持てます。とても良かったです。

長丁場でしたが、気楽に楽しめるアニメでした。

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