連載中の漫画原作。原作は未読です。
2020年4月スタート 全12話。30分枠。
コロナ禍の中にあって、放映を続けてもらったことに感謝。
高校女子硬式野球が舞台。
中学時代、チームメイトとの実力の差により、全力で投げることができなかった武田詠深。進学した高校には名門野球部があったが不祥事で廃部寸前になっていた。中学時代の不完全燃焼から、野球に対し真正面に向き合うことを考えずに高校進学した詠深だが、高校で幼馴染の山崎珠姫と出会う。詠深が中学時代に必死で投球練習を続け、大きく曲がる変化球を身につけたのも、幼い頃の珠姫とのキャッチボールが原点だった。
球姫は、子供の頃は詠深の球を取ることができないでいたが、そこから頑張りを見せ、中学では全国出場のチームで正捕手を務めるほどになっていた。しかし、結果が全てのチームに嫌気がさし、高校では野球を辞めることを決意していたが、詠深と出会い、なぜか整備されているグラウンドでキャッチボールを懐かしさで始め、そこで、詠深の変化球を受け、そして、詠深の中学時代の不遇を聞いたことで、もともと野球に打ち込んできていた珠姫の心に火がついた。
二人が中心となって野球部を復活させ、本気を出したくても出せなかった少女が、公式戦で強豪を相手に初勝利を勝ち取るまでが描かれる。
女子高校野球に好意的な点を除いても、普通に面白かったです。
魔球のような飛び抜けた球を持っていても打たれるときは打たれる、そんな普通の野球が見られるリアルっぽい感じが自分は好みです。満塁の場面で敬遠策なんて、なかなか。それでいて、伸び伸び野球ができることが嬉しいヒロインの設定が、変にシリアスにならずに済んでいてバランスが取れています。原作通りなんですかね?だとしたら、原作者、すごいです。
ハチナイと違い、そこそこの実力者が揃っているので成長を楽しむストーリーではなく、きちんと試合になっているのも野球アニメとしては良かったです。
ライバルにもそんなに嫌な奴がいないのも良いです。
百合って言われているようですが、このアニメに関して言えば、この程度で百合ってことはないでしょう。
・演出
ただし、オーバーで不自然な感情表現になってしまっていることが多く、テンポが悪くなっているように感じました。
(常に腕組みしてるんだけど、試合中は見守ることに徹している藤井監督(cv 佳村はるかさん)の表情がなんか良かったです^^)
・作画
その原因は作画にあった気がします。アニメーションでキャラに演技をさせることができないため、演出が使える限られた手法の中で工夫をし、声優さんの演技で補完させているのですが、やっぱり無理かな、と。つまり総合芸術の域に達していなかった印象です。ただ、2D、3D共にとても褒められた作画ではないのですが、それでもなお、実は悪い印象をそれほどは抱いていないです。それは、3Dをできるだけ駆使して、新しい表現でなんとか成立させようと挑戦しているように見えたからです。不自然な体型のキャラはいただけませんが、時折見せるとても自然な野球の所作は、今後を期待させます。頑張って、是非是非、次のステップに進んでくれたらなあ、と思います。(ボールが外野手の頭上を越えてスタンドに入るアニメーションなんかは、経験者としてとても納得のいく表現で良い感じだったし、所々、善戦していたと思うのです)
その原因は作画にあった気がします。アニメーションでキャラに演技をさせることができないため、演出が使える限られた手法の中で工夫をし、声優さんの演技で補完させているのですが、やっぱり無理かな、と。つまり総合芸術の域に達していなかった印象です。ただ、2D、3D共にとても褒められた作画ではないのですが、それでもなお、実は悪い印象をそれほどは抱いていないです。それは、3Dをできるだけ駆使して、新しい表現でなんとか成立させようと挑戦しているように見えたからです。不自然な体型のキャラはいただけませんが、時折見せるとても自然な野球の所作は、今後を期待させます。頑張って、是非是非、次のステップに進んでくれたらなあ、と思います。(ボールが外野手の頭上を越えてスタンドに入るアニメーションなんかは、経験者としてとても納得のいく表現で良い感じだったし、所々、善戦していたと思うのです)
・音楽
劇伴として、割と良かったです。盛り上がりました。オープニングも好きです。
・演技
劇伴として、割と良かったです。盛り上がりました。オープニングも好きです。
・演技
演技は良いのですが、声が高い、高すぎますよ^^; 高校生なんだから、もう少し普通の声音で良かったと思います。
メジャーセカンド、MIX、ダイヤのAくらいの野球シーンでの作画力があれば、もっとmkたろうにな、と思います。








