なむあみだ仏っ! 総合:☆☆
自分の守備範囲外のカテゴリなので、☆は少ないですが、否定はしていないつもりです。
ゲーム原作。
2019年4月スタート。全12話
仏様がイケメンキャラとして多数登場してくるので、女性向け萌ゲーだったのかな。
・ストーリー
煩悩と戦う仏様のお話。お寺に合宿のように住み込みながらそれぞれの特徴を生かして煩悩を祓っていきます。ですが、どちらかというと、仏様同士の敵対、友情、バトルシーンなどの方に重きがあります。
・演出
仏様ですから、同じような友情などがテーマであったとしても、もっと禅とか、宗教哲学が生かされているのかと思いきや、あくまで設定だけ、です。グループになって歌を歌いそうな勢いの演出です。その分、バトルシーンに力が入っています。
女性向け萌えアニメとしてなら、この演出で良いとは思うのですが、せっかく珍しい設定なのですから、これを生かして重厚なシナリオのアニメにしてくれていたら、とも思うのですけどね。
・作画
人が等身大のアニメってなかなかバランス取るのがリアルと比較されるゆえ結構難しいと思うのです。動きも手足が長いとなんか硬くなるし。それらが3Dライブアニメで解消しているのが最近の作画だと思うのですが、このアニメでは、ほぼ従来どおりで頑張っています。
・演技
イケメンをイケメンらしく、ダジャレさえもカッコよくセリフ回す、さすがの男性声優さんたち。
・音楽
普通っす。
ゲームはすでにサービス終了しており、ニューバージョンがリリースされているようです。ゲーム立ち上げ前のメディアミックスとしてアニメが先行することはよくあると思うのですが、ゲームが終わった後に制作されるのは珍しいような。ニューバージョンのための設定説明の補完の意味があるんですかね。
2019年6月27日木曜日
さらざんまい
さらざんまい 総合:☆☆☆
MAPPA主体?のオリジナルアニメ。
2019年4月スタート。全11話
絵柄に反してシュールなアニメですねえ、まどマギとは違った意味で。
・ストーリー
友情という欲望。捨てるべきか捨てざるべきか、それが問題だ。現実と幻想の中で、3人の少年達が、人と人とのつながりに悩み進む物語。
・演出
幾原邦彦監督!だそうですが、自分はよく知らないです。ですが、このアニメ見ているだけでも、相当個性派だなあとはわかります。可愛い人外、決め台詞、決めポーズ、決め歌、決めアイテムなどなどが散りばめられていて華やかなアニメです。仕掛けも随所に仕込まれています。しかし、それら魅力的なアイテムで構成されているにも関わらず、たつき監督が持っているような、不思議な大衆性からはちょっと遠目の感じです。ガロ系てわけではないけど。ゆえに、考察好きには相当受けそうです。
縁についてがモチーフだと思うのですが、浅草合羽橋、河童、尻子玉、獺、欲望などを素材にして作り上げる感性はすごいと思いつつ、ついていけないことを素直に認められないほど若くもない自分には、面白いかと聞かれたら、よくわからないけど趣があるという意味で面白い独特の雰囲気のアニメだったよ、と答えます。
・作画
とても良いです。円盤買ってじっくり観て真価を知ろうとしても、後悔しないレベルじゃないでしょうか。トリガー、シャフトのいいとこ取りって感じです。
サラちゃんが可愛い(名前もきっと仕掛けなんですよね)。
画像は公式サイトから。
・演技
気になるところは全然ない、さすがの男性声優さんたち。
・音楽
オープニング、エンディング、良いっす。
作画や深い設定からBDに焼いても良いな、と思うので、ほぼ☆4なんですが、ユリイカには憧れるものの、背伸びしても理解できないものは理解できないってことで、自分には繰り返し見ても、本当に楽しめるようになるのか、ちょっと疑問に思うアニメだったので☆3のままで。
読み込むと感想が変わる可能性の高いアニメだと思うので、合う人にはすごく合う、と思います。
MAPPA主体?のオリジナルアニメ。
2019年4月スタート。全11話
絵柄に反してシュールなアニメですねえ、まどマギとは違った意味で。
・ストーリー
友情という欲望。捨てるべきか捨てざるべきか、それが問題だ。現実と幻想の中で、3人の少年達が、人と人とのつながりに悩み進む物語。
・演出
幾原邦彦監督!だそうですが、自分はよく知らないです。ですが、このアニメ見ているだけでも、相当個性派だなあとはわかります。可愛い人外、決め台詞、決めポーズ、決め歌、決めアイテムなどなどが散りばめられていて華やかなアニメです。仕掛けも随所に仕込まれています。しかし、それら魅力的なアイテムで構成されているにも関わらず、たつき監督が持っているような、不思議な大衆性からはちょっと遠目の感じです。ガロ系てわけではないけど。ゆえに、考察好きには相当受けそうです。
縁についてがモチーフだと思うのですが、浅草合羽橋、河童、尻子玉、獺、欲望などを素材にして作り上げる感性はすごいと思いつつ、ついていけないことを素直に認められないほど若くもない自分には、面白いかと聞かれたら、よくわからないけど趣があるという意味で面白い独特の雰囲気のアニメだったよ、と答えます。
・作画
とても良いです。円盤買ってじっくり観て真価を知ろうとしても、後悔しないレベルじゃないでしょうか。トリガー、シャフトのいいとこ取りって感じです。
サラちゃんが可愛い(名前もきっと仕掛けなんですよね)。
画像は公式サイトから。
・演技
気になるところは全然ない、さすがの男性声優さんたち。
・音楽
オープニング、エンディング、良いっす。
作画や深い設定からBDに焼いても良いな、と思うので、ほぼ☆4なんですが、ユリイカには憧れるものの、背伸びしても理解できないものは理解できないってことで、自分には繰り返し見ても、本当に楽しめるようになるのか、ちょっと疑問に思うアニメだったので☆3のままで。
読み込むと感想が変わる可能性の高いアニメだと思うので、合う人にはすごく合う、と思います。
2019年6月26日水曜日
異世界カルテット
異世界カルテット 総合:☆☆☆
オリジナルアニメ?w
2019年4月スタート。全12話。2期の予定あり。
「幼女戦記」☆☆☆☆☆
「Re:ゼロから始める異世界生活」☆☆☆☆☆
「この素晴らしい世界に祝福を!」☆☆☆☆
「オーバーロード」まともには観たことなし
の4作品の主要キャラがちびキャラ化して一同に集まった学園コメディ。
・ストーリー
4つの異世界に住む、元日本人たちが、不思議な力により、さらに異世界に飛ばされ一堂に会し、学園生活を楽しむ。
・演出
オリジナルのアニメのエッセンスや設定などがミックスし化学変化を起こすことを期待したいところですが、まあ、ちびキャラですし、それほど深刻な雰囲気にはならず、あくまでパロディアニメとして楽しむように演出されています。各キャラの特徴が絡み合い、まあ、このキャラなら、こう言うよな、こうするよな、というのを原作好きがクスッと笑いながら見られるようにはしています。
ただ、「このすば」以外は基本シリアスなお話なので、なんとなく、「このすば」なテイストが強くなってしまい、「このすば」のキャラが特に生き生きしてしまっていて、逆説的な題名である「この素晴らしい世界」=「このロクでもない世界」に他の3作品が引き込まれている感は否めません。
・作画
まあ、ちびキャラが平面で若干紙芝居的に動く作画ですが、これを否定するような内容のアニメではないです。
・演技
まーー、すごいメンツですことw パロやらせてもすごく生きる芸達者な人、そのままであることでギャグになる人、声優さんとはすごい方達です。
がそれだけのアニメになっちゃってます。主人公に杉田智和さんなんですが、たぶん、苦難もクールに乗り越える(俺は単なる運び屋だ、とニヒルな)ヒーロー像を演じようとしているのだけれど、実際映像化され演出された主人公は、やたら弱く、感情的。このミスマッチは杉田さんをもっても如何ともしがたく、ミスキャスト、というより、演出(シリーズ構成)がブレブレなせいだろうと思います。
脇役のテンプレートハッカーオタクがシュタゲに比べてもかなり残念。
・音楽
音楽もパロってます。OP/ED曲は楽しくて良いです。
まあ、15分枠。気楽に見ましょう。でも、円盤上下で18000円は高いな。全部で定価9000円、実売7千円てところが出せる限界ではないでしょうか。自分は短いアニメなので、一応、何かの隙間を埋める用にBDに焼くとは思いますが。
オリジナルアニメ?w
2019年4月スタート。全12話。2期の予定あり。
「幼女戦記」☆☆☆☆☆
「Re:ゼロから始める異世界生活」☆☆☆☆☆
「この素晴らしい世界に祝福を!」☆☆☆☆
「オーバーロード」まともには観たことなし
の4作品の主要キャラがちびキャラ化して一同に集まった学園コメディ。
・ストーリー
4つの異世界に住む、元日本人たちが、不思議な力により、さらに異世界に飛ばされ一堂に会し、学園生活を楽しむ。
・演出
オリジナルのアニメのエッセンスや設定などがミックスし化学変化を起こすことを期待したいところですが、まあ、ちびキャラですし、それほど深刻な雰囲気にはならず、あくまでパロディアニメとして楽しむように演出されています。各キャラの特徴が絡み合い、まあ、このキャラなら、こう言うよな、こうするよな、というのを原作好きがクスッと笑いながら見られるようにはしています。
ただ、「このすば」以外は基本シリアスなお話なので、なんとなく、「このすば」なテイストが強くなってしまい、「このすば」のキャラが特に生き生きしてしまっていて、逆説的な題名である「この素晴らしい世界」=「このロクでもない世界」に他の3作品が引き込まれている感は否めません。
・作画
まあ、ちびキャラが平面で若干紙芝居的に動く作画ですが、これを否定するような内容のアニメではないです。
・演技
まーー、すごいメンツですことw パロやらせてもすごく生きる芸達者な人、そのままであることでギャグになる人、声優さんとはすごい方達です。
がそれだけのアニメになっちゃってます。主人公に杉田智和さんなんですが、たぶん、苦難もクールに乗り越える(俺は単なる運び屋だ、とニヒルな)ヒーロー像を演じようとしているのだけれど、実際映像化され演出された主人公は、やたら弱く、感情的。このミスマッチは杉田さんをもっても如何ともしがたく、ミスキャスト、というより、演出(シリーズ構成)がブレブレなせいだろうと思います。
脇役のテンプレートハッカーオタクがシュタゲに比べてもかなり残念。
・音楽
音楽もパロってます。OP/ED曲は楽しくて良いです。
まあ、15分枠。気楽に見ましょう。でも、円盤上下で18000円は高いな。全部で定価9000円、実売7千円てところが出せる限界ではないでしょうか。自分は短いアニメなので、一応、何かの隙間を埋める用にBDに焼くとは思いますが。
2019年6月25日火曜日
消滅都市
消滅都市 総合:☆☆
スマホゲーム原作。
2019年4月スタート。全12話。
ゲーム原作で面白いな、と思えるアニメの比率は、かなり低い、と思う。
・ストーリー
ある科学機関から少女を助ける脱走任務を与えられた運び屋。その少女は3年前に発生したロストとよばれる一つの地域が消滅した超自然現象の中から生き残った数少ない人間の一人だった。
・演出
また観測者か。量子力学・シュレディンガーの猫。本当にゲーム・アニメ業界の人、好きだな。ちょっと賢い感じがするからかな。うまく消化できてたのは「青ブタ」くらいだと思うんだけど。あまり背伸びしないほうがいい。
科学的なようでいて、感覚的。パラレルワールドが2択? 好意的に解釈して、時間遡行して元に戻すか、このまま進むかってことなら、前者を選んで、希望の未来が開けるなんて保証はないわけで、ヒロインの選択は間違いではないんだけど、そこに至るまで12話を使って表現するのは大げさすぎたんじゃないでしょうか。
wiki見ても、ストーリーが3文。開発過程で起きる開発者の希望役職だとか移動だとかの解説ばかり。システムについての説明ですらほんのちょっとですよ。お話に中身がないのが、こんなところからも透けて見えます。
これをアニメ化するの、大変だったでしょう。でも、アニメ化しようと思ったところから間違いだったと思えるアニメでした。大人の事情なのでしょう。
SFならもっと知的欲求を満たすような視聴者をケムに巻くくらいの科学理論を提示して欲しかったです。

二人が乗るのスクーターが一つのキーワードなんですが、それほど効果的だったようにも思えなかったです。
・作画
テレビアニメとしては普通です。制作マッドハウスにしては、キャラが安定しない時があったのが残念。過重労働で告発された影響ですかね。。
・演技
花澤香菜さんの演技力が光ります。

がそれだけのアニメになっちゃってます。主人公に杉田智和さんなんですが、たぶん、苦難もクールに乗り越える(俺は単なる運び屋だ、とニヒルな)ヒーロー像を演じようとしているのだけれど、実際映像化され演出された主人公は、やたら弱く、感情的。このミスマッチは杉田さんをもっても如何ともしがたく、ミスキャスト、というより、演出(シリーズ構成)がブレブレなせいだろうと思います。
脇役のテンプレートハッカーオタクがシュタゲに比べてもかなり残念。
・音楽
普通、でしょうかね。
花澤香菜さんの挿入歌は良かったです。こちらはオリジナルYenTownBandのライブ
演出過多です。花澤香菜さんの熱演は本当に素晴らしかったですが。
スマホゲーム原作。
2019年4月スタート。全12話。
ゲーム原作で面白いな、と思えるアニメの比率は、かなり低い、と思う。
・ストーリー
ある科学機関から少女を助ける脱走任務を与えられた運び屋。その少女は3年前に発生したロストとよばれる一つの地域が消滅した超自然現象の中から生き残った数少ない人間の一人だった。
・演出
また観測者か。量子力学・シュレディンガーの猫。本当にゲーム・アニメ業界の人、好きだな。ちょっと賢い感じがするからかな。うまく消化できてたのは「青ブタ」くらいだと思うんだけど。あまり背伸びしないほうがいい。
科学的なようでいて、感覚的。パラレルワールドが2択? 好意的に解釈して、時間遡行して元に戻すか、このまま進むかってことなら、前者を選んで、希望の未来が開けるなんて保証はないわけで、ヒロインの選択は間違いではないんだけど、そこに至るまで12話を使って表現するのは大げさすぎたんじゃないでしょうか。
wiki見ても、ストーリーが3文。開発過程で起きる開発者の希望役職だとか移動だとかの解説ばかり。システムについての説明ですらほんのちょっとですよ。お話に中身がないのが、こんなところからも透けて見えます。
これをアニメ化するの、大変だったでしょう。でも、アニメ化しようと思ったところから間違いだったと思えるアニメでした。大人の事情なのでしょう。
SFならもっと知的欲求を満たすような視聴者をケムに巻くくらいの科学理論を提示して欲しかったです。

二人が乗るのスクーターが一つのキーワードなんですが、それほど効果的だったようにも思えなかったです。
・作画
テレビアニメとしては普通です。制作マッドハウスにしては、キャラが安定しない時があったのが残念。過重労働で告発された影響ですかね。。
・演技
花澤香菜さんの演技力が光ります。

がそれだけのアニメになっちゃってます。主人公に杉田智和さんなんですが、たぶん、苦難もクールに乗り越える(俺は単なる運び屋だ、とニヒルな)ヒーロー像を演じようとしているのだけれど、実際映像化され演出された主人公は、やたら弱く、感情的。このミスマッチは杉田さんをもっても如何ともしがたく、ミスキャスト、というより、演出(シリーズ構成)がブレブレなせいだろうと思います。
脇役のテンプレートハッカーオタクがシュタゲに比べてもかなり残念。
・音楽
普通、でしょうかね。
花澤香菜さんの挿入歌は良かったです。こちらはオリジナルYenTownBandのライブ
演出過多です。花澤香菜さんの熱演は本当に素晴らしかったですが。
2019年6月24日月曜日
ひとりぼっちの〇〇生活
ひとりぼっちの〇〇生活 総合:☆☆☆☆
2019年4月スタート。全12話。
漫画が原作。原作未読でしたが読みたくなりました。
・ストーリー
わたしには親友がいました。人見知りで、誰かと仲良くなることが苦手で、辛い思いをするくらいなら、友達がいなくてもいいや、て思っていたわたしの、たった一人の親友。
その親友は、ある日、言いました。
「このままじゃあなたはダメになる。だから、中学卒業までに、クラス全員と友達にならない限り、絶交する」と。
それは、とても大変で、絶対無理で、何から始めていいか、全然わからなかったけど、でも、でも、もしかしたら。
わたしこと一里ぼっちの自分を乗り越え友達を作る中学生活の日々が始まります。
・演出
脚本・シリーズ構成に花田十輝さん。
内向的だったり、コミュ障だったりする主人公の作品は多く、一歩間違えると見ていて、もどかしくなり、逆に辛くなるものです。このアニメでも、そういったところがないわけではないのですが、演出、脚本、演技、作画、音楽でしっかりカバーしているように思いました。例えば、一里ぼっちが最初に教室に入って席に着くまでの間、同級生に声をかけない理由を無理やり自分の中で作ります。こういうこと、身に覚えがあるものの、いざ客観的に俯瞰すると、ちょっと息苦しくなりがちですが、その気持ちが沸き起こる前に、絵柄の変化、声優さんの演技などでうまく包んで隠してくれています。この辺の厭味の無さは、原作(結局1巻は買ってみましたw)の良さをそのままアニメ化していて良い感じです。
