※2019/01/15 見返して、やっぱり☆4は厳しすぎました☆5に変更。画も良いし内容も良いし繰り返し観てもやっぱり打たれます。
オリジナルアニメ。それぞれの動機を胸に4人の女子高生が南極を目指し、友情を培う物語です。限りなく☆5に近い☆4。題名からは「宙のまにまに」「宇宙兄弟」あたりと並べてみたくなりますが、どちらかというと「ゆるキャン」「ヤマノススメ」の方向性であり、さらに個人の事情に踏み込んでから友情につなげている点が、この作品の魅力かと思います。
・ストーリー
一人の「南極へ行く」という強い思いに巻き込まれて、他の3人も目的を共有していきますが、その目的のおかげで、自分の願いや悩みと向き合えることになります。そして、4人が4人とも、自分の抱える問題には不器用なくせに、他人の問題ではまっすぐに支えてあげていて、これらのことを通して次第に大切な友達になっていく過程が爽やかでした。目的への経緯が少しあっさり成就しすぎたように感じられたのは、幾分残念でしたけれど、☆一つ減らすほどでもなかったかな。
全体としてもテンポや間がよく、セリフも不思議に思うようなものはありません。ちょっとした仕草も、いかにもリアルに人が取る仕草で表現していてオーバーアクションや違和感などはありません。とても安心して観られます。
・演出
12話。新規メッセージを大量に受信していくシーンに感動しました。とくに、おかあさんのパソコンにパスワードを入力する場面。全く言葉を使っていないのに、そのパスワードがなんだったのかを視聴者に教える作画・演出、素晴らしいの一言です。全体としてもテンポや間がよく、セリフも不思議に思うようなものはありません。ちょっとした仕草も、いかにもリアルに人が取る仕草で表現していてオーバーアクションや違和感などはありません。とても安心して観られます。
・作画
絵柄もいいし、原画も動画もとても安定していて、円盤買って良いレベルかなと。
・音楽
とても良いです。OP/EDも良いです。
・演技
4人のヒロインに水瀬いのりさん、花澤香菜さん、井口裕香さん、早見沙織さん。これだけ優しい声の方が集まると、温かい作品になるってもんです。ただ、花澤香菜さんは、この作品では強い女の子を演じています。我が強かったり、変人染みた振る舞いをしたり、根に持った言動をしたりする変わった女の子を、嫌味を感じさせすぎないキャラに仕立てた演技力はさすがです。実況はド下手なのに、友達のためにズバッと言い切るところ、かっこいいです。
4人以外にも阿澄佳奈さん、能登麻美子さん、日笠陽子さん、Lynnさん、遠藤綾さん、金元寿子さん、本渡楓さん、小松未可子さん、大原さやかさん、、、並べてみると、すごいな。きりがないので、あと一人だけコメントを。金元寿子さんは、メインの4人とは異なる友情の形を観せてくれていました。5人目のヒロインと言って良い役回り、演技だったかと。
12話の演出も良かったし、その時の花澤香菜さんも素晴らしかったんだけど、
自分的にはこの11話も相当きました。
「許したら、楽になると思うか?」(井口裕香さん)
「許したい?」(花澤香菜さん)
「それで私が楽になるならなあ。けど、それでホッとしているあいつらの顔を想像すると腹は立つな」(井口裕香さんらしい、嫌味のない台詞回しが素敵だ。)
「ざけんな?」
「だな。ちっちゃいなー私も」
:
(花澤香菜さん、まずは怒りを抑えて震えながら)
「始まる前に一つだけいいですか。
悪いけど、三宅日向にもう関わらないでくれませんか?
あなたたちは日向が学校辞めて、辛くて、苦しくて、あなたたちのこと恨んでいると思ってたかもしれない。毎日部活のこと思い出して、泣いてると思ってたかもしれない。けど、けど、、」
「けど、そんなことないから!日向ちゃんは今、私たちとサイッコーに楽しくて、ちょー充実した、そこにいたら絶対できないような旅をしてるの」(花澤香菜さんを後押しする水瀬いのりさん。基本優しい)
(そして、花澤香菜さんがごく稀にみせる、感情を大爆発させる演技)
「日向はもうとっくに前を向いて、もうとっくに歩き出しているから!私たちと一緒に踏み出しているから!私は日向と違って性格悪いからはっきり言う。あなたたちはそのままモヤモヤした気持ちを引きずって生きていきなよ!人を傷つけて苦しめたんだよ。そのくらい抱えて生きていきなよ。それが人を傷つけた代償だよ。私の友達を傷つけた代償だよっ。いまさらなによ。ざけんなよ。」
水瀬いのりさん、花澤香菜さん、井口裕香さん、早見沙織さん、本当に素晴らしかったですね。
なぜ、こうなったかは、是非、本編を観てください。
4人以外にも阿澄佳奈さん、能登麻美子さん、日笠陽子さん、Lynnさん、遠藤綾さん、金元寿子さん、本渡楓さん、小松未可子さん、大原さやかさん、、、並べてみると、すごいな。きりがないので、あと一人だけコメントを。金元寿子さんは、メインの4人とは異なる友情の形を観せてくれていました。5人目のヒロインと言って良い役回り、演技だったかと。
12話の演出も良かったし、その時の花澤香菜さんも素晴らしかったんだけど、
自分的にはこの11話も相当きました。
「許したら、楽になると思うか?」(井口裕香さん)
「許したい?」(花澤香菜さん)
「それで私が楽になるならなあ。けど、それでホッとしているあいつらの顔を想像すると腹は立つな」(井口裕香さんらしい、嫌味のない台詞回しが素敵だ。)
「ざけんな?」
「だな。ちっちゃいなー私も」
:
(花澤香菜さん、まずは怒りを抑えて震えながら)
「始まる前に一つだけいいですか。
悪いけど、三宅日向にもう関わらないでくれませんか?
あなたたちは日向が学校辞めて、辛くて、苦しくて、あなたたちのこと恨んでいると思ってたかもしれない。毎日部活のこと思い出して、泣いてると思ってたかもしれない。けど、けど、、」
「けど、そんなことないから!日向ちゃんは今、私たちとサイッコーに楽しくて、ちょー充実した、そこにいたら絶対できないような旅をしてるの」(花澤香菜さんを後押しする水瀬いのりさん。基本優しい)
(そして、花澤香菜さんがごく稀にみせる、感情を大爆発させる演技)
「日向はもうとっくに前を向いて、もうとっくに歩き出しているから!私たちと一緒に踏み出しているから!私は日向と違って性格悪いからはっきり言う。あなたたちはそのままモヤモヤした気持ちを引きずって生きていきなよ!人を傷つけて苦しめたんだよ。そのくらい抱えて生きていきなよ。それが人を傷つけた代償だよ。私の友達を傷つけた代償だよっ。いまさらなによ。ざけんなよ。」
水瀬いのりさん、花澤香菜さん、井口裕香さん、早見沙織さん、本当に素晴らしかったですね。
なぜ、こうなったかは、是非、本編を観てください。
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