2018年7月7日土曜日

実験品家族

実験品家族  総合:☆☆☆

香港の漫画家が描く台湾コミックのアニメ化。11話完結。最終話を除き1話15分程度で残りの半分は声優さんたちの製作裏話で構成されています。原作は未読です。

・ストーリー
マッドサイエンティストの子供として生まれ、改造人間にされてしまった5人の兄弟姉妹が、両親の逮捕により、子供たちだけで世間に放り出されて悪戦苦闘する日常を描いています。4人目と末っ子以外は見た目からして人じゃなくなってしまうのに、割と半端に彼らを世間が受け入れているところが不思議です。彼らが戦うのは世間ではなく思いやりの上に成り立つ身内同士なのかもしれません。

・演出
アニメ向きでしょう。
しかし、ここで終わり、はないでしょう。続きありきでのシーズン終了はあまり好きではありません。その上、本当に続きがあるのかもわからないっていうのはいかがなものでしょうか。内容は☆4なのですが、結局、作品として完結していませんので☆を一つ落としています。ひょっとして視聴率の問題で打ち切り?てくらい、ちょっと唐突だなあ。

・作画
パステル調のカラーがいい感じです。可愛い女の子がおぞましい化け物に変わるところなど、流石に中華系のアニメ制作会社、思い切った表現です。

・音楽
サントラも印象的ですし、OP/EDも共に良いです。

・演技
ま、早見沙織さんですかね。

せっかく、好きなアニメだったのに、最後がひどい。

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