なにより、時系列を少しいじって、だんだんと増えていく友達とのエピソードをバランスよく配置し12話ですっきりまとめ、一人目の友達への感謝を最後に持ってきたことに感動しました。また、無茶振りした親友を悪者にしないように時たま登場させ和ませる演出もとても良かったと思います。
・作画
とてもいいです。キャラも可愛いし、動きも自然です。ほんのちょっとした所作にも気を配っている作画を見るとそれだけで尊敬します。
キャラの特徴をしっかり描き分け、キャラごとの仕草の違いなども細かく考えられています。
原作のキャラの絵柄もとても魅力的なんですが、アニメのキャラデザも良い仕事しているなと思いました。
・演技
心の中で思う演技が多い一里ぼっち役に新人の森下千咲さん。すごく良かったんじゃないでしょうか。
最初は怖い見た目通りの演技をしていた砂尾なこ役・田中美海さんが、回が進むにつれて優しい語り口になっていきます。二人の距離感が縮まっていく様子を、声でしっかり表現されていて素敵でした。
鬼頭明里さんも綺麗な声でハツラツとしていてツッコミ役がハマりますね。
・音楽
いいです。OP/EDともお気に入りです。
でも、最初の一人目がほんとに素直な子で良かった^^。よくもまあ、まず初めにこんな怖い見た目の子に声をかけられたものだw。一里ぼっちにとって、見た目なんかどうでもよく、どんな相手とだって、誰かと仲良くすること自体が苦手なんですよね。だから、見た目なんかは彼女には関係なかったのでしょう。ただ前の席にいて、声をかけてくれたということだけで、友達になろうとするには必要十分な動機付けになったのでしょうね。
2019年4月スタート。全12話。
漫画が原作。原作未読でしたが読みたくなりました。
・ストーリー
わたしには親友がいました。人見知りで、誰かと仲良くなることが苦手で、辛い思いをするくらいなら、友達がいなくてもいいや、て思っていたわたしの、たった一人の親友。
その親友は、ある日、言いました。
「このままじゃあなたはダメになる。だから、中学卒業までに、クラス全員と友達にならない限り、絶交する」と。
それは、とても大変で、絶対無理で、何から始めていいか、全然わからなかったけど、でも、でも、もしかしたら。
わたしこと一里ぼっちの自分を乗り越え友達を作る中学生活の日々が始まります。
・演出
脚本・シリーズ構成に花田十輝さん。
内向的だったり、コミュ障だったりする主人公の作品は多く、一歩間違えると見ていて、もどかしくなり、逆に辛くなるものです。このアニメでも、そういったところがないわけではないのですが、演出、脚本、演技、作画、音楽でしっかりカバーしているように思いました。例えば、一里ぼっちが最初に教室に入って席に着くまでの間、同級生に声をかけない理由を無理やり自分の中で作ります。こういうこと、身に覚えがあるものの、いざ客観的に俯瞰すると、ちょっと息苦しくなりがちですが、その気持ちが沸き起こる前に、絵柄の変化、声優さんの演技などでうまく包んで隠してくれています。この辺の厭味の無さは、原作(結局1巻は買ってみましたw)の良さをそのままアニメ化していて良い感じです。
なにより、時系列を少しいじって、だんだんと増えていく友達とのエピソードをバランスよく配置し12話ですっきりまとめ、一人目の友達への感謝を最後に持ってきたことに感動しました。また、無茶振りした親友を悪者にしないように時たま登場させ和ませる演出もとても良かったと思います。
とてもいいです。キャラも可愛いし、動きも自然です。ほんのちょっとした所作にも気を配っている作画を見るとそれだけで尊敬します。
キャラの特徴をしっかり描き分け、キャラごとの仕草の違いなども細かく考えられています。
原作のキャラの絵柄もとても魅力的なんですが、アニメのキャラデザも良い仕事しているなと思いました。
・演技
心の中で思う演技が多い一里ぼっち役に新人の森下千咲さん。すごく良かったんじゃないでしょうか。
最初は怖い見た目通りの演技をしていた砂尾なこ役・田中美海さんが、回が進むにつれて優しい語り口になっていきます。二人の距離感が縮まっていく様子を、声でしっかり表現されていて素敵でした。
鬼頭明里さんも綺麗な声でハツラツとしていてツッコミ役がハマりますね。
・音楽
いいです。OP/EDともお気に入りです。
でも、最初の一人目がほんとに素直な子で良かった^^。よくもまあ、まず初めにこんな怖い見た目の子に声をかけられたものだw。一里ぼっちにとって、見た目なんかどうでもよく、どんな相手とだって、誰かと仲良くすること自体が苦手なんですよね。だから、見た目なんかは彼女には関係なかったのでしょう。ただ前の席にいて、声をかけてくれたということだけで、友達になろうとするには必要十分な動機付けになったのでしょうね。
2019年6月23日日曜日
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(映画)
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 総合:☆☆
1993年放映のテレビドラマ原作。
2017年公開。
・ストーリー
引っ越しの決まった女の子と、男の子とのたった1日のSFラブロマンス。if、時空遡行を舞台装置としていますが、設定、展開、ともに無茶苦茶です。
・演出
この監督、螺旋階段が好き、だなあ。
総監督から音楽も含めて、物語シリーズのスタッフが多数を占めているので、シャフトとしてはかなり気合を入れたのでしょう。表現などよく似ています。故に、西尾維新故に、、、成り立っていたんだなシャフトのあの表現は、と思わざるを得ません。言い出しっぺは、どっちが先なんでしょうね。怪異モノはシャフトにやらせとけ、なのか、怪異モノだから俺らの出番とシャフトが思ったのか?。思った方、勘違いでしたね。
・作画
さすがはシャフトクオリティ。作画で☆3に留めようかとも思いましたが、お話も面白いわけでもないので、やめておきました。
・演技
広瀬すずさんは割と好きなタレントさんですが、それでもなお、シャフトよ、お前もか。がっかりだよ。エンドロールで、相変わらずの力を見せた名だたる声優さんたちが、広瀬すず、菅田将暉、一人づつの名前がテロップされた後に、列挙されて流れていくのを見て、この演技で、この扱いかよ。嫌な業界だよ。
・音楽
広瀬すずが歌う挿入歌「瑠璃色の地球」は、ちょっと素人っぽい感じがかえって良かったです。
アマゾンプライムお試し期間で、この映画を観ました。この映画に関係するものに、全くお金を使わずにいたことに、安堵いたしました。
1993年放映のテレビドラマ原作。
2017年公開。
・ストーリー
引っ越しの決まった女の子と、男の子とのたった1日のSFラブロマンス。if、時空遡行を舞台装置としていますが、設定、展開、ともに無茶苦茶です。
・演出
この監督、螺旋階段が好き、だなあ。
総監督から音楽も含めて、物語シリーズのスタッフが多数を占めているので、シャフトとしてはかなり気合を入れたのでしょう。表現などよく似ています。故に、西尾維新故に、、、成り立っていたんだなシャフトのあの表現は、と思わざるを得ません。言い出しっぺは、どっちが先なんでしょうね。怪異モノはシャフトにやらせとけ、なのか、怪異モノだから俺らの出番とシャフトが思ったのか?。思った方、勘違いでしたね。
・作画
さすがはシャフトクオリティ。作画で☆3に留めようかとも思いましたが、お話も面白いわけでもないので、やめておきました。
・演技
広瀬すずさんは割と好きなタレントさんですが、それでもなお、シャフトよ、お前もか。がっかりだよ。エンドロールで、相変わらずの力を見せた名だたる声優さんたちが、広瀬すず、菅田将暉、一人づつの名前がテロップされた後に、列挙されて流れていくのを見て、この演技で、この扱いかよ。嫌な業界だよ。
・音楽
広瀬すずが歌う挿入歌「瑠璃色の地球」は、ちょっと素人っぽい感じがかえって良かったです。
アマゾンプライムお試し期間で、この映画を観ました。この映画に関係するものに、全くお金を使わずにいたことに、安堵いたしました。
2019年6月22日土曜日
BAKUMATSUクライシス
BAKUMATSUクライシス 総合:☆☆
BAKUMATSUの2期。
女性向けスマホゲームのアニメ化。
2019年4月スタート。全12話。
・ストーリー
特別な能力を持つ懐中時計の力により、時空をまたぐパラレルワールドに飛ばされる幕末の英雄たち。2期でも基本的に長州藩の高杉・桂が中心となり、その時期その時期のトラブルを解決していく。
・演出
前期同様、天使の輪が家紋になっているのがなんだかおしゃれw
・作画
普通。
・演技
名だたる男性声優陣たちが女性向けに甘い口調で英雄たちを演じています。
・音楽
時代物らしい劇伴音楽。
語尾に「ぜよ」をつければ誰でも坂本龍馬になれるわけですが、土佐弁って本当にそういう方言なんです?
BAKUMATSUの2期。
女性向けスマホゲームのアニメ化。
2019年4月スタート。全12話。
・ストーリー
特別な能力を持つ懐中時計の力により、時空をまたぐパラレルワールドに飛ばされる幕末の英雄たち。2期でも基本的に長州藩の高杉・桂が中心となり、その時期その時期のトラブルを解決していく。
・演出
前期同様、天使の輪が家紋になっているのがなんだかおしゃれw
・作画
普通。
・演技
名だたる男性声優陣たちが女性向けに甘い口調で英雄たちを演じています。
・音楽
時代物らしい劇伴音楽。
語尾に「ぜよ」をつければ誰でも坂本龍馬になれるわけですが、土佐弁って本当にそういう方言なんです?
2019年6月21日金曜日
スタミュ 1期
スタミュ 1期 総合:☆☆
2015年10月スタート。全12話。
・ストーリー
音楽や芸能を専門に教える高校・綾薙学園。この高校には入試の時にはなく、入学してから将来性のある生徒が選抜されるミュージカル学科というエリートコースが存在している。もちろん1年次は候補生として選抜されるだけであったが、ミュージカル学科の最上級生の中でもトップスター5人それぞれが1年生5人を選抜してトレーニングをしてくれる。トップスター5人の中でもはぐれもの鳳。彼は普通とは違う問題児たちを選抜し、ミュージカルコースを目指させるが、鳳の素行の悪さから彼を目の敵にしていた最上級生主席の柊が、鳳の教え子たちにも何かと嫌がらせを仕掛けてくる。この妨害を避けつつ、素人同然から抜擢された星谷悠太は、当初はチームの仲間からも厭われながらも、生来のスター性と明るく前向きな夢に向かって突き進む性格で、周りの人間を巻き込みながら、正式なミュージカル学科の生徒となるべく1年の最終試験へ向かっていく物語。
・演出
女性向けのかっこよくおしゃれな男性グループのハーレムアニメ。自分の守備範囲外ですが、お話としては、王道ではあるものの、ツボにはまる女性は多いのかもしれません。
・作画
等身大のアニメって結構作画、大変だと思うんですが、ダンスシーンなどモーションキャプチャ3Dを有効に使ってしっかりエンタメしています。
・演技
歌も演技も揃っている男性声優さんが揃ってますね。男性視点では、甘い、甘すぎる声と語りだ、と思っちゃいますが、きっと大成功なんだと思います。
・音楽
いいんじゃないでしょうか。
ちょっと、消化試合みたいな感想ですみません。
2015年10月スタート。全12話。
・ストーリー
音楽や芸能を専門に教える高校・綾薙学園。この高校には入試の時にはなく、入学してから将来性のある生徒が選抜されるミュージカル学科というエリートコースが存在している。もちろん1年次は候補生として選抜されるだけであったが、ミュージカル学科の最上級生の中でもトップスター5人それぞれが1年生5人を選抜してトレーニングをしてくれる。トップスター5人の中でもはぐれもの鳳。彼は普通とは違う問題児たちを選抜し、ミュージカルコースを目指させるが、鳳の素行の悪さから彼を目の敵にしていた最上級生主席の柊が、鳳の教え子たちにも何かと嫌がらせを仕掛けてくる。この妨害を避けつつ、素人同然から抜擢された星谷悠太は、当初はチームの仲間からも厭われながらも、生来のスター性と明るく前向きな夢に向かって突き進む性格で、周りの人間を巻き込みながら、正式なミュージカル学科の生徒となるべく1年の最終試験へ向かっていく物語。
・演出
女性向けのかっこよくおしゃれな男性グループのハーレムアニメ。自分の守備範囲外ですが、お話としては、王道ではあるものの、ツボにはまる女性は多いのかもしれません。
・作画
等身大のアニメって結構作画、大変だと思うんですが、ダンスシーンなどモーションキャプチャ3Dを有効に使ってしっかりエンタメしています。
・演技
歌も演技も揃っている男性声優さんが揃ってますね。男性視点では、甘い、甘すぎる声と語りだ、と思っちゃいますが、きっと大成功なんだと思います。
・音楽
いいんじゃないでしょうか。
ちょっと、消化試合みたいな感想ですみません。
2019年6月20日木曜日
ガールズ&パンツァー 劇場版
ガールズ&パンツァー 劇場版 総合:☆☆☆☆
テレビ版ガールズ&パンツァーの続編。オリジナルアニメ。
☆は辛めです。とはいえ、テレビ版の方が自分としては楽しめました。
また、続編であり、テレビ版を観ていることが前提のアニメです。
※ゆえに、以下、テレビ版含めネタバレが若干あります。
その点でも、テレビ版は☆5に、いつか変えてしまうかもしれませんが、劇場版がランクアップすることはないでしょう。
2015年公開。
・ストーリー
戦車戦がスポーツ化され戦車道として発展した未来のお話。県立大洗女子学園は戦車道の全国大会で優勝すれば廃校を免れるはずだった。そのために必死に手に入れた優勝旗だったが、お役人は、そんな口約束は簡単に反故にしてしまう。学園艦を追い出された彼女たちは失意の只中にいたが、生徒会長は政治的駆け引きを使い、廃校を免れる条件を責任者たちの捺印付きの書面にして手に入れた。その条件とは大学選抜チームと対戦し、勝利することだった。高校生が大学選抜に挑むこと自体から無謀だったが、役人の嫌がらせも加わり、さらに不利な条件となった中、高校全国大会で戦い、その時、西住みほの人柄に当てられたライバルたちが、大洗女子学園のピンチを救おうと颯爽と加勢に入り、運命の決戦の戦端が開かれるのだった。
・演出
スタッフも変わらないので、基本、テレビ版と同じよさを引き継いでいます。あえてテレビ版に付け加えるとするならば、闘志を秘めながらも表に全く出さない、冷静沈着慇懃なヒロインを筆頭に、チームカラーやキャラが立っているので、多数の人物を登場させながらも、色分けがはっきりできています。また、最初にエキシビジョンマッチを挿入することで、新しいメンツの特徴を把握させつつ、旧来のメンバーの特徴も思い出すことができる演出は上手いと思いました。展開が王道なので劇場版でガルパン初見の人でも、ストーリーで置いていかれることはないと思います。劇場版という尺の短さ(とはいえ二時間半と割と長め)によるデメリットを上手く解消しています。
そもそも単純明快なストーリーと、爽快痛快な戦車バトルに引き込まれずにはいられないでしょう。追加して、劇場版の方がテレビ版より、戦車戦、というより、戦車道、をより感じさせてくれる演出が多いのも良い点です。まあ、車中で紅茶飲みすぎなんだけどw そんな戦争由来のスポーツとはいえ殺伐とさせない、すでに道として確立した競技であることを、上品さ清廉さを使ってさりげなく演出しているところが自分としては好感度高いです。ダークな展開も大好きですが、こういう突拍子もないスポーツで学園青春物語を見せてくれる新鮮さに加え、普通の熱血スポ根もののような胸が熱くなるような展開の上乗せも自分は好きです。
テレビ版に加え、新しい風として登場させた西隊長というか知波単学園のメンバーの旧日本帝国陸軍を茶化してるとしか思えない突撃精神、それに、大学選抜の西住流に対抗する島田流家元の娘・天才少女のクールな存在感もよかったですね。尺が長ければ、もっとその天才ぶりを発揮できただろうに。ちょっと残念です。クライマックスにおける西住姉妹vs島田流天才少女の決闘もテレビ版の西住姉妹の決闘に勝るとも劣らない迫力でした。天才と絆の対決。テレビ版でもエンディングでそれとなく表現されていましたが表しきれてはいなかった西住姉妹の本来あった本当の仲の良さが示唆されていた点も良かったです。
といはいえ、どうしても欠点はあります。この人数です。テレビ版を知っているから、入りやすいのは確かです。劇場版から観る人には、詳細まで把握するのは厳しいでしょう。
さらに、これだけ戦車の数が多いと、流石に乱戦の中、戦況がわかりづらいのは辛いところです。戦況自体に重きを置いていないのはわかりますが、優勢、劣勢がもう少しわかりやすくなっているとよかったのにと思います。音楽が助けていましたが、限界があります。やられている割に、なぜか数的には互角だなあ、とかちょっと不思議感が漂っていました。
・作画
ケチがつけれるとしたらどこでしょうかね。ちょっと思い当たりません。引いた時の人の動きも非常にリアルで、3Dの最も効果的な使用法だったように思います。
