機動戦士ガンダム 総合:☆☆☆☆☆
もうちょっとで現在放映中アニメが終わってくるので、それまでなんとか場つなぎをw
言わずと知れた、ロボットアニメの革命、金字塔。それまでのプロレス型のヒーロー物の概念までもをぶち壊した画期的なテレビ用アニメです。
・ストーリー
なにが、って、やっぱり、SF界の巨匠アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク、ハインライン、らを連想するほどのリアリティあるSF設定。戦争なんだから、仲間が死ぬのが当たり前の世界観(なにせ、ガールフレンドがミナシゴになるところから始まるんだぜ)。内向的な少年が、思春期を経て、大人、いや、最高最強の存在へと成長していく物語。個性あふれる強大な敵(なにせ、敵の大将をタイトルにしたゲームが大ヒットなんだぜ)。萌え要素満載のタイプの違うヒロインたち(なにせ、ヌードだってあるんだぜ。やたら画期的だなw)。長編アニメなので、気安く通して観ることができないことだけが難点ですかね。え?映画3部作があるって?うーん。否定的です。ここまで書いてきたように、ガンダムの魅力は、戦争とその戦争に巻き込まれた普通の少年少女の成長物語、そしてその舞台となるリアリティある近未来のSF世界観にこそあると思っています。ところが、映画では、「人の革新」、ニュータイプの存在がクローズアップされすぎているのです。短い尺で、テーマを絞り、物語をまとめた制作陣のセンスはすごいと思うのですが、それでもテレビアニメ版のテーマの方に自分は惹かれます。映画版は違う作品だとさえ感じています。有名な勘が閃くピロリンという効果音も映画版からじゃなかったかな。
・演出・作画
語りだすとキリがなくなるこの作品。強いてあげれば「板野サーカス」につきましょう。現実を超える現実を見せてくれるこの演出、作画があったればこそのガンダムでしょう。
・音楽
特にシャアの登場、戦闘における緊迫感溢れる音楽が秀逸ですね。ジョーズのテーマ並みに印象的な楽曲ではないでしょうか。
・演技
伝説の声優さん方がずらずらと並んでいます。キャラ的にはセイラさん推し、なんですけど、やっぱり、フラウ・ボウの鵜飼るみ子さんの声が好きですね。ハヤト・コバヤシに、あの葡萄は酸っぱい、と言った時の演技が切なかったですね。
ガンダムをこんなに短くまとめちゃうなんて。。
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