2017年に放映された「ハンドシェイカー」の続編。自分は前作を観ていません。
オリジナルアニメ。2019年1月スタート。全13話。
・ストーリー
中学生のユキヤはDJプレイを動画サイトに投稿していたが閲覧数は冴えなかった。そんな中、彼は、異世界に行ける異能力を使い、異世界での自分のDJプレイを配信することを思いつき実行した。しかし、それを観ていた、同じ能力を持つ異能力者は、彼が一人で異世界にいることに気づいた。そして、彼の特異性をめぐり、彼の周囲は慌ただしくなっていく。そう、その世界は「ハンドシェイカー」と呼ばれる決まったパートナー同士の絆がないと行けないと思われていた世界だったからだ。
・演出
最近のアニメでは、力を持っているのに、優柔不断な主人公のなんと多いことかw 正義を貫く、平和を尊ぶ、貞節であること、などなどを、どうもテーマにしたいようなのですが、行き過ぎた無味無臭はアクが強すぎる悪党以上にストレスフルです。
勢力図が目まぐるしく変わるのに誰が誰だかわかりづらいのも、フラストレーションが溜まります。
CM中、結構、前作含め円盤の宣伝とか賑やかだったので「ハンドシェーカー」って大ヒットアニメだったのかなあ、前作からのファンにはたまらない展開なのだろうか、と思ったりもするのですが、クライマックスまでのエピソード群も、クライマックスのカタストロフィーも、内容はとりあえず置いてオシャレ系の視点から見たとしても、同じ時期に同じ異能力モノとして放映されている「モブサイコ100II」や「ジョジョの奇妙な冒険」「文豪ストレイドッグス」らに、ちょっと及ばないと感じました。少しキャラが女性的すぎるのかもしれませんね。
嫌いな人は嫌いなキャラも含めての3Dです。3Dに割と肯定的な自分ですが、このアニメは、登場人物が多いのもあるのでしょうが、普通のアニメよりもさらにキャラの見分けがつきづらかったのが残念でした。
・音楽
あまり印象に残っていないのです。
・演技
声優さんがたは作画がどうであれ、きちんと仕事されてます。むしろ、このアニメは作画のおかげで、あまりに突拍子もない表情をしないので、特に違和感なく聞くことができました。
真剣に観れなかった自分も悪いのですが、居住まいを正して魅せてくれるようなアニメでもなかったと思います。
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