正直に言うと、クライマックスの決闘シーンはテレビ版の方がすごかった、と思います。もちろん劇場版も負けてはいないのですが、でもあの、テレビ版での砲身のやり取りは忘れられません。
・演技
この人数ですからね。一人何役もて感じですが、違和感はありませんし、変なところもありません。皆さん、さすがです。
あえて一人だけ。テレビ版の感想の時に、はっきりは言いませんでしたが、ヒロイン役の渕上舞さん、最近の自分にとっては「刀使ノ巫女」の皐月夜見なんですよね。だから、西住みほは意外であると同時に、とても良い語り口だなあと思っています。思い起こせば皐月夜見の語り口もとても良いですよね。はっきりしていて、暗くて。西住みほは、はっきりしているんだけど気合が入る場面でもおっとりしていてい常に丁寧な口調、渕上舞さんの語り口は、いつもとても気になると同時に魅力的です。
・音楽
いいです。
音響にもこだわっていて、戦車戦らしい迫力が増しました。
最後に、作品を底上げした、上品で、戦車道らしい、自分の中でのお気に入りのセリフを
「どこでも華は咲けるわ。心が萎れない限り。」by 五十鈴華(cv 尾崎真実さん)
「普通は無理でも戦車に通れない道はありません。戦車は火砕流の中だって進むんです。(ビックリマークがつかない台詞回しがいいです)」by 西住みほ(cv 渕上舞さん)
テレビ版ガールズ&パンツァーの続編。オリジナルアニメ。
☆は辛めです。とはいえ、テレビ版の方が自分としては楽しめました。
また、続編であり、テレビ版を観ていることが前提のアニメです。
※ゆえに、以下、テレビ版含めネタバレが若干あります。
その点でも、テレビ版は☆5に、いつか変えてしまうかもしれませんが、劇場版がランクアップすることはないでしょう。
2015年公開。
・ストーリー
戦車戦がスポーツ化され戦車道として発展した未来のお話。県立大洗女子学園は戦車道の全国大会で優勝すれば廃校を免れるはずだった。そのために必死に手に入れた優勝旗だったが、お役人は、そんな口約束は簡単に反故にしてしまう。学園艦を追い出された彼女たちは失意の只中にいたが、生徒会長は政治的駆け引きを使い、廃校を免れる条件を責任者たちの捺印付きの書面にして手に入れた。その条件とは大学選抜チームと対戦し、勝利することだった。高校生が大学選抜に挑むこと自体から無謀だったが、役人の嫌がらせも加わり、さらに不利な条件となった中、高校全国大会で戦い、その時、西住みほの人柄に当てられたライバルたちが、大洗女子学園のピンチを救おうと颯爽と加勢に入り、運命の決戦の戦端が開かれるのだった。
・演出
スタッフも変わらないので、基本、テレビ版と同じよさを引き継いでいます。あえてテレビ版に付け加えるとするならば、闘志を秘めながらも表に全く出さない、冷静沈着慇懃なヒロインを筆頭に、チームカラーやキャラが立っているので、多数の人物を登場させながらも、色分けがはっきりできています。また、最初にエキシビジョンマッチを挿入することで、新しいメンツの特徴を把握させつつ、旧来のメンバーの特徴も思い出すことができる演出は上手いと思いました。展開が王道なので劇場版でガルパン初見の人でも、ストーリーで置いていかれることはないと思います。劇場版という尺の短さ(とはいえ二時間半と割と長め)によるデメリットを上手く解消しています。
そもそも単純明快なストーリーと、爽快痛快な戦車バトルに引き込まれずにはいられないでしょう。追加して、劇場版の方がテレビ版より、戦車戦、というより、戦車道、をより感じさせてくれる演出が多いのも良い点です。まあ、車中で紅茶飲みすぎなんだけどw そんな戦争由来のスポーツとはいえ殺伐とさせない、すでに道として確立した競技であることを、上品さ清廉さを使ってさりげなく演出しているところが自分としては好感度高いです。ダークな展開も大好きですが、こういう突拍子もないスポーツで学園青春物語を見せてくれる新鮮さに加え、普通の熱血スポ根もののような胸が熱くなるような展開の上乗せも自分は好きです。
テレビ版に加え、新しい風として登場させた西隊長というか知波単学園のメンバーの旧日本帝国陸軍を茶化してるとしか思えない突撃精神、それに、大学選抜の西住流に対抗する島田流家元の娘・天才少女のクールな存在感もよかったですね。尺が長ければ、もっとその天才ぶりを発揮できただろうに。ちょっと残念です。クライマックスにおける西住姉妹vs島田流天才少女の決闘もテレビ版の西住姉妹の決闘に勝るとも劣らない迫力でした。天才と絆の対決。テレビ版でもエンディングでそれとなく表現されていましたが表しきれてはいなかった西住姉妹の本来あった本当の仲の良さが示唆されていた点も良かったです。
といはいえ、どうしても欠点はあります。この人数です。テレビ版を知っているから、入りやすいのは確かです。劇場版から観る人には、詳細まで把握するのは厳しいでしょう。
さらに、これだけ戦車の数が多いと、流石に乱戦の中、戦況がわかりづらいのは辛いところです。戦況自体に重きを置いていないのはわかりますが、優勢、劣勢がもう少しわかりやすくなっているとよかったのにと思います。音楽が助けていましたが、限界があります。やられている割に、なぜか数的には互角だなあ、とかちょっと不思議感が漂っていました。
・作画
ケチがつけれるとしたらどこでしょうかね。ちょっと思い当たりません。引いた時の人の動きも非常にリアルで、3Dの最も効果的な使用法だったように思います。
正直に言うと、クライマックスの決闘シーンはテレビ版の方がすごかった、と思います。もちろん劇場版も負けてはいないのですが、でもあの、テレビ版での砲身のやり取りは忘れられません。
・演技
この人数ですからね。一人何役もて感じですが、違和感はありませんし、変なところもありません。皆さん、さすがです。
あえて一人だけ。テレビ版の感想の時に、はっきりは言いませんでしたが、ヒロイン役の渕上舞さん、最近の自分にとっては「刀使ノ巫女」の皐月夜見なんですよね。だから、西住みほは意外であると同時に、とても良い語り口だなあと思っています。思い起こせば皐月夜見の語り口もとても良いですよね。はっきりしていて、暗くて。西住みほは、はっきりしているんだけど気合が入る場面でもおっとりしていてい常に丁寧な口調、渕上舞さんの語り口は、いつもとても気になると同時に魅力的です。
・音楽
いいです。
音響にもこだわっていて、戦車戦らしい迫力が増しました。
最後に、作品を底上げした、上品で、戦車道らしい、自分の中でのお気に入りのセリフを
「どこでも華は咲けるわ。心が萎れない限り。」by 五十鈴華(cv 尾崎真実さん)
「普通は無理でも戦車に通れない道はありません。戦車は火砕流の中だって進むんです。(ビックリマークがつかない台詞回しがいいです)」by 西住みほ(cv 渕上舞さん)
2019年6月17日月曜日
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 総合:☆☆☆
連載中のラノベが原作。原作は未読です。
2015年4月スタート。全13話。
2019年7月から始まる第2期に先立って再放送されたものを観ました。
・ストーリー
広大な地下ダンジョンを構える都市オラリオ。地下迷宮には様々な怪物が住み着き、貴重なアイテムの宝庫であった。冒険者たちは徒党を組み、一攫千金を夢見てダンジョンに降りていくのだった。そんな冒険者の中に駆け出しの少年ベル・クラネルがいた。彼が経験を積むために低層階で弱いモンスター退治に勤しんでいたところ、本来なら低層階には現れるはずのない強敵ミノタウロスが現れた。なすすべもなく彼が死を覚悟したその時、女性剣士が一刀のもとミノタウロスを倒した。ベルは彼女に恩以上に憧れを抱き、いずれ共に戦えることを夢見るのだった。
・演出
ベル・クラネル。彼が所属するファミリアの神・ヘスティア。二人とも善性の属性ですが、当然世の中には、特に冒険者には悪属性もいるわけですなウィザードリィの昔からw
その悪属性の際立たせ方と、ベル+ヘスティアの善性の見せ方の格差が激しく、可愛い絵柄の中、結構苛立たせてくれるのが、観てて辛かったです。もちろん、きっちり収拾するんですけれど、至る過程が、そこまでしなくても、とか、そこまで我慢しなくてもとか、で蓄積されていき、そして最終的に、溜まったストレスを完全に解消するほどの展開にならないのが気持ち残念です。やっぱり「水戸黄門」のように、最後はスパッと悪人が懲らしめられないと、欲求不満に陥りやすいです。こう感じてしまう理由は、ベル+ヘスティアの善性ゆえでもあるんですが、彼らに酷い仕打ちをする悪党側の理由にあまり説得力がないからだと感じます。これは最初の試練であるリリのエピソードからして、リリに同情はするけど、やりようがおかしいだろうと疑問を持たざるを得ない気持ちになってしまうところから始まるので、最後まで、そういったエピソードが多いのが、自分がこの作品と相性が合わない由縁かと思います。ただ、逆に、そこだけ、そこだけなんですけどね。
・作画
ヘスティアの衣装「例の紐」で有名ですね。キャラも可愛いし、アクションも迫力があり、作画はテレビアニメとして素晴らしく良いんじゃないでしょうか。
・音楽
サントラも良かったですし、OPは可愛いし、EDもなかなかです。
・演技
元気な水瀬いのりさん、感情を見せない大西沙織さんがなかなか素敵でした。
この絵で動かしてくれてる以上、原作に食指は伸びません^^自分としてはアニメで観るのがベストです。作画が素晴らしいのでBDには焼きたい^^なので実質は☆4です。
連載中のラノベが原作。原作は未読です。
2015年4月スタート。全13話。
2019年7月から始まる第2期に先立って再放送されたものを観ました。
・ストーリー
広大な地下ダンジョンを構える都市オラリオ。地下迷宮には様々な怪物が住み着き、貴重なアイテムの宝庫であった。冒険者たちは徒党を組み、一攫千金を夢見てダンジョンに降りていくのだった。そんな冒険者の中に駆け出しの少年ベル・クラネルがいた。彼が経験を積むために低層階で弱いモンスター退治に勤しんでいたところ、本来なら低層階には現れるはずのない強敵ミノタウロスが現れた。なすすべもなく彼が死を覚悟したその時、女性剣士が一刀のもとミノタウロスを倒した。ベルは彼女に恩以上に憧れを抱き、いずれ共に戦えることを夢見るのだった。
・演出
ベル・クラネル。彼が所属するファミリアの神・ヘスティア。二人とも善性の属性ですが、当然世の中には、特に冒険者には悪属性もいるわけですなウィザードリィの昔からw
その悪属性の際立たせ方と、ベル+ヘスティアの善性の見せ方の格差が激しく、可愛い絵柄の中、結構苛立たせてくれるのが、観てて辛かったです。もちろん、きっちり収拾するんですけれど、至る過程が、そこまでしなくても、とか、そこまで我慢しなくてもとか、で蓄積されていき、そして最終的に、溜まったストレスを完全に解消するほどの展開にならないのが気持ち残念です。やっぱり「水戸黄門」のように、最後はスパッと悪人が懲らしめられないと、欲求不満に陥りやすいです。こう感じてしまう理由は、ベル+ヘスティアの善性ゆえでもあるんですが、彼らに酷い仕打ちをする悪党側の理由にあまり説得力がないからだと感じます。これは最初の試練であるリリのエピソードからして、リリに同情はするけど、やりようがおかしいだろうと疑問を持たざるを得ない気持ちになってしまうところから始まるので、最後まで、そういったエピソードが多いのが、自分がこの作品と相性が合わない由縁かと思います。ただ、逆に、そこだけ、そこだけなんですけどね。
ヘスティアの衣装「例の紐」で有名ですね。キャラも可愛いし、アクションも迫力があり、作画はテレビアニメとして素晴らしく良いんじゃないでしょうか。
・音楽
サントラも良かったですし、OPは可愛いし、EDもなかなかです。
・演技
元気な水瀬いのりさん、感情を見せない大西沙織さんがなかなか素敵でした。
この絵で動かしてくれてる以上、原作に食指は伸びません^^自分としてはアニメで観るのがベストです。作画が素晴らしいのでBDには焼きたい^^なので実質は☆4です。
2019年6月14日金曜日
ドメスティックな彼女
ドメスティックな彼女 総合:☆☆
連載中の漫画が原作。
2019年1月スタート。全12話。
ドメスティックと聞くとDVを連想しがちですが、ドメスティック本来の意味で題名はつけられています。じゃあ、題名と中身が一致しているのかというと、そうは思えないのがこの作品です。インパクトの強い単語を使って客を引いているだけに感じるので、DVよりもある意味さらにたちが悪いです。ちなみに「飼いならされる」という意味もあるそうですが、むしろ男性視点からは「いいなりになる」「都合の良い」にまで意訳を進めることができる展開です。なんかこの、男も女もなよっとした雰囲気に、自分はいたたまれなくなり、最後まで観なくてもよかったアニメだったので、☆の数もそのまま規定通りにつけています。
・ストーリー
見下されたくないから経験したかっただけの女子高生に付き合って行為に及んだ彼女と親の結婚により家族となった男子高校生。男子高校生には意中の女性教師がいたが、その女性教師は女子高生の姉だった。奇妙な三角関係を抱えたまま家族となった3人の物語。
・演出
演出、というより原作のせいなんですが、まあ、普通にふしだらな男女関係をことさらロマンティックにしてみました、という程です。一昔前(今でも?)に流行った昼ドラ。wikiの言葉を借りれば「男女の関係において、演劇的に誇張された愛憎劇」に該当すると思います。ピュアラブロマンス系を望む方には、まず、合わないです。アニメの演出は、この原作の持ち味をきちんと表現しています。
・作画
テレビアニメとして良いんじゃないでしょうか。
・音楽
正直に。あまり音楽まで気を巡らせて観れていなかったです。
・演技
坊主憎けりゃ袈裟まで憎くなってしまいがちなので、ネガティブには言いませんが、普通に演じてくださってたんじゃないでしょうか。内田真礼さん、日笠陽子さんがダブルヒロインを演じられたとはいえ、物語まで変えることができないのは、仕方のないことです。
原作からして、そもそも3話切りしていたので、アニメに関しても結果は見えていたわけで、観ちゃった自分が一番いけないのです^^;
連載中の漫画が原作。
2019年1月スタート。全12話。
ドメスティックと聞くとDVを連想しがちですが、ドメスティック本来の意味で題名はつけられています。じゃあ、題名と中身が一致しているのかというと、そうは思えないのがこの作品です。インパクトの強い単語を使って客を引いているだけに感じるので、DVよりもある意味さらにたちが悪いです。ちなみに「飼いならされる」という意味もあるそうですが、むしろ男性視点からは「いいなりになる」「都合の良い」にまで意訳を進めることができる展開です。なんかこの、男も女もなよっとした雰囲気に、自分はいたたまれなくなり、最後まで観なくてもよかったアニメだったので、☆の数もそのまま規定通りにつけています。
・ストーリー
見下されたくないから経験したかっただけの女子高生に付き合って行為に及んだ彼女と親の結婚により家族となった男子高校生。男子高校生には意中の女性教師がいたが、その女性教師は女子高生の姉だった。奇妙な三角関係を抱えたまま家族となった3人の物語。
・演出
演出、というより原作のせいなんですが、まあ、普通にふしだらな男女関係をことさらロマンティックにしてみました、という程です。一昔前(今でも?)に流行った昼ドラ。wikiの言葉を借りれば「男女の関係において、演劇的に誇張された愛憎劇」に該当すると思います。ピュアラブロマンス系を望む方には、まず、合わないです。アニメの演出は、この原作の持ち味をきちんと表現しています。
テレビアニメとして良いんじゃないでしょうか。
・音楽
正直に。あまり音楽まで気を巡らせて観れていなかったです。
・演技
坊主憎けりゃ袈裟まで憎くなってしまいがちなので、ネガティブには言いませんが、普通に演じてくださってたんじゃないでしょうか。内田真礼さん、日笠陽子さんがダブルヒロインを演じられたとはいえ、物語まで変えることができないのは、仕方のないことです。
原作からして、そもそも3話切りしていたので、アニメに関しても結果は見えていたわけで、観ちゃった自分が一番いけないのです^^;
2019年6月12日水曜日
夜は短し歩けよ乙女(映画)
夜は短し歩けよ乙女 総合:☆☆☆
とても高い評価を受けている小説が原作。
アニメは2017年春に劇場版として公開。こちらもアニメ賞をいろいろ受賞。
・ストーリー
原作では1年間のお話を1日にギュギュッと濃縮。黒髪の乙女に一目惚れして偶然を装いよく会う先輩として外堀を埋めていた大学生。古本市と学園祭が同時に行われた街で、彼と彼女は不思議な体験を、時には一人で時たますれ違いながら過ごしていく。彼らの不思議な縁が始まる最初の1日の物語。
・演出
「パプリカ」を連想するんですが、アニメーションがテレビアニメ並みなのと物語自体が不条理というかファンタジーというか何かはっきりしない舞台の上に立っているので、あまり大衆ウケを狙っているようには見えませんでした。直木賞候補の原作のアニメ化ですから、どうしても文学的に表現したくなるのはわかるのですが、アニメ化することの意味があったのかは、自分には疑問です。
