2018年5月24日木曜日

いぬやしき

いぬやしき  総合:☆☆

原作は現在進行形の漫画。漫画は2巻まで既読。

・ストーリー
神の力を得た時、人はどう生きるのか。テーマが壮大すぎて、消化しきれていない気がします。際立たせるため、悪が必要なのは分かるのですが、人を無意味に殺しすぎですし、殺すことに執着する意味がわかりません。せっかくの力なのに、他にやっておきたいこと、思いつかないのかなあ。対極として善が必要なのは分かるのですが、善の表現も、絞られすぎている上に、コーディネータが必要な意味もわかりません。全知全能を得た時に人が陥る思考としては浅はかに過ぎませんかね。

・作画
アクションやアニメーションはかっこいいですね。作画を楽しむ作品といえます。

・音楽
OPはこれでもかってくらい力が入ってます。「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE」を思い出します。

・演技
小日向さんはTVドラマ「相棒」でケビン・スペイシーを意識したような演技が印象的でしたが、声優として、実力を遺憾なく発揮されているようには思えませんでした。

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