2018年9月7日金曜日

BackStreetGirls ゴクドルズ

BackStreetGirls ゴクドルズ 総合:☆☆☆☆

現在進行形の漫画が原作。原作は2巻まで既読。
30分番組ですが、1本5〜7話の短編に分かれています。アニメは10話で完結。
内容的には、え、これで終わり〜?と残念な感じでしたが、原作からしてそれほど連続性のあるストーリー構成でないのもあり、消化不良にはならず、かつ、シーズン2があっても問題のない、いい終わり方をさせたな、と思います。

・ストーリー
ヘマしたヤクザの組員3人が、落とし前をつけるためにタイで性転換して女の子になり、地下アイドルに対抗する路地裏アイドルとして活躍する物語。中身はヤクザ、外はアイドル、このギャップギャグが面白いです。爆笑する、というより、苦笑、失笑する感じのギャグアニメです。

・演出・作画
ダンスシーン以外、静止画。口しか動きません。やたら、ほぼ同じ空と雲だけのセル画挟んでくるし、作画だけ考えると、これを円盤で買うのには相当の勇気が必要です。

・音楽
アイドルなんで挿入歌も結構あるのですが、全体的にいい感じです。
OP/EDは特に良く、第7話以外はアイドルとなった女の子3人が歌っていて、7話だけ、アイドルになる前のヤクザ3人の歌になります。これも、ギャップギャグの一つとして、びっくり、ついつい笑っちゃいます。オープニングでシルエットで踊っているのは、やはり女装男子でしたね。踊り手は監督自らの合成、だそうです。

・演技
作画が作画なのもあるけど、実は音声だけ聞いていてもこのアニメ、そこそこ面白いです。それだけ、声優さん達の演技が良かったと思います。原作も面白かったのですが、アニメはアニメでありだな、と思えるのは、声優さんのおかげでしょう。突っ込みたい人はいないです。個人的に、気になっている声優さんに、若手だから脇もこなしつつ表に出てきたチカ役・赤尾ひかるさん、声を聞けばすぐわかるけど芸達者なマンダリン木下役・諏訪部順一さん、長年声優活動していて出演作多数なのにほとんどメインキャラがないスーパーサブの「和洋街のオヤジ役」・相馬康一さん。

上記、感想は長くないですが、ギャグ漫画として面白いです。一本あたり短いですし、ちょっと観ても損はしないかと。

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