・作画
これより良いテレビアニメは結構あります。
・音楽
劇伴音楽として普通。
・演技
花澤香菜さんは何をやらせても花澤香菜でありかつ、黒髪の乙女、なんですよね。この技術はなんなんでしょう。悠木碧さんもちらっと出てきます。私的御三家の中では珍しい共演ですが、絡みはほとんどないです。星野源さんが多才なのは認めざるを得ませんね。声優としても立派です。
面白いと原作も読みたくなるのですが、これについては、特にこのアニメの一見で十分、でしょうかね。
監督・湯浅政明さんの「きみ波」の番宣なのでしょうが、自分は「夜は短し・・・」を観たからといって、「きみ波」を劇場まで観に行こうと思ったり、円盤を予約したりすることはない、です。「きみ波」脚本が吉田玲子さん、音楽・大島ミチルさんと力入ってますね。だが、キャストが話題先行なので、せいぜい様子見、といったところです。
とても高い評価を受けている小説が原作。
アニメは2017年春に劇場版として公開。こちらもアニメ賞をいろいろ受賞。
・ストーリー
原作では1年間のお話を1日にギュギュッと濃縮。黒髪の乙女に一目惚れして偶然を装いよく会う先輩として外堀を埋めていた大学生。古本市と学園祭が同時に行われた街で、彼と彼女は不思議な体験を、時には一人で時たますれ違いながら過ごしていく。彼らの不思議な縁が始まる最初の1日の物語。
・演出
「パプリカ」を連想するんですが、アニメーションがテレビアニメ並みなのと物語自体が不条理というかファンタジーというか何かはっきりしない舞台の上に立っているので、あまり大衆ウケを狙っているようには見えませんでした。直木賞候補の原作のアニメ化ですから、どうしても文学的に表現したくなるのはわかるのですが、アニメ化することの意味があったのかは、自分には疑問です。
これより良いテレビアニメは結構あります。
・音楽
劇伴音楽として普通。
・演技
花澤香菜さんは何をやらせても花澤香菜でありかつ、黒髪の乙女、なんですよね。この技術はなんなんでしょう。悠木碧さんもちらっと出てきます。私的御三家の中では珍しい共演ですが、絡みはほとんどないです。星野源さんが多才なのは認めざるを得ませんね。声優としても立派です。
面白いと原作も読みたくなるのですが、これについては、特にこのアニメの一見で十分、でしょうかね。
監督・湯浅政明さんの「きみ波」の番宣なのでしょうが、自分は「夜は短し・・・」を観たからといって、「きみ波」を劇場まで観に行こうと思ったり、円盤を予約したりすることはない、です。「きみ波」脚本が吉田玲子さん、音楽・大島ミチルさんと力入ってますね。だが、キャストが話題先行なので、せいぜい様子見、といったところです。
2019年6月11日火曜日
雨色ココア sideG
雨色ココア sideG 総合:☆☆
電子漫画原作。
2019年1月スタート。全12話。5分枠アニメ。第5期。
もちろん、把握できるアニメもあるんだけど、もはや5期ともなると話が追いつけなくなるのは致し方ないね、という事を思い知らせてくれるアニメ。
・ストーリー
ココアが売りの喫茶店を中心に巻き起こる女の子たちの日常物語。
・演出
5分でもすごいのはすごいが、これは普通かと。続いている理由がよくわからないです。「闇芝居」でさえ続いている理由はよくわからないので、ショートアニメが単発で人を引き付けるのは、なかなかハードルが高いように思います。
・作画
同じショートアニメでも「八十亀ちゃんかんさつにっき」「愛玩怪獣」は円盤買ってもいいかな、と思えるクオリティなのに比べると、ちょいと落ちる印象です。
・音楽
あまり気づきません。
・演技
ふつうに。
1期から見てると、違ってくるものなのかな。そうは思いづらいんだけど。
電子漫画原作。
2019年1月スタート。全12話。5分枠アニメ。第5期。
もちろん、把握できるアニメもあるんだけど、もはや5期ともなると話が追いつけなくなるのは致し方ないね、という事を思い知らせてくれるアニメ。
・ストーリー
ココアが売りの喫茶店を中心に巻き起こる女の子たちの日常物語。
・演出
5分でもすごいのはすごいが、これは普通かと。続いている理由がよくわからないです。「闇芝居」でさえ続いている理由はよくわからないので、ショートアニメが単発で人を引き付けるのは、なかなかハードルが高いように思います。
同じショートアニメでも「八十亀ちゃんかんさつにっき」「愛玩怪獣」は円盤買ってもいいかな、と思えるクオリティなのに比べると、ちょいと落ちる印象です。
・音楽
あまり気づきません。
・演技
ふつうに。
1期から見てると、違ってくるものなのかな。そうは思いづらいんだけど。
2019年6月10日月曜日
不機嫌なモノノケ庵 續
不機嫌なモノノケ庵 續 総合:☆☆
連載中の漫画が原作。
2019年1月スタート。全13話。2期目。
・ストーリー
前期の出来事を経て、妖怪を信じるようになった主人公が、友人の祓魔師に関わっていくことで、妖怪たちの世界に溶け込んでいく様子が描かれます。友人は、妖怪が憑いた人を助けるためにではなく、妖怪を助けるために祓いを行います。その一風変わったスタンスが、このアニメの肝となっています。
・演出
結構長く続いている連載漫画が原作だし、アニメも2期、ということで、ある程度のクオリティを期待して観ていたんですが、2期のせいですかね、あまりピンときませんでした。ストーリーで書いた設定を徹底してくれてれば、新しい妖モノとして、独自の世界を切り開いていくことができていたんでしょうが、どうも、そうなってはいないようです。
現世で迷うこの世のものでないものたちを祓い清め、隠り世へ送る。そのための装置・モノノケ庵もまた、それ自体が妖怪という設定。これだとどうしても、モノノケ自体の背景を巡る人情物語を期待しますが、または少なくとも、物の怪に取り憑かれた人たちの取り憑かれるに至った経緯を解き明かすような物語、を期待したくなるのですが、どうもそれよりも何よりも主人公のドタバタぶりと、それをフォローするモノノケのエキスパートの奇妙な友情物語がメインテーマのようで、それが、自分には、まあ、どうでもいいお話に見えてしまった、ということかと思います。稀に人情ものになったりもするので、テーマが時と場合によってブレブレなのも、興味を持ち続けられなかった理由でもあります。
・作画
円盤買うのには勇気がいります。
・音楽
気にならなかったです。
・演技
せっかくいいこと言ってるのに、物語に引っ張られて、なんか空々しくなってしまっていて、かわいそうです。声優さんたちの演技・声の質はキャラにあっている、と思いました。
續續が出ても、色々な面でゾクゾクしないな、と慣れないギャグで締めることで、この寒さを実感してください。
連載中の漫画が原作。
2019年1月スタート。全13話。2期目。
・ストーリー
前期の出来事を経て、妖怪を信じるようになった主人公が、友人の祓魔師に関わっていくことで、妖怪たちの世界に溶け込んでいく様子が描かれます。友人は、妖怪が憑いた人を助けるためにではなく、妖怪を助けるために祓いを行います。その一風変わったスタンスが、このアニメの肝となっています。
・演出
結構長く続いている連載漫画が原作だし、アニメも2期、ということで、ある程度のクオリティを期待して観ていたんですが、2期のせいですかね、あまりピンときませんでした。ストーリーで書いた設定を徹底してくれてれば、新しい妖モノとして、独自の世界を切り開いていくことができていたんでしょうが、どうも、そうなってはいないようです。
現世で迷うこの世のものでないものたちを祓い清め、隠り世へ送る。そのための装置・モノノケ庵もまた、それ自体が妖怪という設定。これだとどうしても、モノノケ自体の背景を巡る人情物語を期待しますが、または少なくとも、物の怪に取り憑かれた人たちの取り憑かれるに至った経緯を解き明かすような物語、を期待したくなるのですが、どうもそれよりも何よりも主人公のドタバタぶりと、それをフォローするモノノケのエキスパートの奇妙な友情物語がメインテーマのようで、それが、自分には、まあ、どうでもいいお話に見えてしまった、ということかと思います。稀に人情ものになったりもするので、テーマが時と場合によってブレブレなのも、興味を持ち続けられなかった理由でもあります。
円盤買うのには勇気がいります。
・音楽
気にならなかったです。
・演技
せっかくいいこと言ってるのに、物語に引っ張られて、なんか空々しくなってしまっていて、かわいそうです。声優さんたちの演技・声の質はキャラにあっている、と思いました。
續續が出ても、色々な面でゾクゾクしないな、と慣れないギャグで締めることで、この寒さを実感してください。
2019年6月5日水曜日
臨死!!江古田ちゃん
臨死!!江古田ちゃん 総合:☆☆
4コマ漫画が原作。
2019年1月スタート。全12話。5分枠アニメ。
・ストーリー
大人の女性のリアル?な仕事、恋など、日常を描いています。
・演出
まあ、赤裸々過ぎて、どこまで本当なのかわからないのが、男性視点から見た印象です。家の中でパンツも履かないって、いろいろ不衛生じゃないか?とか、余計な心配をしてしまいます。原作通りなんでしょうかね。なんとなく大人になってしまった女性の闇、というか、なんか投げやり感の漂う雰囲気を、ちゃんと演出している、と言えるかと思います。また、毎回ヒロインを担当する声優さんが変わります。それどころか、毎回キャストが総入れ替えかと思うくらい、変わります。ポプテピピックみたい。さらに、スタッフも変わります。そこがこのアニメならではの面白さ、であり、単調になりがちな物語に、うまく変化を与えていて、飽きさせない点です。
ただ、内容が、自分としては面白いとは思えなかったので、キャスト・スタッフの工夫はすごいな、とは思うものの、視聴を続けるほどのアニメではなかったです。
・作画
円盤買うのには勇気がいります。漫画で十分じゃないかな、作画的には。
・音楽
あったような、なかったような、という印象です。
・演技
演出で書いた通り。それぞれのキャストがそれぞれのキャラを表現していて、不思議な作用を及ぼしています。ただ、誰がすごかった、とかの感想を持てるほど、集中して観ることができなかったので、声優の皆さん、すみません、て感じです。
スペシャル版(いわゆるキャスト・スタッフによるコメンタリー映像がついた)江古田ちゃんが再放送?されていますが、キャスト・スタッフのコメントの方がなんとなく面白いw
なんでこの第X話の江古田ちゃんをやることになったのだろう、と当惑しつつ語られるコメンタリー映像がなんだか新鮮w
4コマ漫画が原作。
2019年1月スタート。全12話。5分枠アニメ。
・ストーリー
大人の女性のリアル?な仕事、恋など、日常を描いています。
・演出
まあ、赤裸々過ぎて、どこまで本当なのかわからないのが、男性視点から見た印象です。家の中でパンツも履かないって、いろいろ不衛生じゃないか?とか、余計な心配をしてしまいます。原作通りなんでしょうかね。なんとなく大人になってしまった女性の闇、というか、なんか投げやり感の漂う雰囲気を、ちゃんと演出している、と言えるかと思います。また、毎回ヒロインを担当する声優さんが変わります。それどころか、毎回キャストが総入れ替えかと思うくらい、変わります。ポプテピピックみたい。さらに、スタッフも変わります。そこがこのアニメならではの面白さ、であり、単調になりがちな物語に、うまく変化を与えていて、飽きさせない点です。
ただ、内容が、自分としては面白いとは思えなかったので、キャスト・スタッフの工夫はすごいな、とは思うものの、視聴を続けるほどのアニメではなかったです。
円盤買うのには勇気がいります。漫画で十分じゃないかな、作画的には。
・音楽
あったような、なかったような、という印象です。
・演技
演出で書いた通り。それぞれのキャストがそれぞれのキャラを表現していて、不思議な作用を及ぼしています。ただ、誰がすごかった、とかの感想を持てるほど、集中して観ることができなかったので、声優の皆さん、すみません、て感じです。
スペシャル版(いわゆるキャスト・スタッフによるコメンタリー映像がついた)江古田ちゃんが再放送?されていますが、キャスト・スタッフのコメントの方がなんとなく面白いw
なんでこの第X話の江古田ちゃんをやることになったのだろう、と当惑しつつ語られるコメンタリー映像がなんだか新鮮w
2019年6月4日火曜日
BanG Dream! 2nd season
BanG Dream! 2nd season 総合:☆☆☆
漫画が原作、なのかな。メディアミックス作品のアニメパート。
2019年1月スタート。全13話。
・ストーリー
Roseliaの主催ライブに参加したPoppin'Party。刺激されたポピパのメンバーは主催ライブ開催を決意する。ポピパのメインギターが将来一緒にやろうと約束した幼馴染との再会。そして彼女の所属するバンドへの参加など、メンバーそれぞれが音楽の道を突き進む中、文化祭での演奏に穴をあけてしまうなど、トラブルを起こしながらも、仲間のガールズバンドに助けられながら、目標としていた主催ライブが始まった。
・演出
オールスター総出演です。ちょっとハラハラさせながら進むストーリー展開。どうも、「けいおん!」「けいおん!!」に馴染むと、この程度のハラハラは、よくある展開でもあり予定調和的でもあり、何か余計に感じてしまうのが残念に感じてしまいます。
・作画
ライブにおける3Dでの作画は見事です。自然につなげるために、通常の時も3Dで
作画している、ように思えるので、全編3Dでも我慢できます。
・音楽
好みはあると思いますが、結構聴かせてくれる音楽もあり、気楽に楽しく観れる(聴ける)かと。
・演技
ファーストシーズンのなんか不思議なゆるふわしたあたたかい間がなくなったのが残念ですが、どちらかというと歌唱重視のキャスティングなんでしょうね。ちょっと不自然な声音もまあいいかな、と。
やりたいことを見つけた女の子の成長物語が、いつの間にか、というか突然、複数のガールズバンドストーリーになってしまいましたが、メディアミックスとしてのプロデュースに、より重点を置いたのですかね。その分、ストーリーとしての面白みはスポイルされてしまった感じがしました。
漫画が原作、なのかな。メディアミックス作品のアニメパート。
2019年1月スタート。全13話。
・ストーリー
Roseliaの主催ライブに参加したPoppin'Party。刺激されたポピパのメンバーは主催ライブ開催を決意する。ポピパのメインギターが将来一緒にやろうと約束した幼馴染との再会。そして彼女の所属するバンドへの参加など、メンバーそれぞれが音楽の道を突き進む中、文化祭での演奏に穴をあけてしまうなど、トラブルを起こしながらも、仲間のガールズバンドに助けられながら、目標としていた主催ライブが始まった。
・演出
オールスター総出演です。ちょっとハラハラさせながら進むストーリー展開。どうも、「けいおん!」「けいおん!!」に馴染むと、この程度のハラハラは、よくある展開でもあり予定調和的でもあり、何か余計に感じてしまうのが残念に感じてしまいます。
ライブにおける3Dでの作画は見事です。自然につなげるために、通常の時も3Dで
作画している、ように思えるので、全編3Dでも我慢できます。
・音楽
好みはあると思いますが、結構聴かせてくれる音楽もあり、気楽に楽しく観れる(聴ける)かと。
・演技
ファーストシーズンのなんか不思議なゆるふわしたあたたかい間がなくなったのが残念ですが、どちらかというと歌唱重視のキャスティングなんでしょうね。ちょっと不自然な声音もまあいいかな、と。
やりたいことを見つけた女の子の成長物語が、いつの間にか、というか突然、複数のガールズバンドストーリーになってしまいましたが、メディアミックスとしてのプロデュースに、より重点を置いたのですかね。その分、ストーリーとしての面白みはスポイルされてしまった感じがしました。
2019年6月3日月曜日
憑物語
憑物語 総合:☆☆☆☆☆
ラノベが原作。原作は化物語のみ既読。
化物語シリーズについては、憑物語の評価というより、化物語シリーズ全体における憑物語の相対的な感想を述べているに近いことをご了承ください。
どうしてもこれ単作のみで感想を書くことはもはや困難です^^;
よつぎドール 全4話。2014年12月に一挙放映。
・ストーリー
恋物語にて語られた千石撫子の怪異解決後の物語。最早のっぴきならない状態になった阿良々木暦に、死体でありながらも友達として関わっていく斧乃木余接を中心に話は展開していく。
こののち、臥煙伊豆湖が、阿良々木暦にとった行動の伏線・理由はここにある。
「なんか、かるいチカイだなぁあ」
なんでも知っている臥煙伊豆湖の次になんでも知っているのは斧乃木余接かもしれない。
・演出
まあ、少し寄り道が多いな、という気はするんですが、そんな小休止的な間の取り方も、メインストリームの非日常な登場人物と、切なさと格好良さの絶妙なバランスに、幕間に幕の内弁当を食べているような満足感として目を瞑ることができるでしょう。
