ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序・破・Q 総合:☆☆☆☆
原作はオリジナルTVアニメ「エヴァンゲリオン」なのかな?w
リメイクではなくリビルドと呼べる出来になっていますが、完結していないので☆は一つ減らしています。
劇場用アニメ4部作のうち、公開されている3部の感想です。
2007年 序公開
2009年 破公開
2012年 Q公開
2020年 反復記号(最初に戻る)公開予定。
だそうです。本当だろうな?
正直、作品を未完成のまま放置していた庵野秀明に激しい憤りを感じていました。所詮、ジブリで描き切れなかった巨人兵を自由に描きたかったためだけに監督になったスーパーアニメーターなんだから、自分の領域だけで勝負してれば、世間に迷惑かけなかったのに、てね。何度、煮え湯を飲まされたかわからないけど、2020年に4作目を公開するっていうのを、とりあえず信じてみましょう。
・ストーリー
使徒と呼ばれる未知なる生命体が地球に襲来してくるのを、父親コンプレックスな少年と、無表情無感動な少女と、闇を抱えた天才天真爛漫少女とで、撃退していく物語。みんな基本的に14歳。少年少女を明るいお姉さんと大人の魅力をたたえたお姉さんが支えており、劇場版では、狂気のメガネ属性付きレズッ子も登場します。さらに、世話焼きだけど一歩引いて一途に想い続ける少年少女の同級生委員長や、完全に端役だけど優しく気弱なお姉さんらも登場し、もう、オタクをフルカバーする萌キャラオンパレードです。
・演出
新劇場版では、様々なシーンでブラッシュアップが図られていて、迫力満点です。
僕は初号機パイロット碇シンジです、ていう、なんだか背筋に悪寒が走るようなセリフは温存されていますが、そこを除けば、脚本も演出も同様にブラッシュアップされているのではないでしょうか。
・作画
板野サーカスをきちんと表現できる数少ないアニメーターのうちの一人、庵野秀明が総監督ですからね。さすがの一言です。
・音楽
印象深く、単体でも聞けます。実際、いまだにバラエティ番組なんかでもよく使われていますよね。ちなみに「シン・ゴジラ」でも使われましたね。エヴァが完結していたならば、おお!と手放しで喜んでいたし、いい場面で使われていましたが、エヴァ未完の中で聴くと、先にやることあるだろうよ、と殺意すら抱きました。
・演技
今更コメントするまでもないですが、皆さん、さすがです。でもまあ、何と言っても林原めぐみさんでしょう。
なんだかんだ言っても面白いんでね。未完のまま放って置かれたことへの恨みから、ついきつい表現になってしまいますが、今度こそ、期待しています。
ただ、貞本義行の漫画もうまく完結しているんですよね。多分、新劇場版は別のお話になってくるとは思うのですが、この漫画で旧世紀エヴァは十分楽しめますので、お勧めしておきたいです。
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