アニマエール! 総合:☆☆☆☆
連載中の4コマ漫画原作。2018年10月スタート。全12話。
チアリーディングをテーマとしたコメディタッチのアニメです。連載中だけど、うまくまとめた全12話でしたし、このアニメもクスッと笑えます。それにスポ根もの定番の感動シーンも織り込まれているし、女の子が困難を乗り越えようとする要素もあり、欠点が見当たりません。もう☆5でも良いくらいです。
・ストーリー
他人を応援するための他人の力になるためのスポーツがあるなんて!
昔っから自分より他人のことばっかだった鳩谷こはね。卒業を控えた中学3年生の下校中、河川敷で出会ったチアの演技に感動しました。「こはね」は高校ではチア部に入ろうと決心します。しかし、入学した高校にはチア部がありませんでした。それでもチアは「こはね」を見捨てません。「こはね」は、入学生代表で壇上に登った有馬ひづめが、自分に感動をくれた河川敷で踊っていた中の一人であることに気づきます。そして、チア部を作って彼女と一緒にチアを始めることを決意します。このアニメではチア初心者の彼女がチアリーディングを楽しんでいく様子が描かれます。
・演出
ひづめのスイッチが入った時の表情の変化が素敵です。チアの振り付けも日本の一流の人たちが振り付けているそうで、特にアクロバティックな振り付けがなくても、しっかり見応えのある演技が楽しめます。当初は同時に放映されていた「うちのメイドがウザすぎる」の緩急織り交ぜテンポの良い切れ味鋭いボケツッコミと比較して、少々物足りなさを感じていたのですが、何回も見返してみると、能天気善人の鳩谷こはね、ど真面目な有馬ひづめ、母親属性で面倒見の良い猿渡宇希、優しいネガティブ舘島虎徹、同級生なのにツンデレ妹属性の牛久花和たち5人の多様性のある掛け合いも、なかなか味があって良いものです。
・作画
チアのアクションも最近主流のCGじゃないけど、しっかりしてますし、キャラも安定していて良い感じです。テレビアニメとして上等なのですけど、円盤買うとなると、もうちょっとだけ描き込まれているとさらに良かったかなあ。特典もいっぱいだから、文句を言う筋合いはないんだけど、少なくとも「メルクストーリア」くらい値段が抑えられていればなあ。
・音楽
OP/ED、挿入歌もいいし、サントラもいい。チアの団体がしっかりサポートしてくれているみたいで好感度大です。
・演技
そこまでのビッグネームはいないのですが、しっかりキャスティングされているみたいで、特に主要5人はとっても良いです。ウザメイド、アシリパさんの白石晴香さんも出てます。ツッコミもボケも通常のキャラの演技もさすがです。松田利冴さん、松田颯水さんも、双子役で出てます。
☆5条件の円盤は相当悩みますが、原作は買って読んでみようか、てなりますね。
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