化物語シリーズのどちらかというとサブキャラ(化物語の怪異そのものとなった対象のヒロインたち以外)は、後年になるに従いより加速度的に個性的かつカッコ良くなっていきます。化物語でも相当でしたが、鬼物語で圧倒的な存在感を発揮した斧乃木余接が、ヒロインとしてさらに確固たるキャラ立ちをしました。同時に、影縫余弦の存在感もこの憑物語で最高潮に達しました。
さて、ヒロインの斧乃木余接。これだけ無表情な役柄でスーパースターになり得るのは、その個性的なキャラ、その洒脱な台詞、その可愛いキャラデザイン、その動作を引き立てる劇伴音楽、そして、そのキャラを自然に演じきる早見沙織さん、これらの相乗効果のなせる技、でしょうね。
さらに、地面を歩けない呪いを受けている影縫余弦の暴力に訴えずとも対象にかける強力な圧の演出。ちなみに、この人のこの謎めいた設定だけでもアニメ4話分くらいの短編が書けるよね。そんな曰く付きの影縫と忍野忍によって繰り広げられる、よつぎドール3話での舌戦シーンの緊張感。画像、台詞回しがクールで、バトルアクションが無いのにも関わらずクライマックスより、ある意味見せ場だったと言っていいでしょう。影縫だけは、忍野忍を【旧】キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと【旧】をつけて必ず呼ぶことで、本来なら退治すべき相手だが、無害認定した手前、見逃してやっているんだぞ、と暗に強調しているなど、細かいところまで演出に抜かりはありません。
そこに「それは少し先の話だろう。おねえちゃん。しのぶねえさん。今、熱くなってどうするのさ」と伝説の怪異の王と不死身の怪異退治専門の暴力陰陽師に割って入る斧乃木余接。さすが今作のヒロイン。この二人と対等に渡り合えるだけの実力を持っていることを言葉だけで見せつけてくれます。
あとは余談ですが、化物語全体通しての演出として、メインの会話の後ろで可愛く遊ぶ、少女・幼女・童女とかの演出もいいですね。テレビドラマ「古畑任三郎」で、一警官役にすぎなかった西村雅彦が、(主役によってはこういう目立つエキストラを嫌がる人もいるみたいですが)田村正和の演技の後ろで、あれやこれやと変な動きをしているのが目に留まり、だんだんメインキャラになり、その後、一気にスターダムにのし上がったのは有名ですけど、まあ、そんな感じで、様々な演出を取り交ぜ、視聴者を退屈させません。
・作画
安定感があります。基本的にシリーズ通常運転なんですが、今回は特に、影縫に対して広角レンズ効果を巧みに利用していて、異様さを際立たせています。作画が円盤購入の助けになることはあっても、妨げになることはないでしょう。
・音楽
憑物語でのサントラは、いつにも増して効果的でした。オープニングもいいです。
・演技
まー、早見沙織さんですよね。斧乃木余接は、数多い有名な持ち役の中でもベストのうちの一つ、だと思います。神谷浩史さんも、いつもどおり、さほど声音を変えずに、演技力だけで、すっかり高校生だし、坂本真綾さんは対象的に、七色の声で幼女そのもの。影縫役の白石涼子さんは、副音声では、なんか気合いの入っていないような独特の個性を発揮されるのですが、本編ではさすがの迫力です。
さて、以下、ネタバレです。
「ボクはキメ顔でそう言った。」
リクエストに答えた斧乃木余接は決着の後、
「ボクが化け物だからだよ。こうならないでね、おにいちゃん。人間はこうなってしまえば、、おしまいだ」
鬼物語での八九寺真宵と同様、この物語も何か悲しい物語ですね。すでに生を持たない二人の物語だからかもしれません。
「まだあなたは、陽の当たる場所を歩けるみたい」
そして、後日談、というか、今回のオチ。「で、一生、鏡に映らないとどう困るの?」と全く問題視しないガハラさんの度量というか特別な感性の披露で終わりですw
ラノベが原作。原作は化物語のみ既読。
化物語シリーズについては、憑物語の評価というより、化物語シリーズ全体における憑物語の相対的な感想を述べているに近いことをご了承ください。
どうしてもこれ単作のみで感想を書くことはもはや困難です^^;
よつぎドール 全4話。2014年12月に一挙放映。
・ストーリー
恋物語にて語られた千石撫子の怪異解決後の物語。最早のっぴきならない状態になった阿良々木暦に、死体でありながらも友達として関わっていく斧乃木余接を中心に話は展開していく。
こののち、臥煙伊豆湖が、阿良々木暦にとった行動の伏線・理由はここにある。
「なんか、かるいチカイだなぁあ」
なんでも知っている臥煙伊豆湖の次になんでも知っているのは斧乃木余接かもしれない。
・演出
まあ、少し寄り道が多いな、という気はするんですが、そんな小休止的な間の取り方も、メインストリームの非日常な登場人物と、切なさと格好良さの絶妙なバランスに、幕間に幕の内弁当を食べているような満足感として目を瞑ることができるでしょう。
化物語シリーズのどちらかというとサブキャラ(化物語の怪異そのものとなった対象のヒロインたち以外)は、後年になるに従いより加速度的に個性的かつカッコ良くなっていきます。化物語でも相当でしたが、鬼物語で圧倒的な存在感を発揮した斧乃木余接が、ヒロインとしてさらに確固たるキャラ立ちをしました。同時に、影縫余弦の存在感もこの憑物語で最高潮に達しました。
さて、ヒロインの斧乃木余接。これだけ無表情な役柄でスーパースターになり得るのは、その個性的なキャラ、その洒脱な台詞、その可愛いキャラデザイン、その動作を引き立てる劇伴音楽、そして、そのキャラを自然に演じきる早見沙織さん、これらの相乗効果のなせる技、でしょうね。
さらに、地面を歩けない呪いを受けている影縫余弦の暴力に訴えずとも対象にかける強力な圧の演出。ちなみに、この人のこの謎めいた設定だけでもアニメ4話分くらいの短編が書けるよね。そんな曰く付きの影縫と忍野忍によって繰り広げられる、よつぎドール3話での舌戦シーンの緊張感。画像、台詞回しがクールで、バトルアクションが無いのにも関わらずクライマックスより、ある意味見せ場だったと言っていいでしょう。影縫だけは、忍野忍を【旧】キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと【旧】をつけて必ず呼ぶことで、本来なら退治すべき相手だが、無害認定した手前、見逃してやっているんだぞ、と暗に強調しているなど、細かいところまで演出に抜かりはありません。
そこに「それは少し先の話だろう。おねえちゃん。しのぶねえさん。今、熱くなってどうするのさ」と伝説の怪異の王と不死身の怪異退治専門の暴力陰陽師に割って入る斧乃木余接。さすが今作のヒロイン。この二人と対等に渡り合えるだけの実力を持っていることを言葉だけで見せつけてくれます。
あとは余談ですが、化物語全体通しての演出として、メインの会話の後ろで可愛く遊ぶ、少女・幼女・童女とかの演出もいいですね。テレビドラマ「古畑任三郎」で、一警官役にすぎなかった西村雅彦が、(主役によってはこういう目立つエキストラを嫌がる人もいるみたいですが)田村正和の演技の後ろで、あれやこれやと変な動きをしているのが目に留まり、だんだんメインキャラになり、その後、一気にスターダムにのし上がったのは有名ですけど、まあ、そんな感じで、様々な演出を取り交ぜ、視聴者を退屈させません。
安定感があります。基本的にシリーズ通常運転なんですが、今回は特に、影縫に対して広角レンズ効果を巧みに利用していて、異様さを際立たせています。作画が円盤購入の助けになることはあっても、妨げになることはないでしょう。
・音楽
憑物語でのサントラは、いつにも増して効果的でした。オープニングもいいです。
・演技
まー、早見沙織さんですよね。斧乃木余接は、数多い有名な持ち役の中でもベストのうちの一つ、だと思います。神谷浩史さんも、いつもどおり、さほど声音を変えずに、演技力だけで、すっかり高校生だし、坂本真綾さんは対象的に、七色の声で幼女そのもの。影縫役の白石涼子さんは、副音声では、なんか気合いの入っていないような独特の個性を発揮されるのですが、本編ではさすがの迫力です。
さて、以下、ネタバレです。
「ボクはキメ顔でそう言った。」
リクエストに答えた斧乃木余接は決着の後、
「ボクが化け物だからだよ。こうならないでね、おにいちゃん。人間はこうなってしまえば、、おしまいだ」
鬼物語での八九寺真宵と同様、この物語も何か悲しい物語ですね。すでに生を持たない二人の物語だからかもしれません。
「まだあなたは、陽の当たる場所を歩けるみたい」
そして、後日談、というか、今回のオチ。「で、一生、鏡に映らないとどう困るの?」と全く問題視しないガハラさんの度量というか特別な感性の披露で終わりですw
2019年6月2日日曜日
2019年春アニメ 最終コーナー
☆☆☆☆☆
・鬼滅の刃
連載中のジャンプ漫画原作。
あれあれ?w最近のジャンプってこんな感じなのか?w
どろろも良いけど、このアニメの作画は久々に感動もの。
シリアスな展開に心臓を掴まれる様な感覚を味わえる。
展開・設定はそれほど珍しい感じではないけど、
とにかく一人一人がかっこいい。
テーマがスタンダードゆえに自由度が減り、
それと引き換えに個性が際立つようなアニメ。
1話では主役の花江夏樹さんの優しいアプローチに対し
突然現れた鬼退治に松岡禎丞さんのクールな台詞回しが
それぞれを引き立てています。
それ以降は大塚芳忠さんと花江さん。
これらの絡みによって
アニメ化に成功しているんじゃないかと思います。
ヒロインの鬼頭明里さんも気になっている声優さん
ですが、ずっと猿轡されたままw
坂本真綾さんもここでは落ち着いた大人の女性登場です。
音楽に梶浦由記さん参加でサントラも良い。
作画も抜群にいいし今期のアニメはこれで決まりでしょう。
☆☆☆☆
・フルーツバスケット(2019年リメイク 1期)
「花とゆめ」連載完結済み漫画のアニメ化。原作未読。
一度2001年にアニメ化されていますが、
原作者がしっかり監修に加わっての完全リニューアル。
若干動画に不自然な点があるものの、絵柄も作画も脚本も
演技も設定も音楽もとても良く、原作の力を感じます。
本編最後までをアニメ化する、とのことですが、
最後まで、余程のことがない限り2期以降も見続けると思います。
妖系のファンタジー基調の物語で、十二支がモチーフ。
曲はオープニング・エンディングともに良いです。
声優陣はヒロインに石見舞菜香さん。あってます。
彼女の友人に種崎敦美さん、佐藤聡美さん。お母さんに沢城みゆきさん
男性陣もこれから出てくるキャラも相当豪華です。
演技に不安なしです。
基本的に「女の子が試練にあいながらも前向きに頑張る」
アニメが自分は大好きで、このアニメも、
穏やかに時は流れていますが、この系統に属するところから
派手さはないもののとても惹かれて観ています。
原作と演出、石見さんの力、ですかね。
・キャロル&チューズデイ
登場人物の背景設定を非常にスマートに紹介してくれる
第一話導入部。
これだけシンプルかつ華麗に引き込ませるアニメは久しぶり。
自然でクールな脚本(エピソード、展開)、
絵も良い。音楽も良い。キャストも良い。
高いクオリティのオリジナルアニメ。
島袋美由利さんと市ノ瀬加那さんがヒロイン。
脇には明るい大塚明夫さん。
これに対抗してくるのが
上坂すみれさんと暗い神谷浩史さんコンビ。
入野自由さん、櫻井孝宏さん、宮野真守さん、堀内賢雄さん、
坂本真綾さんらも脇を固めてくる。
最近隆盛を極めているガールズバンドものとは全く異なる。
人が火星へ移住し普通に生活することができるようになった近未来。
誰でもない者が何者かになろうと集まってくる都市。
その場所で、溢れ出す自分の気持ちを抑えきれなくなった
音楽に魅せられた女の子たちが、ミュージシャンへの道を歩み始めた。
ただ、最近のアニメには珍しくダブルボディ(声優でもいうのか?w)
なのが、若干違和感があります。
・ACCA13区監察課(再)
完結している漫画原作。2017年冬アニメ全13話の再放送。
絵柄も特徴的だけれど、雰囲気が良い。
大人向け、シリアスミステリー調の陰謀渦めく展開を飄々とした
主人公を中心に100年間平和が続いた王国に漂う不穏な空気。
そして意外な設定が明らかにされていくことで、
1話1話予断を許さず観続けることができます。
声優さんも実力派を集めていてアニメの品を高めています。
もうすでに見たことのある人には、何言ってるの?て感じでしょうが
かなり楽しんで見ています。
妹・悠木碧さんがキーパーソンになりそうな。
・八十亀ちゃんかんさつにっき
愛知県出身の戸松遥さんヒロイン。
主人公を除いてwちゃんとキャラの出身地と同じ
声優さんを当てているこだわりw
「このアニメはフィクションであり・・・」
のような最初のお断りにバリエーションがあり、
終わった後に地域限定と思われるCMが流れるなど
5分アニメだけど手が込んでいます。
しかし名古屋、大都市なのにいじられる不思議w
ストーリーは文化紹介系なので、
ゾンビランドサガと比べるのは難しいですが、
絵も可愛いし、声優さんもいいし、
目の下に隈を作った主人公の群馬よりは
観続けるのに抵抗がありません、
地方ネタアニメとしてもギャグアニメとしても
今の所、一番面白いかな。
エンディングはとっても良いけど、売り方がなんか変。
戸松遥さんに悪影響がないようにしてくれw
・ワンパンマン 2期
1期の爽快感は薄れてしまいましたね。
水戸黄門が印籠を取り出すまでの人情劇が
やたら長くなった印象で、1期より少し退屈です。
その分、登場した時の期待度は高くなるのですが、
流石にワンパンで決めちゃうヒーローだと、
そこをドラマティックにするための工夫にも
限界があるんじゃないかと思えてしまいます。
前回はちょっとしか出なかった早見沙織さんのフブキ、
悠木碧さんのタツマキの出番はやっぱりそれほど多くはありませんw
・文豪ストレイドッグス 3期
3期ということで、様子見てたんだけど、相変わらずカッコはいい。
実写でやったら相当キザ過ぎて食傷気味になるであろうキャラクターを
アニメならではの演出で、クールに見せています。
お話もちょっと小難しくて面白いし、
作画もかなりのもんです。
ただ、どうしても、なぜに文豪?
オリジナルキャラでも十分面白いと思うんだけど。
スター俳優のネームバリューを使って、
プロモーションするお正月映画みたいな品のない設定が、
どうしても引っかかってしまいます。
その辺のわだかまりにとりあえず目を瞑ることができれば
2期よりも面白いスタートです。
あと、同じ異能バトルの「ジョジョ」に
戦闘の分かりやすさとバトルの奥行きで負けてるように感じます。
つまり、力任せに叩き合ってるだけに見えちゃう点が
バトルものとしては残念なところでしょうか。
ド派手な異種格闘技を観客として見ている、
かっこよさ、爽快感だけをひたすら楽しむ感じです。
☆☆☆
・MIX
タッチの続編、と言っていいのかな。
あだち充の漫画は間が独特で小説で言えば
行間を読ませるような演出が最大の特徴だと思うんです。
単行本1冊、普通の漫画の半分くらいの時間で
読み終わる^^(最近だと押見修造も相当速く読めるけどw)
これをアニメにすると、どうしても、漫画とは
ちょっと違う作品になってしまう感じがしてます。
この独特な間が、複雑な三角(多角w)関係に
非常に有効に作用していて、あだち充好きには
たまらないわけです。
その間をこのアニメではナレーションで埋めていく感じですが、
あだち充作品のアニメ化は
やっぱり難しいんだなあ、という印象です。
ただ、花澤香菜さん登場で4人プラスアルファの
複雑な関係、ベースとなる野球漫画として、
徐々に体裁を保ってきたので、
面白くなってきたと思うようになりました。
・さらざんまい
合羽橋で河童の話か。
何がどう展開するのか予想不可能な
とっても変わったテンポと雰囲気。
作画もいいですね。
ただ、ここへきて、若干使い古された友情話に
少々食傷気味。
さらに得体の知れない警官の登場が混じりあい、
着地点が見えなくなってきました。
元から展開は独特ではあったけど。
・ひとりぼっちの〇〇生活
漫画原作、花田十輝さん脚本・シリーズ構成。
絵はかわいい。
確かに自己紹介とか自分も相当嫌いな方だけど、
ちょっと行き過ぎると、だんだん見ているのが辛くなってきます。
ネガティブが過ぎるアニメが最近多いんだけど、
そこまでの演出をしなくてもなあ、と思います。
このアニメのネガティブさが
限界ギリギリかな。
周りの友達たちにすごく助けられている印象です。
・HUNTERxHUNTER(再)
ジャンプ漫画原作。原作未読。
ジャンプ漫画らしいアニメじゃないでしょうか。
この再放送で初めて知る状態。
流石に人気の作品だけあって、
なんの前知識がなくても惹きつけられます。
・川柳少女
4コマ漫画原作。ヒロインに花澤香菜さん。
ヒロインは
「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」
「古見さんはコミュ症です」
などのヒロイン同様コミュ症だけど
川柳を書いて他人と割と積極的に
コミュニケーションをとります。
花澤香菜さんが喋らないと
全く無音のままドラマが続いていく様子が
演出された回が面白かったです。
雰囲気は「あっくんとカノジョ」。
アニメイズム枠で15分アニメ。
「みだらな青ちゃんは勉強ができない」
との2本立て。
・超可動ガール1/6
オタクにとって夢が実現する!
