20年前に完結している漫画が原作。
原作全編のちょうど中間部分を切り出しています。
2019年10月スタート 全12話。30分枠。
才能とたゆまぬ努力と師匠や仲間・ライバルに恵まれ、最年少で特急厨師となったマオ。裏料理人と対決しながら、伝説の厨具を追い求め、旅をする物語。
前作では料理人として成長していくマオの青春物語だったはずなのに、いつの間にか冒険活劇に変わってしまいました。マオの料理に対する熱い思いとは裏腹に展開される料理の名を借りた死闘。マオのセリフがむなしく感じます。
・演出
原作に忠実に演出しているとは思うのですが、まあ、ありがちですよね。後1分の命、とか言いながら、何分も引きずる展開。カラータイマーがなると3分が活動限界のはずなのに、それを大幅に上回る決闘シーンは、60年前からの日本映像文化のお約束です。そろそろ、現代風に、ちゃんとテンポよく演出しても良いと思うのですが、原作も古いですし、致し方なし、と言ったところでしょうか。
・作画
OPの美術はすごいな、と。あとは普通という感じなので、円盤買うのも円盤に焼くのも、少々躊躇します。配信で見られるときに見れば十分かと。自分は、申し訳ないけど、繰り返し観ようとは思いません。
・音楽
物語に入り込めないストーリーの劇伴は大変です。
・演技
頑張ってます。
少し、対象年齢が低く設定されたアニメに感じました。大人が観ても、あまり楽しめないのではないかと思います。
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