自衛隊 かの地にて、斯く戦えり
完結している小説原作。原作は未読です。
2016年1月の2クール 全24話。30分枠。
・ストーリー
銀座の真ん中にゲートが開いた。ゲートから異形の大軍が押し寄せ、日本の民衆を蹂躙するが、自衛隊と警察の出動により一掃する。居合わせた自衛官・伊丹三尉は、人命救助などを理由に褒賞および二尉へ昇進、ヒーローになる。ゲートの先に広がる異世界は特地と呼ばれ、新たな領土として世界中から注目を集める中、伊丹を含む自衛隊特地派遣隊が編成され、ゲートの先・アルヌスに防衛拠点を構築する。異世界の文明レベルは低く、アルヌスに押し寄せる、異世界の軍隊を一蹴し、徐々に行動範囲を広げていく。
伊丹は偵察隊として、各地を移動する中、コダ村を訪れた際、近くの森のエルフの集落が炎龍に焼き払われている現場に遭遇する。ただ一人の生存者を救出するが、コダの村人も、近いうちに襲われることを恐れ、避難を開始する。同行する伊丹の前に炎龍が現れ、犠牲者を出しながらも、炎龍の片腕を負傷させ撃退に成功する。犠牲者の中の身を寄せる縁者が居ない者たちを、難民として伊丹はアルヌスに受け入れる。
この時に伊丹が知り合った、亜神・ロゥリィ、エルフ・テュカ、魔道士・レレイと自衛隊の部下たち、そして自衛隊の異世界での活躍が描かれる。
性を道具として簡単に利用する異世界の文化風土がちょっと気になります。
・演出
3分の2位までは、自衛隊のヒーローぶりに盛り上がるのですが、最終盤では、自衛隊の広報臭が強く漂うので、引いてしまいました。元自衛官として、残念な演出でした。
・作画
A-1 Picturesはすごいです。
・音楽
若干仰々しいところもありますが、盛り上がるって言えば盛り上がります。
・演技
諏訪部順一さんを中心に
金元寿子さん、東山奈央さん、種田梨沙さんの三人娘
異世界側のカウンターパートに戸松遥さん。三人娘+1の日笠陽子さん
部下の内田真礼さん、明坂聡美さん。
その他も男性陣も揃っていて磐石の布陣です。
戦国自衛隊の現代版といえますが、なにせ、自衛隊讃歌が強すぎで、多くの方にお勧めできなくなってしまいました。



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