フィギュアが実は親指姫だったという設定。
かわいい設定だとは思うけど、
ほんとにこれで萌える人がいるなら、
ちょっと引くかな。と言ってたんだけど、
萌えはしないけど、ライバルキャラが出てきたことによる
ドタバタ感の中、ヒロインが、なんか可愛らしく思えてきましたw
オープニング曲は自分的ヒット曲。
・異世界かるてっと
デフォルメ化された
ー幼女戦記
ーこの素晴らしき世界に祝福を
ーオーバーロード
ーRe:ゼロから始める異世界生活
のメンバーが謎のボタンを押すことで、同じ異世界に
飛ばされ学生にw
学園内でドタバタ喜劇を巻き起こす、スピンオフアニメ。
これだけのアニメのコラボとは珍しいし、
それぞれのアニメの相乗効果を有効に利用して
面白くしています。
このすばのメンツは常にうるせーw
幼女戦記のヴィーシャはやはりデフォルメ化された方が可愛いw
・賢者の孫
転生・最強・学園ラブコメ。
設定、世界観をまずは説明してくれて
ボーイ・ミーツ・ガールイベント発生。
よくありがちな転生・チートものに見えるんだけど、
その圧倒的な強さをむしろ売りにしているところが
清々しい。
さらに、最強故に、彼をめぐる争いという
暗い影を伏線として見せているので、
これがどういう展開を見せるのかを
期待して観ています。
・機動戦士ガンダム the origin 前夜 赤い彗星
(OVAの再編集を放映、らしいですが、
自分はOVAを観ていないので、未来予測wは
間違っているかもしれませんw)これは困った。
設定の変更などより、やっぱ声優さんの変更は効くなあ。
今のところ変わってないのはギレンだけか。
これからかもしれないけど、あとはアムロ、カイ、シャア。
作画が進歩した反面、表情や所作が大げさになり過ぎ、
それに合わせる感じで演技も引きずられて、
漫画版であった、キャスバル vs キシリアの キャスバルの威厳や
キシリアの男前ぶり、ドズルの可愛らしい面などが、
スポイルされてしまっています。
田中真弓さんを持ってしても、の感じなので、
演出、ちょっとやりすぎ、に思えます。
ハモンの沢城みゆきさんは良かったです。
ララァの早見沙織さんも間違いない、とは思いますが、
このクールでララァ登場まではいかないんじゃないかな。
池田秀一さんがシャアのままなのはすごい。
宇宙戦艦ヤマト2022で「さらば宇宙戦艦ヤマト」を
台無しにしてくれたのと、同じことにならなければいいのですが。
自分が、ヤマト以上に熱烈なファーストガンダムのファンなのを
差し引いても、なんか不安を感じます。
だって、漫画版は特に違和感なく読めたので。
・フェアリーゴーン
P.A.WORKSオリジナルアニメ。お仕事シリーズ以外にも作ってるんだね。
まあ、当たり前だけどw「からくりサーカス」のような、
「天狼」のような、ジョジョのような。
設定は似た感じがあるけれど、展開はしっかりオリジナル。
妖精そのものではなく、
戦争のために作り上げられた妖精をまとった人間(妖精兵)が
戦争が終わった後の世界でどのように生きていくのか。
まだまだ謎の多い導入部だけれど、これが徐々に解明されつつ、
大きな世界の理の変化へとつながっていくのではないかと期待できます。
と言いつつ、すでに2ヶ月過ぎてます。
ようやく全土の事情も紹介されてる状態で、2期以降もあるのを前提にした
じっくりとした展開。なんだかまったり観ています。
現段階では幼馴染の件とか黒の魔法書とか国内闘争とか大戦中の禍根とか
伏線が張り巡らされていて、意識があちこちに巡らされ、
煙に巻かれてるんじゃないかと感じてしまいます。
P.A.WORKSですからね。しっかり伏線を回収して、すごい大作になる、
ことを期待して観続けるとは思います。
恨みと命の恩が大きな動機付けになっている二人の少女のお話が
物語の核なのは、間違いない、とは思うんだけどな。
ジョジョの「スタンドを利用した白熱のバトル展開」を土台に、
「弱い人を食い物にする悪を滅ぼそうとする崇高な思想」を根幹とした
スマートでわかりやすいアニメとは異なり、
妖精兵が売りのように番宣しているものの、スタンドのような
個性的な特徴にはほとんど触れられず、大戦後の混乱を
社会性のあるドラマ仕立てにしたような展開で、なんとなく
大人受けを目指しているのかな?と錯覚するような印象です。
感想からして迷走している通り、アニメ自体も迷走している、
そんな感じです。
今期は市ノ瀬加那さんのターンかな^^ダリフラ・イチゴ役で
一気に知名度あげたみたいですね。
・SHOW BY ROCK!! (1期)(再)
ロック大好き、ギター大好き女の子。引っ込み思案で
軽音部になかなか入部できないでいたが、スマホを経由して
異世界に飛ばされる。その世界では音楽が圧倒的パワーを持っており
彼女のギタースキルを活かせる世界だった。
制作サンリオ。普通の世界やシーンでは普通の作画だけれど
肝心の場面ではねんどろいど系3DCGに作画が変わり、
サンリオキャラを全面推し。
なんだか変わった世界観だけど、サンリオだからダークに
振られることはない安心感と、現時点の3DCGでは
ねんどろいどのようなキャラの方が自然に動くので、
なんとなく面白おかしくで観られます。
稲川英里さん、上坂すみれさん、沼倉愛美さん、佐倉綾音さん
でバンドを組み、演技も歌も結構いいです。
・真夜中のオカルト公務員
都内に人知れず跋扈する妖などの異形の存在・アナザー。
彼らは通常、人に干渉しない様に暮らしているが
稀にトラブルを起こし、人の社会に影響を与える。
これを収めるため各区に置かれた夜間地域交流課。
そこに一人の新人が配属された。彼には他の職員にはない
アナザーの言葉を理解するという特技を持っていた。
安倍晴明の生まれ変わりなのか、この新人公務員が
アナザーのトラブルを解決していく物語。
設定はいいんですが、
力を持っているようで持っていない主人公と
それに取り付くような変な神様が、
話の流れをおる、というか、
変な方向に持って行きすぎている感があります。
1話で見せた人情もの以上の欲をかかない方が
いいんじゃないでしょうかね。
夏目友人帳とか蟲師とか、いろいろライバル多いので、
何か大きなモチーフが必要なんでしょうが。
・反逆性ミリオンアーサー 2期
弱酸性ミリオンアーサーと共に再び。
なんか1期より面白く感じます。
ストーリーの中で、ギャグよりアーサー退治の比率が
上がったからかもしれません。
・八月のシンデレラナイン
女子硬式野球部のお話。
ずっと気になっていたところ、とうとう放映開始。
初心者が野球すると、まずは
こうなるのは当たり前ですよね。
ほのぼのした雰囲気から始まりましたが、
やはり、女子が野球をやる上での苦労から始まりました。
エンディングの槇原「どんなときも。」はあってますねえ。
演出がががが、作画ががががT^T
・冴えない彼女の育てかた(再)
完結ラノベ原作。劇場版のために再放送始めたので
見始めることにしました。#0でプロローグを放映後
本編開始。2期までやるんですかねえ。
まず、絵が綺麗。テレビアニメとはいえ、この位の
作画をしてくれないと、見続けるのは辛くなりますよね。
演出もスマートで綺麗に進んでいくんですけど、
主人公が急に気合い入れて叫びすぎるのが難点ですw
自分の好きな声の大西沙織さんと茅野愛衣さんが出てます。
鈍感ラブコメ。煮え切らないで保留するような
恋愛ものはJustBecause!と同じように、あまり好みではありません。
ただ、このアニメは、そうみせといてえの、という点が優秀です。
・群青のマグメル
中国漫画原作。
世界観、設定は面白い。
主人公もまずまずのキャラです。
未開の地がほぼなくなった現在において、
冒険が必要な新たな大陸を舞台にしたのは
成功じゃないでしょうか。
その開拓途中の新大陸で、探検家ではなく、
人助けを生業とするラクターへの依頼と
その仕事の過程と結果を通して、繰り広げられる
概ね1話ごとのヒューマンドラマです。
テンプレートのドラマですが、
流してみる分には堪えられないほどではないです。
作画は普通。
・機動戦士ガンダムAGE(再)
また、ガンダムを冠するのかー。
まあ、この出だしだと、パクリって言われかねないもんねw
結構世代をまたぐ大作なんですね。
ファーストガンダムでフラウ・ボゥの未来にがっかりした
フラウファンへの救済のために作ったのか?
と言ったら言い過ぎかも知れないほど、しっかりした世界観だけど、
主人公がアムロより幼く、そして不自然。とてもファーストには及びません。
ね、逆に比較されやすくなるんだから、もう、やめときましょうよ、
ガンダムで客寄せするのは。
・消滅都市
ゲーム原作。ヒロインに花澤香菜さん再び。
突如消滅した都市の謎を解く鍵を握る少女をめぐる
攻防の物語。誰が何の目的でどの様に行動するのか
誰が正義なのかを含めて、徐々に解き明かされていく
展開の様です。
作画は良い方だけど、いろいろな手法の組み合わせで
ちょっと落ち着かない。攻殻機動隊2.0の
とんでもない違和感、には遠いけれど。
音楽は川井憲次さん。男性陣の演技が、なんか、
キャラにあまりマッチしている様に思えないのも
キャストの割にどうしたんだという印象。
前期、revisionがあったので、設定がなんか被るのも
ちょっと。
・世話やきキツネの仙狐さん
アニメや漫画はリアルではできない
突拍子もない夢と願望を実現してくれるところが
いいところ、だと思うんですが、
これは、まさに、そういう欲望を
受け止めてくれるアニメ、と言えるでしょう。
なんとなく、これをどの程度受け入れられるかで
オタク度を測ることができる、ような気がします。
最後のスーパー仙狐さんでは
まさに一人称視点で、制作されていて
あなた自身がこの世界に浸れます。
さて、皆さんはどの程度、この世界に
萌えることができるでしょうか。
声優さんも豪華ですね。
和氣あずみさん、内田真礼さん、キタエリさん、佐倉綾音さん。
幸せな主人公役は諏訪部順一さん。
ここに諏訪部さんをキャスティングしたセンスがすごい^^
・女子かう生
セリフのない、女子高生の日常系アニメ。
まあ、なんか面白いんですが、これもちょっとお色気系です。
・のぶなが先生の幼妻
天正の時代の女性たちが、本当にこの様な倫理観を持っていたのか
しっかりした時代考証の上に成り立っているのだとしたら、
とても興味深い設定だけど、
まあ、そこまで考えずに、その時代の人が飛んできたとして
倫理観ギャップギャグを楽しむアニメ。
信長の妹お市は三国一の美女、と、時の権力者に阿っていたとしても
歌われていたのに対し、信長の正室・帰蝶には謎が多い。
想像上の設定だとしても、楽しめるフィクションだといいな、
信長ファンとしては。
ちなみに、漫画「ふたりぼっち」での信長と帰蝶のエピソードは
フィクションではあるけど、なかなか面白いな、と思っていますので、
うまくやってくれれば、このアニメも楽しめそうではあります。
・ぼくたちは勉強ができない
漫画原作。学園ラブコメ。
設定は前期の「五等分の花嫁」です。
「五等分の花嫁」の主人公は天才型で人格が
ちょっと崩れているのに対し、
こちらは普通に普通の人なのは良いです。
また、ヒロイン達もこちらの方が
目的と意思がはっきりしているので
勉強がテーマになっていることがブレないから
自然に見続けることができます。
ただ、ゆえに、あんまりお色気を優先せず、
ピュアな恋愛模様にしてくれた方がいいんじゃないかなあ。
そこだけ、ちょっと、アニオタにすり寄った感じがして
普通の位置に落ち着きました。
いや、ほぼほぼ全編お色気って、話がすり替わりすぎだろう。
題名の意味も「みだらな青ちゃん・・・」と同じ方向になってる。
そういう意図でネーミングしたのかい?原作者さん。
白石晴香さん、小さい女性の声を当てることが多いので
今回の古橋役は、そのギャップと相まって、
全く違う人に聞こえて新鮮です。
確かに緒方役の富田美憂さん、キャラに合ってるし
今回のこのキャスティングは成功じゃないでしょうか。
モガ〜の鈴代さんも「コトブキ」と同じように
元気なキャラ。これが本来の持ち味なんですね。
・ダイヤのA actII
おふざけも入ってますが、割とリアル路線の高校野球アニメ。
漫画原作。スポーツを題材にして、面白くならなければ
それはそれで大問題と思いますが、こちらは漫画でも定評があり
きちんと楽しめる野球アニメです。
ただ甲子園に行かなきゃドラマとしては成り立たないのかな。
夢を与えなきゃ、ですもんね。でも、そうではない
普通の高校球児達のドラマも、見てみたいです。
作画はいたって普通で、円盤買うのには悩みどころです。
・この音とまれ! 1期
連載中漫画原作。原作未読です。
はっきり、導入部はテンプレートです。
が箏曲部というのは珍しい設定ですね。
導入部はともかく、これからの展開は
珍しい設定を活かしてくれるだろうこと
期待してみていましたが、
結局、各キャラの背景と青春展開も
落としてあげるのテンプレート。
特に部長のそれは
碇シンジに対する印象よりも怒りに震えてしまいます。
漫画は20巻も続いている人気作、のようですので
間違いはきっとないのでしょうが、
音楽ものはアニメの方がマッチするとは思うものの、
これは原作を読んだ方が幸せになれるんじゃないか?
とさえ思っちゃいます。絵も溶け出してるし。
P.A.WORKSオリジナルアニメ。お仕事シリーズ以外にも作ってるんだね。
まあ、当たり前だけどw「からくりサーカス」のような、
「天狼」のような、ジョジョのような。
設定は似た感じがあるけれど、展開はしっかりオリジナル。
妖精そのものではなく、
戦争のために作り上げられた妖精をまとった人間(妖精兵)が
戦争が終わった後の世界でどのように生きていくのか。
まだまだ謎の多い導入部だけれど、これが徐々に解明されつつ、
大きな世界の理の変化へとつながっていくのではないかと期待できます。
と言いつつ、すでに2ヶ月過ぎてます。
ようやく全土の事情も紹介されてる状態で、2期以降もあるのを前提にした
じっくりとした展開。なんだかまったり観ています。
現段階では幼馴染の件とか黒の魔法書とか国内闘争とか大戦中の禍根とか
伏線が張り巡らされていて、意識があちこちに巡らされ、
煙に巻かれてるんじゃないかと感じてしまいます。
P.A.WORKSですからね。しっかり伏線を回収して、すごい大作になる、
ことを期待して観続けるとは思います。
恨みと命の恩が大きな動機付けになっている二人の少女のお話が
物語の核なのは、間違いない、とは思うんだけどな。
ジョジョの「スタンドを利用した白熱のバトル展開」を土台に、
「弱い人を食い物にする悪を滅ぼそうとする崇高な思想」を根幹とした
スマートでわかりやすいアニメとは異なり、
妖精兵が売りのように番宣しているものの、スタンドのような
個性的な特徴にはほとんど触れられず、大戦後の混乱を
社会性のあるドラマ仕立てにしたような展開で、なんとなく
大人受けを目指しているのかな?と錯覚するような印象です。
感想からして迷走している通り、アニメ自体も迷走している、
そんな感じです。
今期は市ノ瀬加那さんのターンかな^^ダリフラ・イチゴ役で
一気に知名度あげたみたいですね。
・SHOW BY ROCK!! (1期)(再)
ロック大好き、ギター大好き女の子。引っ込み思案で
軽音部になかなか入部できないでいたが、スマホを経由して
異世界に飛ばされる。その世界では音楽が圧倒的パワーを持っており
彼女のギタースキルを活かせる世界だった。
制作サンリオ。普通の世界やシーンでは普通の作画だけれど
肝心の場面ではねんどろいど系3DCGに作画が変わり、
サンリオキャラを全面推し。
なんだか変わった世界観だけど、サンリオだからダークに
振られることはない安心感と、現時点の3DCGでは
ねんどろいどのようなキャラの方が自然に動くので、
なんとなく面白おかしくで観られます。
稲川英里さん、上坂すみれさん、沼倉愛美さん、佐倉綾音さん
でバンドを組み、演技も歌も結構いいです。
・真夜中のオカルト公務員
都内に人知れず跋扈する妖などの異形の存在・アナザー。
彼らは通常、人に干渉しない様に暮らしているが
稀にトラブルを起こし、人の社会に影響を与える。
これを収めるため各区に置かれた夜間地域交流課。
そこに一人の新人が配属された。彼には他の職員にはない
アナザーの言葉を理解するという特技を持っていた。
安倍晴明の生まれ変わりなのか、この新人公務員が
アナザーのトラブルを解決していく物語。
設定はいいんですが、
力を持っているようで持っていない主人公と
それに取り付くような変な神様が、
話の流れをおる、というか、
変な方向に持って行きすぎている感があります。
1話で見せた人情もの以上の欲をかかない方が
いいんじゃないでしょうかね。
夏目友人帳とか蟲師とか、いろいろライバル多いので、
何か大きなモチーフが必要なんでしょうが。
・反逆性ミリオンアーサー 2期
弱酸性ミリオンアーサーと共に再び。
なんか1期より面白く感じます。
ストーリーの中で、ギャグよりアーサー退治の比率が
上がったからかもしれません。
・八月のシンデレラナイン
女子硬式野球部のお話。
ずっと気になっていたところ、とうとう放映開始。
初心者が野球すると、まずは
こうなるのは当たり前ですよね。
ほのぼのした雰囲気から始まりましたが、
やはり、女子が野球をやる上での苦労から始まりました。
エンディングの槇原「どんなときも。」はあってますねえ。
演出がががが、作画ががががT^T
・冴えない彼女の育てかた(再)
完結ラノベ原作。劇場版のために再放送始めたので
見始めることにしました。#0でプロローグを放映後
本編開始。2期までやるんですかねえ。
まず、絵が綺麗。テレビアニメとはいえ、この位の
作画をしてくれないと、見続けるのは辛くなりますよね。
演出もスマートで綺麗に進んでいくんですけど、
主人公が急に気合い入れて叫びすぎるのが難点ですw
自分の好きな声の大西沙織さんと茅野愛衣さんが出てます。
鈍感ラブコメ。煮え切らないで保留するような
恋愛ものはJustBecause!と同じように、あまり好みではありません。
ただ、このアニメは、そうみせといてえの、という点が優秀です。
・群青のマグメル
中国漫画原作。
世界観、設定は面白い。
主人公もまずまずのキャラです。
未開の地がほぼなくなった現在において、
冒険が必要な新たな大陸を舞台にしたのは
成功じゃないでしょうか。
その開拓途中の新大陸で、探検家ではなく、
人助けを生業とするラクターへの依頼と
その仕事の過程と結果を通して、繰り広げられる
概ね1話ごとのヒューマンドラマです。
テンプレートのドラマですが、
流してみる分には堪えられないほどではないです。
作画は普通。
・機動戦士ガンダムAGE(再)
また、ガンダムを冠するのかー。
まあ、この出だしだと、パクリって言われかねないもんねw
結構世代をまたぐ大作なんですね。
ファーストガンダムでフラウ・ボゥの未来にがっかりした
フラウファンへの救済のために作ったのか?
