2007年に公開された劇場用アニメ。前作はAPPLESEED。士郎正宗の漫画が原作。原作は既読です。
原作から離れたオリジナルアニメです。
ロボットと化した相棒(恋人)。そこに現れた相棒のクローン。本物と全く同じ形をした元どおりの人間が現れても、ヒロインは、野獣を愛し続けられるのか、が主なテーマとなっている作品です。
・演出
しょっぱなからスポンサーの宣伝ってのがなあ。重傷を負った相棒に駆け寄ろうとしたヒロインを押しとどめるチームメンバーの意図もわからない、など、最初っから不思議度満載にスタートし、最後まで、全体的に理解しづらい演出が散見されます。
言葉遣い、仕草、行動、様々な角度から見てもヒロインが前作より軽い女になってしまっているのも残念です。
・作画
順調に進化している3Dライブアニメ、、のはずなんだけど、動きがなんか軽いしゲームっぽい。機械の描写がアニメっぽい。顔、皮膚、の表現ものっぺりしすぎで、バランスが崩れたっぽい。など、少し違和感があります。前作の方が、調和が取れていたように感じ、技術は進化したけど、生かし切れず表現を後退させてしまった印象です。戦闘シーンなんかも前作の演出の方がクールでカッコ良かったです。
・音楽
細野晴臣さんが監修で、テクノ好きには良いのではないでしょうか。
・演技
ヒロインの小林愛さん以外は前作から一新されましたね。声優さんには罪はない、でしょう。
究極の選択を強いられている割には、軽い。全てにおいて、軽い感じのアニメでした。
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