2019年4月6日土曜日

えんどろ〜!

えんどろ〜! 総合:☆☆☆☆

Studio五組によるオリジナルアニメ。
2019年1月スタート。全12話。

・ストーリー
勇者という職業は魔王を倒すために存在する。そして、このナラル島に伝わる勇者と魔王にはある真実が隠されていた。999代目の魔王を倒すため999代目の勇者は仲間とパーティーを組み魔王との最終決戦に臨んだが、勇者のスペルミスにより禁断の魔法が誤爆。魔王もろとも勇者パーティは過去に飛ばされた。そこは勇者パーティが冒険者学校で学び始めた時代だった。魔王は冒険者学校の教師となり、勇者をミスリードすることで自分の未来の運命を変えようと妨害を試みるのだが、、。

・演出
ゴブリンスレイヤー」と真逆のコメディタッチの冒険者物語。「このすば」に近い感じだけど、魔王との対立がベースにあるため、しっかりした筋書きの中、話が進んでいくので物語として楽しめます。エピソードも他の人情系のファンタジーに似ている様でいてオリジナリティがあり、シリアス要素を持ちながらも終始暖かさに包まれる展開が観ていて気持ちよかったです。まとめ方も強引っちゃあ強引なんだけど、自然に張られていた伏線がいつの間にか回収されエンディングに繋がる綺麗な演出で、いいんじゃない、むしろこれで、と思わせてくれました。

・作画
結城友奈は勇者である(鷲尾須美の章勇者の章)で普通に良く、刀使ノ巫女ラーメン大好き小泉さんであれれ?と思ったのが、このアニメで元に戻してくれました。絵柄が気に入れば円盤買っても、まあ、良いんじゃないでしょうか。Studio五組の中にも複数のチームがあるんでしょうね。

・演技
赤尾ひかるさんと自分は相性がいいみたい。この人の演技の作品、何かと好きです。勇者パーティの水瀬いのりさん、夏川椎菜さん、小澤亜李さんも流石って感じだったのですが、マオちゃん役・久野美咲さん(強面に変身すると玄田哲章さん、このギャップも良かったw)は相変わらずの個性的な可愛い声で、舌ったらずな感じがあるのも含め、なんかいいっすね。そして、メイゴ役・佐藤聡美さんもお気に入りです。メイゴの役回り、魔王との関係の演出も温かい雰囲気に一役買っていて良かったです。

・音楽
サントラはシリアスなシーンもコメディタッチのシーンもうまく盛り上げていました。OP/EDの勇者パーティによる歌唱も、元気な感じでお気に入りです。

円盤はちょっと勇気がいりますが、ブルーレイには焼いておきたかった>< もー自動削除めーw 個人的にかなり☆5に近い☆4アニメでした。

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