六花の勇者 総合:☆☆☆
ラノベ原作。原作は未読です。
2015年7月スタート。全12話 30分枠
魔神復活の時、6人の勇者が集い、魔神を倒す。そんな決まりごとの世界だったのに、今回、集まった勇者は7人?誰が偽物なのか?
魔神を倒すより先に、まずは身内の犯人探しに明け暮れる勇者たちのお話。
ミステリー風の展開が、今までの勇者モノのお決まりを打ち破っている点は面白いです。
続きものとして終わってて、以降、なしのつぶてなのが残念なところでしょうか。続きはウェブで、ならぬ、続きはラノベで、て感じです。
・演出
「世界最強の男」を口癖にする凡人を、最初は残念な目で見ていくのですが、そのうち慣れ始めます。演出にうまく乗せられたと思います。まあ、プロ野球・巨人の元4番打者、絶好調男・中畑清に、その口癖の素性が重なってしまうのは、致し方ないこと、でしょうか。
・作画
普通かと。3Gぽい、登場人物をぐるりと回して撮るカメラワークが、いかにもミステリー、を演出していました。
・音楽
単体でも聞けそうなのですが、悪目立ちしない劇伴で、シーンを支えていました。これが大島ミチルさん、ならでは、なのですかね。
単体でも聞けそうなのですが、悪目立ちしない劇伴で、シーンを支えていました。これが大島ミチルさん、ならでは、なのですかね。
・演技
日笠陽子さんはどんな役のどんなセリフでも聞き入らせてしまう演技派なので、表裏豹変する役には本当に合いますねえ。すごいです。
フレミー(cv.悠木碧さん)のビジュアルが素敵です。(公式から引用)




