2019年9月18日水曜日

手品先輩

手品先輩  総合:☆☆☆

連載中の漫画が原作。原作は未読です。連載中で若干の時間進行もありますが、エピソードは独立しているので、途中から見ても問題ないタイプのアニメです。終わり方も特に気になりません。2期も自然に作れるストーリーです。
2019年7月スタート。全12話。15分枠アニメ。
手品をネタとしたギャグアニメです。
短いアニメなのでBDには焼きますが^^内容的にショートアニメ・ヤマノススメや他に☆4にとどめているギャグアニメと比較すると悩みます。結構面白いので、ちょっと辛めです。

・ストーリー 
助手(本名わからずw)が入学した高校では部活は強制だった。どの部に入ろうか悩んでいた助手は、奇術部の張り紙を見てちょっと覗いてみたのが運の尽き。そこには一人で手品の練習をしていた美人であがり症で失敗ばかりの先輩(本名不明w)がいた。廃部寸前の奇術部に半ば強制的に巻き込まれた一人の男子高校生のツッコミの日々が始まった。

・演出
15分枠の中を4、5本立てで構成しているので、テンポも良く、それぞれのエピソードをうまくまとめています。サクッと見るには楽しいアニメです。少しエロ要素が強いし直接的な表現も多いのですが、「荒ぶる季節の乙女たちよ」「みだらな青ちゃんは勉強ができない」よりは、むしろ爽やかと言え、きちんとギャグにしているのもうまいです。手品をネタにして面白くしているのも良かったです。

・作画
まあ、良いとは言えません^^ でもまあ、必要にして十分じゃないでしょうか。円盤買うのは躊躇するかな。

・音楽
OP・EDとも良く、劇伴はほぼほぼ効果音。OPは特にお気に入りです。

・演技
先輩に本渡楓さん。声をさほど変えないタイプの声優さんですが、演技力で役をきっちり演じ分けられる貴重な声優さんの一人で、特に明るい女の子役が多く、とても合います。また、鬼滅の刃では、竈門茂で男の子役も演じられていますし、多分大人の女性役もそつなくこなしてくれるはずです。フーテンの寅さんで有名な山田洋次監督は「幸福の黄色いハンカチ」で起用した武田鉄矢に対して、「面白くやろうとするな、真剣な姿に観客は笑うんだ」と演技指導したと、どこかで聞いたことがあるのですが、このアニメでの先輩・本渡楓さんは、まさにこれで笑わせてくれます。
その先輩の面白さを間の良いツッコミでレベルアップさせていたのが、市川蒼さん。3年目のようだし、まだ新人扱いなんですかね。とても良かったと思います。
その他、キタエリさん、高橋李依さん、浪川大輔さんらが脇を固めていて安心です。

こう書いてくると☆は4でもよいかなあと思えてくる^^

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