ラノベ原作。2013年7月スタート。
セカンドシーズンと呼ばれるお話としては全28話。総集編除く。
セカンドシーズンまとめての感想ではなく、各物語の感想を書いていこうと思います。
その中での最初のエピソード。
つばさタイガー 5話。
・ストーリー
気持ち悪いほどの善性・羽川翼。彼女が無垢で真っ白な心を維持できていたのは、彼女が作り出していた妹たちのおかげだった。彼女は自分を守るため、妹たちを犠牲にするのか、妹たちを守るため、自分を犠牲にするのか、彼女が本当の彼女になるための選択の物語。
・演出
本来、余り言葉で語るアニメは好きではないのですが、この物語シリーズは別で、むしろこの紡ぎ出される言葉が物語ワールドを構成するためには必要不可欠な要素です。
ただし、例えば、
「羽川の家には6つ部屋があるが羽川の部屋はどこにもなかった。」
そう、廊下で寝てるんです。それをロボット掃除機で表現する。このさらっとした冒頭の描写で羽川の置かれた境遇を一瞬で理解させる演出が秀逸。
このような、もの言わぬ描写と、洒脱な言葉による描写とで、物語シリーズにしかなし得ない独特の世界観を構築しているところに、とても惹かれます。
・作画
画を観るためだけに円盤買っても良いレベルなのは相変わらず。
・音楽
堀江由衣さんのオープニング曲がいいし歌もうまい。サントラもいいです。
堀江由衣さんの一人二役はさすがだし、神谷浩史さんの暦も、もう、他の人の声では聞けませんよね。
そもそも、オープニングでキャストの名前を出すのは珍しいのでは?それほど、このアニメでは、キャストも制作の主要な一人だと主張しているようですし、それに見合う物語シリーズの独特の語り口の中、それぞれのキャラクターの個性を際立たせる声優さんがたの演技力が、物語シリーズの見どころの一つでもあります。
偽物語の時はなんか違和感があったのですが(それでも面白かったけど)、セカンドシーズンで、また西尾維新の本領発揮、ですね。
そもそも、オープニングでキャストの名前を出すのは珍しいのでは?それほど、このアニメでは、キャストも制作の主要な一人だと主張しているようですし、それに見合う物語シリーズの独特の語り口の中、それぞれのキャラクターの個性を際立たせる声優さんがたの演技力が、物語シリーズの見どころの一つでもあります。
偽物語の時はなんか違和感があったのですが(それでも面白かったけど)、セカンドシーズンで、また西尾維新の本領発揮、ですね。
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