と言ったら言い過ぎかも知れないほど、しっかりした世界観だけど、
主人公がアムロより幼く、そして不自然。とてもファーストには及びません。
ね、逆に比較されやすくなるんだから、もう、やめときましょうよ、
ガンダムで客寄せするのは。
・消滅都市
ゲーム原作。ヒロインに花澤香菜さん再び。
突如消滅した都市の謎を解く鍵を握る少女をめぐる
攻防の物語。誰が何の目的でどの様に行動するのか
誰が正義なのかを含めて、徐々に解き明かされていく
展開の様です。
作画は良い方だけど、いろいろな手法の組み合わせで
ちょっと落ち着かない。攻殻機動隊2.0の
とんでもない違和感、には遠いけれど。
音楽は川井憲次さん。男性陣の演技が、なんか、
キャラにあまりマッチしている様に思えないのも
キャストの割にどうしたんだという印象。
前期、revisionがあったので、設定がなんか被るのも
ちょっと。
・世話やきキツネの仙狐さん
アニメや漫画はリアルではできない
突拍子もない夢と願望を実現してくれるところが
いいところ、だと思うんですが、
これは、まさに、そういう欲望を
受け止めてくれるアニメ、と言えるでしょう。
なんとなく、これをどの程度受け入れられるかで
オタク度を測ることができる、ような気がします。
最後のスーパー仙狐さんでは
まさに一人称視点で、制作されていて
あなた自身がこの世界に浸れます。
さて、皆さんはどの程度、この世界に
萌えることができるでしょうか。
声優さんも豪華ですね。
和氣あずみさん、内田真礼さん、キタエリさん、佐倉綾音さん。
幸せな主人公役は諏訪部順一さん。
ここに諏訪部さんをキャスティングしたセンスがすごい^^
・女子かう生
セリフのない、女子高生の日常系アニメ。
まあ、なんか面白いんですが、これもちょっとお色気系です。
・のぶなが先生の幼妻
天正の時代の女性たちが、本当にこの様な倫理観を持っていたのか
しっかりした時代考証の上に成り立っているのだとしたら、
とても興味深い設定だけど、
まあ、そこまで考えずに、その時代の人が飛んできたとして
倫理観ギャップギャグを楽しむアニメ。
信長の妹お市は三国一の美女、と、時の権力者に阿っていたとしても
歌われていたのに対し、信長の正室・帰蝶には謎が多い。
想像上の設定だとしても、楽しめるフィクションだといいな、
信長ファンとしては。
ちなみに、漫画「ふたりぼっち」での信長と帰蝶のエピソードは
フィクションではあるけど、なかなか面白いな、と思っていますので、
うまくやってくれれば、このアニメも楽しめそうではあります。
・ぼくたちは勉強ができない
漫画原作。学園ラブコメ。
設定は前期の「五等分の花嫁」です。
「五等分の花嫁」の主人公は天才型で人格が
ちょっと崩れているのに対し、
こちらは普通に普通の人なのは良いです。
また、ヒロイン達もこちらの方が
目的と意思がはっきりしているので
勉強がテーマになっていることがブレないから
自然に見続けることができます。
ただ、ゆえに、あんまりお色気を優先せず、
ピュアな恋愛模様にしてくれた方がいいんじゃないかなあ。
そこだけ、ちょっと、アニオタにすり寄った感じがして
普通の位置に落ち着きました。
いや、ほぼほぼ全編お色気って、話がすり替わりすぎだろう。
題名の意味も「みだらな青ちゃん・・・」と同じ方向になってる。
そういう意図でネーミングしたのかい?原作者さん。
白石晴香さん、小さい女性の声を当てることが多いので
今回の古橋役は、そのギャップと相まって、
全く違う人に聞こえて新鮮です。
確かに緒方役の富田美憂さん、キャラに合ってるし
今回のこのキャスティングは成功じゃないでしょうか。
モガ〜の鈴代さんも「コトブキ」と同じように
元気なキャラ。これが本来の持ち味なんですね。
・ダイヤのA actII
おふざけも入ってますが、割とリアル路線の高校野球アニメ。
漫画原作。スポーツを題材にして、面白くならなければ
それはそれで大問題と思いますが、こちらは漫画でも定評があり
きちんと楽しめる野球アニメです。
ただ甲子園に行かなきゃドラマとしては成り立たないのかな。
夢を与えなきゃ、ですもんね。でも、そうではない
普通の高校球児達のドラマも、見てみたいです。
作画はいたって普通で、円盤買うのには悩みどころです。
・この音とまれ! 1期
連載中漫画原作。原作未読です。
はっきり、導入部はテンプレートです。
が箏曲部というのは珍しい設定ですね。
導入部はともかく、これからの展開は
珍しい設定を活かしてくれるだろうこと
期待してみていましたが、
結局、各キャラの背景と青春展開も
落としてあげるのテンプレート。
特に部長のそれは
碇シンジに対する印象よりも怒りに震えてしまいます。
漫画は20巻も続いている人気作、のようですので
間違いはきっとないのでしょうが、
音楽ものはアニメの方がマッチするとは思うものの、
これは原作を読んだ方が幸せになれるんじゃないか?
とさえ思っちゃいます。絵も溶け出してるし。
・チア男子!!(再)
まず、「アニマエール」と比べてしまいます。
共通点は主役が高所恐怖症なところくらいでしょうか。
チア男子の主人公も、素質は持っていましたが、
柔道を怪我で挫折した結果チアを始めようと思ったのに対し、
アニマエールの鳩谷こはねは、志や常の行いが、
応援そのものもで、その気持ちを生かせるチアへ
積極的に足を踏み出しています。
なので、アニマエールの方が明るい出だしで好感が持てます。
そして、チア男子はガチのスポーツとしてのめりこむようです。
でも、アニマエールは身の丈にあった精一杯の頑張りで
周りの人たちを明るくしていきます。
男子女子の別はあるにしても、チアに対して
ネガティブから入るかポジティブから入るかで
冒頭からだいぶイメージが変わってくるものだなと思いました。
自分はアニマエールの方が好みです。
暖かくなれる度合いが上だからです。
さらに各キャラの青春ストーリーも、この音とまれ!と同様、
下げて上げるのテンプレで、ちょっとうんざりです。
「つるね」の双子は救いようがなく、アニメ、というか弓道の
品位を下げかねない勢いでしたので、
最終的に持ち上げた方が良いのは
娯楽としてわかるんですが、
もうちょっと恥ずかしくない形で、見せてくれないかなあ、
プロフェッショナルなんだから、と、
ついつい、厳しめに思っちゃいます。
この音とまれ!も同様です。
対して「アニマエール」のひづめも下げて上がるんだけれど、
こんなに嫌な気持ちに視聴者をさせないで、
青春をさらっと軽やかに感じさせてくれる演出は
今思うと実はすごいことだったんですね。
・ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!
ストライクウィッチーズの日常をコミカルに描く
スピンオフアニメ。ファンでないと辛いかも。
まあ、なんとなく面白いんですけどね。
15分アニメ。
☆☆
・なんでここに先生が!?
エロギャグアニメ。割とはっきりエロなんですがw
原作読んでる時から普通の少年漫画の一線を
越えた感じなので、好みは分かれるかもしれませんね。
エピソードに意表を突かれるのも最初だけ。
高校教師と男子生徒の普通に18禁エロアニメ。
てか、モザイクかかってないことを期待して
円盤買う人のための宣伝放映?とさえ感じます。
・みだらな青ちゃんは勉強ができない
完結している漫画原作。
官能小説家の父が付けた名前のせいで
小学校時代にトラウマになり、男性恐怖症・ボッチ志向、
ガリ勉に逃げていた女子高生の学園ラブコメディ。
ガリ勉が性に目覚めて、身を持ち崩すシナリオ
と言ったら身もふたもないか^^;
脚本の横手美智子さんの手腕に期待。
頑張れ青ちゃん。
ヒロインは和氣あず未さん。
アニメイズム枠で15分アニメ。
「川柳少女」との2本立て。
正直、川柳少女とは別のところでやってくれ。
「なんでここに先生が!」とか「のぶながの・・」とか
と組み合わせてしっかり深夜枠でアダルトとしてやればいいのに。
・ARP AFTER SCHOOL PARADISE
バーチャル3Gキャラクター男性4人のユニットARP。
彼らのライブ活動を紹介していくアニメ。
初音ミクなら続けてみたかもしれないけど、
自分はパスかな。女性向けと言えるかと。
5分アニメ。1話目で紹介された楽曲、
自分好みではありませんでした。
・この世の果てで恋を歌う少女YU-NO
観るに堪えないことを理由に
実際に視聴をやめたのはこれだけかな。
お下劣なシュタゲ。
アダルトゲーム原作。会話はアダルトだけど、
このアニメは18禁までにはしてません。
4話まで観ましたが、
脚本も演出もストーリーも
つまらないです。
作画は普通、かな。
CGは進歩しているけどセル画はどんどん劣化している気がする。
まず、「アニマエール」と比べてしまいます。
共通点は主役が高所恐怖症なところくらいでしょうか。
チア男子の主人公も、素質は持っていましたが、
柔道を怪我で挫折した結果チアを始めようと思ったのに対し、
アニマエールの鳩谷こはねは、志や常の行いが、
応援そのものもで、その気持ちを生かせるチアへ
積極的に足を踏み出しています。
なので、アニマエールの方が明るい出だしで好感が持てます。
そして、チア男子はガチのスポーツとしてのめりこむようです。
でも、アニマエールは身の丈にあった精一杯の頑張りで
周りの人たちを明るくしていきます。
男子女子の別はあるにしても、チアに対して
ネガティブから入るかポジティブから入るかで
冒頭からだいぶイメージが変わってくるものだなと思いました。
自分はアニマエールの方が好みです。
暖かくなれる度合いが上だからです。
さらに各キャラの青春ストーリーも、この音とまれ!と同様、
下げて上げるのテンプレで、ちょっとうんざりです。
「つるね」の双子は救いようがなく、アニメ、というか弓道の
品位を下げかねない勢いでしたので、
最終的に持ち上げた方が良いのは
娯楽としてわかるんですが、
もうちょっと恥ずかしくない形で、見せてくれないかなあ、
プロフェッショナルなんだから、と、
ついつい、厳しめに思っちゃいます。
この音とまれ!も同様です。
対して「アニマエール」のひづめも下げて上がるんだけれど、
こんなに嫌な気持ちに視聴者をさせないで、
青春をさらっと軽やかに感じさせてくれる演出は
今思うと実はすごいことだったんですね。
・ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!
ストライクウィッチーズの日常をコミカルに描く
スピンオフアニメ。ファンでないと辛いかも。
まあ、なんとなく面白いんですけどね。
15分アニメ。
☆☆
・なんでここに先生が!?
エロギャグアニメ。割とはっきりエロなんですがw
原作読んでる時から普通の少年漫画の一線を
越えた感じなので、好みは分かれるかもしれませんね。
エピソードに意表を突かれるのも最初だけ。
高校教師と男子生徒の普通に18禁エロアニメ。
てか、モザイクかかってないことを期待して
円盤買う人のための宣伝放映?とさえ感じます。
・みだらな青ちゃんは勉強ができない
完結している漫画原作。
官能小説家の父が付けた名前のせいで
小学校時代にトラウマになり、男性恐怖症・ボッチ志向、
ガリ勉に逃げていた女子高生の学園ラブコメディ。
ガリ勉が性に目覚めて、身を持ち崩すシナリオ
と言ったら身もふたもないか^^;
脚本の横手美智子さんの手腕に期待。
頑張れ青ちゃん。
ヒロインは和氣あず未さん。
アニメイズム枠で15分アニメ。
「川柳少女」との2本立て。
正直、川柳少女とは別のところでやってくれ。
「なんでここに先生が!」とか「のぶながの・・」とか
と組み合わせてしっかり深夜枠でアダルトとしてやればいいのに。
・ARP AFTER SCHOOL PARADISE
バーチャル3Gキャラクター男性4人のユニットARP。
彼らのライブ活動を紹介していくアニメ。
初音ミクなら続けてみたかもしれないけど、
自分はパスかな。女性向けと言えるかと。
5分アニメ。1話目で紹介された楽曲、
自分好みではありませんでした。
・この世の果てで恋を歌う少女YU-NO
観るに堪えないことを理由に
実際に視聴をやめたのはこれだけかな。
お下劣なシュタゲ。
アダルトゲーム原作。会話はアダルトだけど、
このアニメは18禁までにはしてません。
4話まで観ましたが、
脚本も演出もストーリーも
つまらないです。
作画は普通、かな。
CGは進歩しているけどセル画はどんどん劣化している気がする。
☆
番外(面白くない、というより、自分の守備範囲外なだけ)
・ピカイア!
純粋なアニメではなく、実写も混じえた教育番組。
カンブリア紀に起きたカンブリア爆発、
そしてそこで大量に発生した多様な生物を子供に分かりやすい
物語仕立てで作成した番組です。
子供向け教育番組ですが、
内容的には、大人が観ても勉強になる番組です。
絵柄は子供向けな感じですが、普通に良いです。
音楽も良い。アニメ終了後の実写での解説も面白いです。
15分番組。NHK Eテレ。
・リトルチャロ
日本のワンちゃん・チロがアメリカで迷子に。
チロは日本語を喋りますが、頑張って英語での会話を試みます。
基本は英語音声、日本語字幕。
自分的にはストーリーを楽しむ、というより、
英語学習のために見るようなアニメ
・パウ・パトロール
結構昔からある海外アニメ。日本ではいまだに3DCGで
迷走している感じだけど、海外ではこの手のアニメーションが
だいぶ普及してますよね。
日本ではこの絵柄、あまり流行らないのかな。
この前までやってたスペースバグとか少数派ですね。
ワンちゃんが色々なトラブルを解決するストーリーで
子供に安心して観せられるアニメです。
番外(面白くない、というより、自分の守備範囲外なだけ)
・ピカイア!
純粋なアニメではなく、実写も混じえた教育番組。
カンブリア紀に起きたカンブリア爆発、
そしてそこで大量に発生した多様な生物を子供に分かりやすい
物語仕立てで作成した番組です。
子供向け教育番組ですが、
内容的には、大人が観ても勉強になる番組です。
絵柄は子供向けな感じですが、普通に良いです。
音楽も良い。アニメ終了後の実写での解説も面白いです。
15分番組。NHK Eテレ。
・リトルチャロ
日本のワンちゃん・チロがアメリカで迷子に。
チロは日本語を喋りますが、頑張って英語での会話を試みます。
基本は英語音声、日本語字幕。
自分的にはストーリーを楽しむ、というより、
英語学習のために見るようなアニメ
・パウ・パトロール
結構昔からある海外アニメ。日本ではいまだに3DCGで
迷走している感じだけど、海外ではこの手のアニメーションが
だいぶ普及してますよね。
日本ではこの絵柄、あまり流行らないのかな。
この前までやってたスペースバグとか少数派ですね。
ワンちゃんが色々なトラブルを解決するストーリーで
子供に安心して観せられるアニメです。
・ラビッツインベージョン
ディズニー。得意のCGアニメ。宇宙からの侵略者だし
ピングーのように理解不能な言語でわめきながら、
地球生活を楽しんでいる様子を見るアニメ。
言葉のいらないドタバタギャグアニメなので、
小さいお子様には受けそう。
・ぼくらベアベアーズ
海外アニメ。可愛いクマさんたちの巻き起こすギャグアニメ
良い子向け。良い子にはいいんじゃないですか?
・フリージ
UAEから来た海外アニメ。ディズニー・ピクサー、「スペースバグ」
と同じような作画。とても優秀です。
こういう絵柄だと好意的に人形劇と言えると思いますが
それでもアニメはアニメです。セル画至上主義は敬遠した方が良いでしょう。
それにイスラム文化の日常系ギャクアニメなので、
笑いどころが難しいかもしれません。
・スーパーブック セカンドシーズン
フリージを描いたので、一応聖書をアニメ化した
当アニメも並べておきましょう。
あのとっつきにくい聖書がアニメで見れるのですから
わかりやすいってもんです。
古事記とかもしっかりアニメ化すると楽しそうなんですがね。
・爆丸バトルプラネット
ばくまる、じゃなくて、ばくがん、なんですね。
その爆丸というおもちゃが原作。
おもちゃの紹介、おもちゃの魅力を伝えるアニメ。
このおもちゃで遊んでいる少年少女たちには
外せないアニメでしょうね。
自分は守備範囲外なんで、多分感想書けるところまで
見続けることは難しいかな。
でも、作画はいいですよ。
また、高橋李依さんの少年役、上手!!知らなかった^^;
・なむあみだ仏っ
結構面白いです。
女性向けハーレムアニメなんですが、
しばらく流し見る予定です。
・幕末カレシ
女性向けハーレムゲームのアニメ化2期。
混乱した時系列を整えるため、歴史上の維新の英雄が
活躍する物語。対象の方には受けると思います。
ディズニー。得意のCGアニメ。宇宙からの侵略者だし
ピングーのように理解不能な言語でわめきながら、
地球生活を楽しんでいる様子を見るアニメ。
言葉のいらないドタバタギャグアニメなので、
小さいお子様には受けそう。
・ぼくらベアベアーズ
海外アニメ。可愛いクマさんたちの巻き起こすギャグアニメ
良い子向け。良い子にはいいんじゃないですか?
・フリージ
UAEから来た海外アニメ。ディズニー・ピクサー、「スペースバグ」
と同じような作画。とても優秀です。
こういう絵柄だと好意的に人形劇と言えると思いますが
それでもアニメはアニメです。セル画至上主義は敬遠した方が良いでしょう。
それにイスラム文化の日常系ギャクアニメなので、
笑いどころが難しいかもしれません。
・スーパーブック セカンドシーズン
フリージを描いたので、一応聖書をアニメ化した
当アニメも並べておきましょう。
あのとっつきにくい聖書がアニメで見れるのですから
わかりやすいってもんです。
古事記とかもしっかりアニメ化すると楽しそうなんですがね。
・爆丸バトルプラネット
ばくまる、じゃなくて、ばくがん、なんですね。
その爆丸というおもちゃが原作。
おもちゃの紹介、おもちゃの魅力を伝えるアニメ。
このおもちゃで遊んでいる少年少女たちには
外せないアニメでしょうね。
自分は守備範囲外なんで、多分感想書けるところまで
見続けることは難しいかな。
でも、作画はいいですよ。
また、高橋李依さんの少年役、上手!!知らなかった^^;
・なむあみだ仏っ
結構面白いです。
女性向けハーレムアニメなんですが、
しばらく流し見る予定です。
・幕末カレシ
女性向けハーレムゲームのアニメ化2期。
混乱した時系列を整えるため、歴史上の維新の英雄が
活躍する物語。対象の方には受けると思います。
2019年6月1日土曜日
感想INDEX 2019年6月版
整理、インデックス化、覚書。逐次更新。
※※※ アニメ聖地巡礼 ※※※※※※※※※※※※※※※
・鹿島神宮
・江島神社
※※※ アニソン感想 ※※※※※※※※※※※※※※※
・2018年秋
・2018年夏OP
・2018年夏ED
※※※ アニメ感想 ※※※※※※※※※※※※※※※
☆の数順。同じ☆の数内はあいうえお順。
☆☆☆☆☆
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
・ウォーリー(映画)
・Angel Beats!
・終物語
・終物語SP
・カールじいさんの空飛ぶ家(映画)
・刀語
・傾物語
・機動戦士ガンダム
・黒子のバスケ
・けいおん!!
・ケムリクサ
・恋物語
・攻殻機動隊(映画)
・ゴブリンスレイヤー
・さよならの朝に約束の花をかざろう(映画)
・SHIROBAKO
・青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
・ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
・宇宙よりも遠い場所
・ダーリン・イン・ザ・フランキス
・TARI TARI
・憑物語
・天空の城ラピュタ(映画)
・true tears
・猫物語(白)
・化物語
・ヒナまつり
・秒速5センチメートル
・魔法少女まどか☆マギカ
・やがて君になる
・やはり俺の青春ラブコメは間違っている。
・ヤマノススメ
・結城友奈は勇者である 結城友奈の章
・結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章
☆☆☆☆
・あそびあそばせ
・AKIRA(映画)
・アニマエール!
・アップルシード(映画)
・甘々と稲妻
・イノセンス(映画)
・色づく世界の明日から
・上野さんは不器用
・うちのメイドがウザすぎる
・エヴァンゲリヲン新劇場版(映画)
・エロマンガ先生
・えんどろ〜!
・囮物語
・鬼物語
・ガールズ&パンツァー
・ガールズ&パンツァー 劇場版
・カウボーイビバップ
・かぐや様は告らせたい
・風が強く吹いている
・神様はじめました。◎
・君の名は。(映画)
・キルラキル
・雲の向こう、約束の場所(映画)
・SSSS.GRIDMAN
・けいおん!
・けものフレンズ
・恋は雨上がりのように
・荒野のコトブキ飛行隊
・ゴールデンカムイ
・ゴールデンカムイ2期
・心が叫びたがってるんだ(映画)
・刻刻
・言の葉の庭(映画)
・この素晴らしい世界に祝福を!
・この素晴らしい世界に祝福を!2
・この世界の片隅に(映画)
・このはな綺譚
・暦物語
・サクラクエスト
・殺戮の天使
・サムライチャンプルー
・四月は君の嘘
・シュタインズゲート
・少女終末旅行
・ゾンビランドサガ
・進撃の巨人 ファーストシーズン(映画)
・だがしかし
・DOUBLE DECKER! ダグ&キリル
・月がきれい
・ティム・バートンのコープスブライド(映画)
・転生したらスライムだった件
・時をかける少女(映画)
・刀使の巫女
・長門有希ちゃんの消失
・茄子 アンダルシアの夏(映画)
・七つの大罪 戒めの復活
・猫物語(黒)
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン
・ハイスクール・フリート
・ハイスコアガール
・はたらく細胞
・バッカーノ!
・BackStreetGirls ゴクドルズ
・ハクメイとミコチ
・花咲くいろは
・花咲くいろは HOME SWEET HOME(映画)
・花物語
・はねバド!
・ハッピーシュガーライフ
・パプリカ(映画)
・ひそねとまそたん
・ひとりぼっちの〇〇生活
・踏切時間
・BLOOD THE LAST VAMPIRE(映画)
・プラネット・ウィズ
・ベルセルク 2作目1期2期
・宝石の国
・マナリアフレンズ
・魔法科高校の劣等生
・メルクストーリア
・モブサイコ100 II
・約束のネバーランド 1期
・ヤマノススメ サードシーズン
・結城友奈は勇者である 勇者の章
・ゆるキャン△
・ようじょしぇんき(ミニアニメ)
・ラブライブ!サンシャイン!!2期
・ReLIFE
・RELEASE THE SPYCE
・lain
・若おかみは小学生
・私に天使が舞い降りた!
☆☆☆
・あかねさす少女
・アニメガタリズ
・APPLESEED EX MACHINA(映画)
・アンゴルモア元寇合戦記
・異世界カルテット
・異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
・伊藤潤二コレクション
・いばらの王 King of Thorn(映画)
・妹さえいればいい
・INGRESS THE ANIMATION
・宇宙戦艦ティラミス2
・ウマ娘プリティーダービー
・AIR
・桜花忍法帖 バジリスク新章
・おしえて魔法のペンデュラム〜リルリルフェアリル〜
・大人の一休さん
・ヲタクに恋は難しい
・学園ベビーシッターズ
・賭ケグルイ
・神様はじめました
・からかい上手の高木さん
・艦隊これくしょんー艦これー
・機動戦士Zガンダム
・キノの旅
・きみの声をとどけたい(映画)
・キリングバイツ
・クズの本懐
・けいおん!(映画)
・軒轅剣・蒼き曜
・聲の形(映画)
・五等分の花嫁
・こみっくがーるず
・ささめきこと
・サマーウォーズ(映画)
・さらざんまい
・ざんねんないきもの事典
・実験品家族
・邪神ちゃんドロップキック
・重神機パンドーラ
・シュタインズゲートゼロ
・スペースバグ
・スロウスタート
・ソードアート・オンライン アリシゼーション(前)
・多田くんは恋をしない
・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
・ちおちゃんの通学路
・つうかあ
・ツルネー風舞高校弓道部ー
・デスマーチからはじまる異世界狂奏曲
・でびどる!
・デビルズライン
・天狼 Sirius the Jaeger
・とある魔術の禁書目録III
・東京喰種RE:
・同居人はひざ、時々、頭のうえ。
・となりの吸血鬼さん
・偽物語
・ネト充のススメ
・バキ
・ぱすてるメモリーズ
・働くお兄さん!
・BANANA FISH
・百錬の覇王と聖約の戦乙女
・はるかなレシーブ
・叛逆性ミリオンアーサー
・BanG Dream!
・BanG Dream! 2nd season
・BEATLESS
・BEATLESS FinalStage
・ピアノの森
・火ノ丸相撲
・干物妹うまるちゃんR
・ひもてはうす
・ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン
・ブギーポップは笑わない
・フルメタル・パニックinvisible victory
・フルメタル・パニックふもっふ
・文豪ストレイドッグス
・ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
・僕の彼女がまじめすぎるしょびっちな件
・ポプテピピック
・魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(映画)
・魔法少女サイト
・魔法少女特殊戦あすか
・魔法使いの嫁
・真夜中のオカルト公務員
・みにとじ
・焼肉店センゴク
・やはり俺の青春ラブコメは間違っている。続
・闇芝居
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士
・夜は短し歩けよ乙女(映画)
・ラーメン大好き小泉さん
・ラブライブ!サンシャイン!!
・りゅうおうのおしごと!
・LOST SONG
☆☆
・アイドリッシュセブン
・ISLAND
・悪偶 -天才人形-
・雨色ココアsideG
・いつだって僕らの恋は10cmだった
・いぬやしき
・W's《ウィズ》
・打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
・エガオノダイカ(1) (2)
・大人の防具屋さん
・お前はまだグンマを知らない
・俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
・音楽少女
・陰陽師・平安物語
・ガーリー・エアフォース
・寄宿学校のジュリエット
・京都寺町三条のホームズ
・銀河英雄伝説
・クジラの子らは砂上に歌う
・グランクレスト戦記
・グリムノーツ
・恋と嘘
・攻殻機動隊V2.0
・Code:Realize 創世の姫君
・狐狸の歌
・CONCEPTION
・サークレット・プリンセス
・七星のスバル
・citrus
・Just Because!
・少女☆歌劇 レビュースターライト
・消滅都市
・スタミュ 1期
・すのはら荘の管理人さん
・3D彼女リアルガール
・閃乱カグラ 東京妖魔編
・その時、カノジョは。
・ソラとウミのアイダ
・刻越えのデリダ
・ドメスティックな彼女
・なむあみだ仏っ!
・ヴァーチャルさんは見ている
※※※ アニメ聖地巡礼 ※※※※※※※※※※※※※※※
御朱印の旅
・諏訪大社・鹿島神宮
・江島神社
※※※ アニソン感想 ※※※※※※※※※※※※※※※
アニメオープニング・エンディングお気に入り楽曲
・2019年春
・2019年冬・2019年春
・2018年秋
・2018年夏OP
・2018年夏ED
※※※ アニメ感想 ※※※※※※※※※※※※※※※
☆の数順。同じ☆の数内はあいうえお順。
☆☆☆☆☆
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
・ウォーリー(映画)
・Angel Beats!
・終物語
・終物語SP
・カールじいさんの空飛ぶ家(映画)
・刀語
・傾物語
・機動戦士ガンダム
・黒子のバスケ
・けいおん!!
・ケムリクサ
・恋物語
・攻殻機動隊(映画)
・ゴブリンスレイヤー
・さよならの朝に約束の花をかざろう(映画)
・SHIROBAKO
・青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
・ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
・宇宙よりも遠い場所
・ダーリン・イン・ザ・フランキス
・TARI TARI
・憑物語
・天空の城ラピュタ(映画)
・true tears
・猫物語(白)
・化物語
・ヒナまつり
・秒速5センチメートル
・魔法少女まどか☆マギカ
・やがて君になる
・やはり俺の青春ラブコメは間違っている。
・ヤマノススメ
・結城友奈は勇者である 結城友奈の章
・結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章
☆☆☆☆
・あそびあそばせ
・AKIRA(映画)
・アニマエール!
・アップルシード(映画)
・甘々と稲妻
・イノセンス(映画)
・色づく世界の明日から
・上野さんは不器用
・うちのメイドがウザすぎる
・エヴァンゲリヲン新劇場版(映画)
・エロマンガ先生
・えんどろ〜!
・囮物語
・鬼物語
・ガールズ&パンツァー
・ガールズ&パンツァー 劇場版
・カウボーイビバップ
・かぐや様は告らせたい
・風が強く吹いている
・神様はじめました。◎
・君の名は。(映画)
・キルラキル
・雲の向こう、約束の場所(映画)
・SSSS.GRIDMAN
・けいおん!
・けものフレンズ
・恋は雨上がりのように
・荒野のコトブキ飛行隊
・ゴールデンカムイ
・ゴールデンカムイ2期
・心が叫びたがってるんだ(映画)
・刻刻
・言の葉の庭(映画)
・この素晴らしい世界に祝福を!
・この素晴らしい世界に祝福を!2
・この世界の片隅に(映画)
・このはな綺譚
・暦物語
・サクラクエスト
・殺戮の天使
・サムライチャンプルー
・四月は君の嘘
・シュタインズゲート
・少女終末旅行
・ゾンビランドサガ
・進撃の巨人 ファーストシーズン(映画)
・だがしかし
・DOUBLE DECKER! ダグ&キリル
・月がきれい
・ティム・バートンのコープスブライド(映画)
・転生したらスライムだった件
・時をかける少女(映画)
・刀使の巫女
・長門有希ちゃんの消失
・茄子 アンダルシアの夏(映画)
・七つの大罪 戒めの復活
・猫物語(黒)
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン
・ハイスクール・フリート
・ハイスコアガール
・はたらく細胞
・バッカーノ!
・BackStreetGirls ゴクドルズ
・ハクメイとミコチ
・花咲くいろは
・花咲くいろは HOME SWEET HOME(映画)
・花物語
・はねバド!
・ハッピーシュガーライフ
・パプリカ(映画)
・ひそねとまそたん
・ひとりぼっちの〇〇生活
・踏切時間
・BLOOD THE LAST VAMPIRE(映画)
・プラネット・ウィズ
・ベルセルク 2作目1期2期
・宝石の国
・マナリアフレンズ
・魔法科高校の劣等生
・メルクストーリア
・モブサイコ100 II
・約束のネバーランド 1期
・ヤマノススメ サードシーズン
・結城友奈は勇者である 勇者の章
・ゆるキャン△
・ようじょしぇんき(ミニアニメ)
・ラブライブ!サンシャイン!!2期
・ReLIFE
・RELEASE THE SPYCE
・lain
・若おかみは小学生
・私に天使が舞い降りた!
☆☆☆
・あかねさす少女
・アニメガタリズ
・APPLESEED EX MACHINA(映画)
・アンゴルモア元寇合戦記
・異世界カルテット
・異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
・伊藤潤二コレクション
・いばらの王 King of Thorn(映画)
・妹さえいればいい
・INGRESS THE ANIMATION
・宇宙戦艦ティラミス2
・ウマ娘プリティーダービー
・AIR
・桜花忍法帖 バジリスク新章
・おしえて魔法のペンデュラム〜リルリルフェアリル〜
・大人の一休さん
・ヲタクに恋は難しい
・学園ベビーシッターズ
・賭ケグルイ
・神様はじめました
・からかい上手の高木さん
・艦隊これくしょんー艦これー
・機動戦士Zガンダム
・キノの旅
・きみの声をとどけたい(映画)
・キリングバイツ
・クズの本懐
・けいおん!(映画)
・軒轅剣・蒼き曜
・聲の形(映画)
・五等分の花嫁
・こみっくがーるず
・ささめきこと
・サマーウォーズ(映画)
・さらざんまい
・ざんねんないきもの事典
・実験品家族
・邪神ちゃんドロップキック
・重神機パンドーラ
・シュタインズゲートゼロ
・スペースバグ
・スロウスタート
・ソードアート・オンライン アリシゼーション(前)
・多田くんは恋をしない
・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
・ちおちゃんの通学路
・つうかあ
・ツルネー風舞高校弓道部ー
・デスマーチからはじまる異世界狂奏曲
・でびどる!
・デビルズライン
・天狼 Sirius the Jaeger
・とある魔術の禁書目録III
・東京喰種RE:
・同居人はひざ、時々、頭のうえ。
・となりの吸血鬼さん
・偽物語
・ネト充のススメ
・バキ
・ぱすてるメモリーズ
・働くお兄さん!
・BANANA FISH
・百錬の覇王と聖約の戦乙女
・はるかなレシーブ
・叛逆性ミリオンアーサー
・BanG Dream!
・BanG Dream! 2nd season
・BEATLESS
・BEATLESS FinalStage
・ピアノの森
・火ノ丸相撲
・干物妹うまるちゃんR
・ひもてはうす
・ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン
・ブギーポップは笑わない
・フルメタル・パニックinvisible victory
・フルメタル・パニックふもっふ
・文豪ストレイドッグス
・ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
・僕の彼女がまじめすぎるしょびっちな件
・ポプテピピック
・魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(映画)
・魔法少女サイト
・魔法少女特殊戦あすか
・魔法使いの嫁
・真夜中のオカルト公務員
・みにとじ
・焼肉店センゴク
・やはり俺の青春ラブコメは間違っている。続
・闇芝居
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士
・夜は短し歩けよ乙女(映画)
・ラーメン大好き小泉さん
・ラブライブ!サンシャイン!!
・りゅうおうのおしごと!
・LOST SONG
☆☆
・アイドリッシュセブン
・ISLAND
・悪偶 -天才人形-
・雨色ココアsideG
・いつだって僕らの恋は10cmだった
・いぬやしき
・W's《ウィズ》
・打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
・エガオノダイカ(1) (2)
・大人の防具屋さん
・お前はまだグンマを知らない
・俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
・音楽少女
・陰陽師・平安物語
・ガーリー・エアフォース
・寄宿学校のジュリエット
・京都寺町三条のホームズ
・銀河英雄伝説
・クジラの子らは砂上に歌う
・グランクレスト戦記
・グリムノーツ
・恋と嘘
・攻殻機動隊V2.0
・Code:Realize 創世の姫君
・狐狸の歌
・CONCEPTION
・サークレット・プリンセス
・七星のスバル
・citrus
・Just Because!
・少女☆歌劇 レビュースターライト
・消滅都市
・スタミュ 1期
・すのはら荘の管理人さん
・3D彼女リアルガール
・閃乱カグラ 東京妖魔編
・その時、カノジョは。
・ソラとウミのアイダ
・刻越えのデリダ
・ドメスティックな彼女
・なむあみだ仏っ!
・ヴァーチャルさんは見ている
☆
・王様ゲーム
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